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ピチット

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
keian 2009-7-29 7:54
下内屋さんは、金物店と看板をあげてみえますが、なんでもあります。
古くからあるものにも寛大ですし、新しいものにも敏感です。
平成にはいってすぐに、昭和電工というところが、<ピチット>と脱水シートを発売したときに、<一番につかってみやあ>と試供品をくださいました。
高価なものでしたので、もったいなくて、なかなか使えませんでした。
一番に使ってみることはできませんでしたが、今回は一番使いやすい料理を伝授します。

老人と海という、ヘミングウエイの名作がありますが、それに出てくる魚は、<かじき>
です。かじきはまぐろの仲間ですが、まぐろと違うところは、白身に近いことです。
これは、刺身用に短冊で売られていますので、骨と皮がありません。そのままで、食べられます。ただ、値段のお安いものは、若干のことながら、水っぽかったり,筋っぽいことがあります。
ピチットにつつんでおきますと、透明になったようで、鮮度抜群の歯ごたえに近くなります。生臭みが消えて、水分が取れた分だけ、調味料の含みがよくなるとは、メーカーの言い分です。正しいのですが、つい欲かけたり、忘れたりすると、干物製造になってしまうところが、アカン。そこで、マイルドタイプもスーパータイプも発売されてます。
私の独断では、挟んである水あめと昆布状のフィリングの量の差に思えます。
これで、英子さんは豆腐の水切りをなさるときき、きっぷのよさに感激。
私は、かじきをつつみます。
さわってみて、弾力を感じたら、細長く切ります。包丁の修行をしていない主婦でも、見事に切れます。フライにします。タルタルソースとレモンを添えてね。
ポテトチップスを添えたら、イギリス人になったつもりで<フイッシュアンドチップス>と気取らないで塩と酢で食べましょうか?
ところで、ヘミングウエイのお孫さんのマーゴさんが、アオハタのマーマレードのCMに出ていましたが、いまはどうしているのかな?
 
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