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焼きカレーって、余熱かな?予熱かな?

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
keian 2013-12-8 23:42
 焼きカレーって、ブログのファンのみなさまはご存知でしたか?
食べたことがあっても、つくったことはないわというメールをいただいておりますが、ケイアンは、作り方の見当はついても、食べたことがありません。
 発祥は、北九州市の門司港栄町銀天街の山田屋という和食の店ですが、今は営業されておりません。5件ほどの店が、それにちなんで、名物として
名をあげています。
 その5件には入りませんが、日本郵船食堂ビルの<浜司>という店の
<中身はお好きになんでもカレー>を1985年から、師の村上祥子のレシピで作り続けています。
 カレーソースを上手につくっておけば、中身はお好きにと、一人分づつ、
具を工夫して、土鍋でひと煮して、卵をポンと落として余熱で半熟にしあげます。
 これを、土鍋でなくて、グラタン皿で、卵でなく、薄いホワイトソースを流したり、チーズをのせたりしてオーブンで焼いたものが<焼きカレー>です。カレーとチーズの組み合わせは、海上自衛隊<掃海艦はちじょう>のメニューにもありますが、こちらは、大鍋に直接入れて煮ています。

 (*^。^*)冷凍食品コーナーにあるわとメールを下さった方もおみえです。
ありがとうございます。
 
 一人分づつ仕上げるには、オーブンが便利です。
オーブンは、たいていの場合は、事前に予熱といって、庫内の温度を上げておく必要があります。また、庫内が大きいほど、光熱費はかかりますが、
余熱が効くので、場合によっては、お客様にお出しする時間を20分くらいは稼げる利点があります。
 また、フライパンでハンバーグを焼くのではなく、まとめて、オーブンで焼くとメールをいただきました。なるほど、メールの主は仕事のできる女性。木村政雄氏の初代秘書です。できる女性は家庭的です。焼きカレーの逆転発想かな?

 焼きカレーの焦げたような香ばしい旨味は、鍋肌と空気に触れることにあります。
35年前に、ケイアンを<金太郎ちゃん>と呼んで可愛がってくださった大嶋のおばちゃんは、カレーをフライパンでつくっていました。
大正生まれのできる女性でしたから、料理の理<ことわり>を体験的に知っていらしたのかな? 

 最後に、仕事のできる女性は、時間のつかいかたが上手です。
彼女の余熱利用の秘密兵器はこれです。28センチの鍋をすっぽりかぶせるそうです、真綿が入っていて、座布団もあるそうです。
料理のできる女性は、裁縫もできるのでしょうか?
ケイアンは、まっすぐに縫う布巾と雑巾しかできませんので、羨ましいかぎりです。ふくろ
 
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