カレーは甘口?辛口?

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
keian 2015-7-30 6:08
 暑さで、食欲がありません。
スパイシーな料理で元気回復。
 カレーの辛口、甘口は砂糖の量ではありません。
チリ=唐辛子の質と量できまります。
 唐辛子の学名は<カプシクム>です。
ちなみに、ピリピリはスワヒリ語で辛いことをあらわします。
 コロンブスの目的は、ジパングの黄金、インドのこしょうでしたが、
スペインや、ポルトガルで、こしょうは栽培できませんでした。唐辛子は栽培できました。風土になじみやすく、栽培しやすいのです。
唐辛子は、なんとも愛嬌のある形ですから、箸置きの意匠になります。小さな鉢植えでも、育ちます。桂庵でも、入り口の一輪挿しに挿すこともあります。

 辛さは唐辛子でも、香りはスパイスの調合、色はターメリックで決まります。
スパイスの調合、あまりに多くの種類で戦意喪失。よけいに熱くなるどころか、暑くなりませんか?
 ケイアンは、年子の娘たちのヤマハ音楽教室の付き添いの1年間。
毎週火曜日は、カレーの日に決めていました。そして、同じカレーは作らないと決めていました。市販のカレールウも全種類試しましたし、朝岡香辛料のスパイスも焙煎、缶の中に入れて、毎日転がすという熟成もしました。
とろみとコクの欧風カレーから、シンプルかつ刺激的なインド風カレーで、娘たちは育ちました。
 基本的にホールスパイスは、油でいため、その香りを油に移すことで、長時間香りを持続させます。パウダースパイスは、仕上げの際に使いますし、肉や魚にダイレクトに風味をつけます。
 ケイアンの無念は、新しく庭を造成したときに、ケイアンの手首ほどに育っていた月桂樹の木を抜いたことです。ああ、あれがあれば、ブログのファンの皆様全員に差し上げられるのに。
こういう無念を思うとき、いまの仕事先の社長を思います。
「あんたは最後のつめが甘い」と諭して下さったことを。
来年の大河ドラマは偉大な教育者の吉田松陰ですが、社長は、如何ばかりです。

 ちなみに、ケイアンの隣の部屋のひとは、関西出身ですが、バーモントカレーの甘口で牛肉で作ってくれます。
 長女のお婿さんが、会社の近くだからと連れってくれたシンガポールのフィッシュヘッドカレーがケイアンは大好きです。魚の頭が丸ごと入ったユニークなカレーですが、インドから伝播しています。唐辛子の辛味を和らげるようにココナッツミルクがベースです。 次女のお婿さんは、甘口辛口問わず、カレーが大好きです。
 
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