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執筆 : 
keian 2009-8-11 9:36
サントリーのウーロン茶の開発の話ですが、、
ウーロン茶の近代化にあたり、パンこね機のニーダーを採用したそうです。
ウーロン茶をいれた急須を高いところから、注ぎ込む中国の茶芸を
相当に学ばれたからこそ、安定した品質のためには、攪拌の回数のコントロールということでしょう。
ニーダーというのは、新幹線の自動制御装置の開発をなさった
大地修造氏が、神戸の戦前のパンの味が忘れなくて、家庭で製パンできないものかと開発されたものです。
当時サンヨー電子の洗濯機のパルセーターの担当であった、川端敏文氏も
尽力なされました。焔だったと思います。
私は、子育ての真っ最中にパンを焼く魅力にとりつかれました。
小麦粉500グラムの手ごねからです。バターと砂糖が、それぞれ、
小麦粉の10%以上配合でしたので、腕よりも、バリエーションで
勝負とはりきって作っていました。子供も可愛くて、<おかあさんがパンを焼きました>と口上も元気に
走って届けてくれました。私は、優しい方がいっぱいで幸せです。
みなさん、ほんとうによろこんで食べてくださったんですよ。
ほめられると嬉しくて、もっと学びたいと図書館のパン関係の本をあるだけ借りてきました。また、専門書は仲良しのケーキ屋さんが
貸してくれました。焔です。とうとう、みずしらずのお方にまで電話することになり、ご縁をいただいたのがI先生です。いまでも、クリスマスに
お手製のシュトーレンをお送りいただけるおつきあいをさせていただいております。また、ニーダーの会社が母体のホームベーキングスクールの教師の
免状をとらせてくださったのはK先生です。幼子を連れての受講に
きっと吃驚されたことでしょう。どうしても、作りたかったのです。
何がという目的よりも、もっと、美味しいパンを焼きたい、食べさせたいと向上したかったのです。
サントリーの担当者もきっとそうだったのでしょう。
いまは、とうふ屋桂庵を続けることが、焔です。
 パンを焼く 
 その香りさえ
 忘れても
 いま焔なり
 わが道をいく
 
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