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余白なのか、要白なのか

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
keian 2015-12-2 7:36
食べるよりも見せる料理ということで、思い当たることがあります。オレンジページという雑誌で、撮りたくなるレシピという特集がありましたが、どうでしょう?
ケイアンは写真を入れるのがにがてですから、こうして、拙い文章をつづっております。ブログのファンのみなさま、ありがとうございます。
料理の中にも、皿いっぱいの盛りつけでなく、余白をもたせておいしそうにみせることもありますが、余白ではなくて要白だなと思います。

メールは、<豚肉とほうれん草のたまごとじ>といっただきました。
100グラムの豚肉でなくて、2キロの肩ロースを焼きましょう。焼きあがったら、オーブン皿に要白のごとくに白く脂がたまりますが、これで、焼豚チャーハンをつくったら最高です。うちの松尾とくさん<83歳>に食べさせてみたら、
「においと味はすれども、姿は見えず」だそうです。
イギリスのイートン校に甥ごさんがいっていらした方のお話では、イギリス人は、今でも、塊肉をローストしたときにでる脂を壺にためておき、じゃがいものソテーにしたり、パンケーキを焼くのにつかうそうです。
ケイアンは壺にはためませんが、冷めてかたまったところで、マーガリンの空きパックにいれて冷蔵、3日以内に使い切ります。家族だけでなく、よろこんでくれそうなひとに、純粋なところのみ出前します。

ローストポークですが、ローストビーフほど、値が張らなくて、ローストチキンほど、サービングが面倒でなくて、クリスマスに最高です。
1、肩ロース2キロに、塩40グラム、胡椒とナツメグを適当にブレンドして丹念にすりこみます。
2、半日おいて、余分な水分がぬけるように、バットを斜めにかたむけておきます。
3、水でぬらしたテンパンに2をのせて、肉の面がみえなくなるまで、練りからしを塗ります。本来はフレンチマスタードがひとビン<4分の3カップ>ですが、ケイアンはからしとうふのからしをつかいます。はかってみたら、粉からし2ぶんの1カップ<54グラム>に水87グラムです。このからしは、共伸産業さんが、戦前から大阪の薬種問屋さんに発注しているものです。普通に売っていません。<からしにおいしいがあるかしらん>といぶかるお方にも、50グラム100円でおわけします。
4、180度のオーブンで90分焼くだけです。
 
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