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からしとうふとからしれんこん

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
keian 2016-6-14 6:35
メールをいただきましたので、書きます。

 からしれんこんは、趣味程度につくっただけです。、れんこんの穴のなかにからしをいれますが、れんこんにはたくさんの穴があります。からしをねりあわすのに、つなぎにおからをいれます。ひとつひとつの穴に、入れるのではなくて、ねりからしの山に、れんこんをトントンと打ちつけているうちに、
たくさんの穴に自然に入っていきます。温度は関係ありません。
 さて、本業のからしとうふについてですが、これは、ちょうどとうふがかたまったかどうかの、おもわず、手を引いてしまう熱いところに,
母の指で、ねりからしをひとついれて、もう一度熱い生地でふたをするように流します。、食べるときに、なめらかになるように、
押しの時間に細心の注意をかけます。

 もう何年も前に、父のとうふ屋は廃業したのに、いまだに忘れられないといってくださいます。
 私は、とうふ屋の4代目を継承したかったので、とうふの名を残したいだけで、とうふ屋桂庵を創めましたが、ちょっと、最近、悔いがのこります。
 からしとうふの生地自体は、木綿ですが、このとろみかげんは、絹ごしとうふに薄い木綿とうふの生地がかたちづくっているだけのおいしさです。
もし、今、からしとうふを堪能したかったら、せめて、絹ごしとうふにねりからしをまんなかにいれて食べてみてください。

 がんもどき、この地方でいう<まるあげ>も、肉ではないのに、本当に食感ががんもどきと、今日の日をもって、おほめをいただきますので、<名>だけ残したかったのは悔いです。作り方を見ておられたのは、育った家だからです。

 せめて、It’s a must-seeといわせてください。今回ブログのUPに時間がかかったのは、こんな<悔い>からです。平然とした顔をしている配偶者の心の底を覗いたら同じ思いかもしれませんね。
 
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