とまおに

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ブログ
執筆 : 
keian 2009-8-15 9:47
トマトの味
今年は梅雨の存在がおかしくて、花火大会もお盆すぎと、夏野菜の収穫もおかしいように
思います。出荷量はあっても、トマトの味が薄いのです。
私は、こよし姐さんのスナックで出されるような、上等の濃厚なトマトも好きですが、
青くさいような、<なつかしとまと>が食べたいです。1955年の収穫の写真をみますと、丸くもなく、先もとがっていません。四角っぽくてごつごつした形です。皮も硬くて、
ナイフで皮をむくか、湯むきをしないと食べにくかったみたいですね。 
 居酒屋のお馴染み トマトスライスとオニオンスライス。
両方のええとこどりのメニューをご案内します。
1、 トマトをスライスします。8ミリ幅にスライスが理想的ですが、トマトが完熟だったり、腕が未熟だったりのときは、8つ割でも合格とします。
2、 玉ねぎを、うすーくスライスします。これは、完熟でも、未熟でもなく、玉ねぎの繊維を見極めることです。水にはなしてもみ、ざるに上げ、かたく絞ってほぐしながら、
花吹雪のように散らし冷やしておきます。
3、 砂糖と酢を同容量に好みの塩かげん、しょうがの千切りをたっぷりのたれをかけます。
お好みのメーカーのすし酢があれば、いいですが、塩のかげんは吟味してください。
 トマトの味は、塩しだいなんです。
イタリアのおみやげのドライトマトをかみしめると、岩塩のえもいえぬ味とあいまって最高です。とうふと組み合わせていただくとよくわかります。
トマトの栄養価においては、カロチンよりもリコピンを最近の研究では評価します。
トマトの赤い色は、梅雨明けの太陽の色。
植物の色は、太古の植物が海から陸へ上がったとき、光合成の過程や紫外線からの活性酸素消去のために身につけた抗酸化物質であります。リコピンは、体にいいのです。
トマトと皮膚。トマトと肺、トマトと血管。どんどん功じて、あっちほうめんとのこと。
殿方に福音のまる。まるは、子孫繁栄をつかさどる大切な器官です。
 
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