Can you make this agein? 【また作って】

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
keian 2016-12-16 12:47
 みんながすきなもの。
 シフォンケーキについて書きます。
今の仕事先は、【㈱】下内屋塚原商店と申します。
ネットで検索してみて下さい。豊富な調理道具の店です。
四角のシフォンケーキの型もあります。
 ああ、Time is up(@_@)
仕事にでかける時間です。続きは8時間後に乞うご期待あれ。

このケーキは、1927年に、ハリー・ベッカーという人物が、ロサンゼルスで考案。ハリウッドの芸能人のパーティでブラウンダービーレストランからの注文から評判をとります。彼は、自宅で、一日に40個以上のケーキを焼き続けますが、レシピは1947年にゼネラルミルズ社が買い取るまで秘密でした。

ゼネラルミルズ社の出版レシピには、BP<ベーキングパウダー>
が入っていますが、京都の田舎の<遊’S>というカフェでは、使わないで、新鮮な卵を使って、卵白を15分冷凍庫に入れてピシッとさせるのが秘密です。評判がよく、ミニコミ誌にも掲載されていますが、20センチの型で焼いて8等分、飲み物とセットで750円です。

ちょっと、サイエンス。
卵白のあわだてが、一番のネックですが、それ以上に、なぜ、水とサラダ油を加えるかということを書かせてください。卵白のあわだては、不安定な状態ですから、ゴム風船をふくらませるような弾力のあるもの考えます。
小麦粉の中のグルテンの力です。バターを加えると美味しそうですが、バターは小麦粉の中に層状にひろがってグルテンを切断してしまいます。
液状のサラダ油は、グルテン同士の無理な結合をなくして、他の成分となめらかに結合します。どうかすると、スポンジケーキにバターを入れるレシピにも、水を入れることもありますが、こんな理由でしょう。
 
ケイアンは、平成元年に、東京の自由が丘のホームケーキで、<チューブパン>という名称で、この型を買いました。グルテンの少ないハイレシオ粉という上等な小麦粉よりも、フランスパンを焼くような中力粉がお奨めです。

 ケイアンの子供時代。松尾家には、オーブンがなくて、故?アメリカ帰りの上原正一郎氏が、<電気がま>で<蛇の目型>に生地を流して、パラフィン紙で焼くことを教えて下さっています。このときは水でなく牛乳で、水は電気がまの外がまに入れて、直火にならぬようにします。スイッチを入れて、切れたら、5分間隔で2回入れます。宿題もほったらかして没頭していたら、松尾とくさんが、<わたいんところのでんきがまを、けいこがもってってしまったで、ごはんたけへん>で松尾さいさんにばれました。ケイアンの家は、ずっとガスがまでしたから、、、そして、このケーキは、しぼまないように、ビール瓶に型をふせて、首からぶら下げる!みたいに冷まします。
 
 現在のケイアンは10種類のレシピを持っていても、<また、作ってね>
は、<メイプルシフォンケーキ>。
卵16個分で大小つくったり、紙の型で13個分を作ります。一日に3クールしたら、二人の彼は、泉下で、なんていうかしらん??
 
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