I'm going all out! (本気出すぞ!)

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
keian 2017-2-12 19:00
まだ、間に合います。今年のバレンタイン。

 手作りチョコの極意は、<テンパリング>という作業に尽きます。
磨き上げた大理石のトップで、溶かしたチョコレートを一気に流して、練り上げて、つやと風味をひきだす。チョコレートは刻々と変身しますから、最低でも1キロ用意します。35年前に知り合った進くんは、有能なパティシェであり、ショコラティエでしたが、一人で<アムール>という店をやっていましたから、緻密な作業ほど夜中でした。
チョコレートを扱うのは、室温20度がベストの条件。この2月のバレンタインデーは不向きな季節です。彼のチョコレートは、<ガナッシュ>も<型抜き>も、たっぷりとした厚さに仕上がってしまいます。ほがらかな彼は、「ええんや、とかいてまたつくれる」

 テレビ11時の<情熱大陸、全米大注目、女性ショコラティエ>とは、違った魅力でした。

 その頃、今の仕事先の社長に、チェリーの洋酒漬けを砂糖ごろもで包み、チョコレートがけをしてと約束したのに、ケイアンは未だにはたしていません。
毎年、道具を並べているだけです。

 本気で間に合うチョコレートは、市販の明治でも、森永でも、ロッテでも、板チョコ1枚50グラムをレンジ600Wで、30秒づつ、小刻みにかけます。
少し,かたまりが残っていても大丈夫。レンジの中を覗いているのは、本気を出して下さい。型抜きチョコにしてもOK。
<生チョコ>にするなら、生クリームを同量用意。本気の生クリームです。
わからなかったら、生クリームの20%をバターにします。今年は、蜂蜜の香りが流行!。

 もっと、本気は出しても、!カネとヒマ!がない人は、<源氏パイ>を買ってきて、ひっくり返してチョコレートをぬりましょう。
ケイアンは、友愛キリスト教会で<平家パイ>を知って!です。
新井牧師様も、みなさんも本気でよい方ばかりです。
ケイアンが送り迎えをしますから、礼拝に、一度いらっしゃいませんか?
 聖バレンタイン牧師のおみちびきです。

 少し、しんみりした話をさせてください。
チョコの原料となるカカオを栽培しているのは、劣悪な環境で働く途上国の子供たちです。子供たちは、カカオがチョコになることすら、知りません。
うちの松尾さいさん、松尾とくさんは、進駐軍の<ギブ、ミー、チョコレート>を知っている世代ですが、<子供ってチョコレートがすきやよ>と子育てしました。
 
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