いくつにみえる

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
keian 2009-8-31 7:50
<いくつにみえる>と自分からおっしゃる方は、若い人です。

 後藤義夫さんにお会いしました。9月5日に開幕する第22回ねんりんピック
北海道札幌二〇〇九に岐阜市から出場される選手の代表です。
89歳と思えません。ホノルルマラソンがデビューだそうですが、真っ赤なポロシャツが素敵な男性です。<貴女はなにをやっているの>とたずねられて、<料理屋です>と
お答えしました。たぶん、こうやって言い切ったのは初めてです。いままでは、<親がとうふ屋で、とうふを食べてもらう店で、日露戦争までは米屋をやってました>と言ってました。<そう、ニコニコしていること、そしたら成功する>とはっきりと言い切ってくださいました。

 足立忠男さんにお会いしました。自称竹おじさんとおっしゃって、長良川右岸の竹林整備のボランティアをなさり、竹の最後までの利用と子供たちへ竹細工の指導をなさっています。竹刀もてづくりなさる現役剣士であります。お年は、松尾さいさんとおなじ70代です。ご自身製作中の昔の手織り器具も紹介してくださいました。たくさんの宿題まで作ってきてくださいました。竹の箸を製作できるように、3年寝かせた竹を切りそろえてくださいました。竹の箸で納豆をかきまわしてみるとよくわかりますが、竹には無数の穴があって呼吸しているそうです。とうふ屋桂庵の箸は、竹の天削というものをつかわさせていただいておりますが、この機会に自分で磨くということを勉強します。ただ、完成するのはいつのことになるかしらん。サンドペーパーで箸先が1.5ミリになるまで磨くのに4時間かかるそうですので、気長に乞うご期待あ^^^れ。
まだ若い
 もう年である
やる気のないことのいいわけです。
ちなみに熟年の男性のプロポーズの言葉は、
<オレは長生きする>だそうですよ。いくつになってもいくつにみえると
言う男性は、その気のある若い人です。
 
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