いちりんざし

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
keian 2010-2-28 22:47
いろいろなことがあり、UPがおくれております。
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なんでも桂庵。なんとか桂庵。
一茂くんが、東京ばななというお菓子を持って訪ねてきてくれました。
ちょうど、お客様の時間がせまってきていました。でも、彼とのトークで
土曜日は、続けてこられたのです。
深紅の長襦袢のままで、受け取りました。
私は、そんなに美しくはありませんが、みぐるしくもないと思っています。
おしゃれも大好きです。ただ、人目を意識して生きるのが苦手です。
恥ずかしいという感情も持っていますが、それよりも、常識破りなのでしょうね。純情な彼は、<一輪ざし>という課題をくれました。

桂庵の入り口には、一輪だけを飾っています。もとは、利休と一輪の
朝顔の逸話からです。あちらこちらで聞く話ですが、一番の古典は、
茶話指月集、千宗旦の門人、藤村庸軒が聞きおいていたことを、弟子の
久須美疎安が書き留めておいたことです。

不況の経済を語るのに、
マクロ<総論>とミクロ<各論>を引き合いにだしますが、これを
一輪の花になぞらえたら、どうでしょう?
無限に咲く花の中から、一輪を選ぶのも、一輪だけ咲いているものを
選ぶのも、花器のなかでの美しさは同じでしょう?どちらも、言うよりも
見る人の感動で決めればいいこと。どちらにもなりきるのが、お客様あってのこの商売。
一茂くんには、一輪ざしに生けるときは、大好きな女のひとの姿を意識してと伝えました。ちょっと、色っぽい話かな?

ちょっと、ずれますが、中日新聞2月27日の夕刊で、
おもしろガイド、幕の内外という記事のなかで、歌舞伎における下座音楽のセンスですが、
縁切り場の直後に流れる、花魁をたたえるめでたい唄の皮肉な効果を
書いてあります。人情やね。私は男が大好きや。女に生れてよかったわ。
 
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