わらび

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
keian 2010-4-19 21:09
京都の可憐な女性から送られてきました。
時には、一行だけのブログもいいかな?

と、思っておりましたら、炎上しました。

美味しいわらびの話を書けとのことです。

わらびは、可憐な咲き方に似合わず、太くて立派なもののほうが美味しそうです。
健康的といったほうがいいかな?
贈り主は、外国の方で、!しましたが、桂庵に届くものは、よいものばかりです。

彼女と私の共通点は、行動は大胆、それ以上に心は繊細です。六白金星の戌年ですが、先輩には、瀬戸内寂聴氏と谷崎潤一郎氏がおみえです。

熱湯に灰が一番ですが、重曹でもよし。
ただし、重曹は薬品ですので処方箋があった方が安心です。
わらび1500グラム。
5リットルの熱湯に15グラムの重曹。0.3%です。温泉に入った時のぬるつき具合と同じと、お聞きしました。
やわらかくなりすぎたけどとSOSがありましたが、ガス代をケチらない方も多く、沸いたところにわらびをいれて、火を切る方が多いですが、火を切ってから、わらびを入れたほうが、やさしいです。ただし、これから、先はゆっくりと冷めて行った方がいいので、新聞紙のおふとんをかけましょう。

わらびは、頭と胴体と足と考えてお料理しました。
胴体は、3センチに切りそろえて、おでんくらいの味のだしに浸して、とろろをかけます。
頭は、てんぷらです。はくせん揚げといって、コーンスターチと小麦粉と半々で卵はいれません。熱いうちに塩をふります。これで、冷めても美味しいです。
足は、かたいところを除き、刻んで、かきあげにします。せっかく、とろみが出ていますから、残った衣を活用します。飛騨高山のつけ揚げを作るつもりで、しょうゆのかかった味を先につけておきますが、スプーンですくって、揚げ鍋に入れたら、広がるくらいのゆるさが大切です。じっくり揚げると、レースのようにさくっとしたものができます。
そうそう、彼女がむれないようにとわらびの身になって、段ボールに大胆に穴をあけてくれた数は157個でした。
 
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