はちじゅうはちやだい

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
keian 2010-5-30 16:45
夏も近づく八十八夜
といえども新茶ではなくて、<八十八夜鯛>というのが、一茂くんからの発信です。
これこそは、京会席の達人に教えを乞いたいところです。

鯛のうまみは、各々最高と譲れませんが、なかでも、真鯛の旬は晩春から初夏にかけてです。桜鯛と桜色にかけていますが、これは卒業、入学のお祝いとかけているところもありますし、<大走り新茶>と同じで,希少をのぞむところが、日本人の美学かな?
八十八尾も、鯛が繋がってとれるのかときいてきたのは,熊野灘でオコゼを釣っていた
元焼き鳥屋さんです。
八十八夜は、立春から数えて88日目のこと。
八十八夜鯛をとくに珍重するのは、瀬戸内海で、真鯛の産卵前から産卵期にあたるからです。
鯛の味は、肉質の弾力性と、うまみ成分<アミノ酸、ペプチド、イノシン酸、その他の窒素成分>脂質で決まります。
天然と養殖の差は、タウリンの含有量によりますが、私は調理法次第で養殖に軍配をあげることもあります。
だって、結婚式の鯛の引き出物で、鯛飯を作るのって楽しいやん。
御祝儀と同じくらいの価格で、天然が買えるのですから、話題で楽しんで料理しましょう。

初鰹の5月よりも、戻り鰹の9月の方が好きという殿方もおみえです。
産卵後も外海に去らず、内海で越年する鯛も多く、脂肪ののりは、こちらとのことですから、10月20日のえびす講には、江戸時代より鯛が饗応されております。
そうそう、徳島調理師学校校長の小山裕久氏の店 青柳では、鳴門の鯛をうすくちしょうゆだけで、味付けした名物があります。
その名も<鯛の淡淡>だそうですが、5000円が工面できなくて、食べられませんでした。
お弁当が、22品目で5000円です。、鯛の昆布〆と鳴門鯛の塩焼きがはいります。
鯛と鳴門鯛はどうなるのかな?
駅前の<えび一>もよかったし、徳島ラーメンもこってりとしたとんこつのしょうゆ味で珍しくて!
あたりやの50円の大判焼きもこってりとした餡で珍しくて!(笑)
 
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