サランラップの会社は旭化成といいます。そこが作っていますが、旭ダウと発売元になっているようですね。
その旭ダウの製造元が、大昔ですが信州化学という名で、東京の葛飾区にありました。
ノブカットという特殊技術で、旭ダウ製のスチロール樹脂スタイロンを原料として、初めて、硝子に劣らぬ透明度の高いモノを作りました。
硝子のコップならわかるのですが、硝子のお盆というのが、耐熱性80で衝撃に強いことの極めて前向き思考だと思いませんか?
私は、偶然にいただいたのですが、昭和という時代は、プラスチックの芸術の時代だと、
見直しています。
あと、何年したら、TVの鑑定団に出展されるのでしょうか?
絶対にありえないのですが、私の個人嗜好で美しいと思いましたので、大切にしたいと思っています。花火大会の日に301号室のお客様におひろめです。
今回は、買い物ではないのですが、いただくのにあたり、迷ったのです。
迷うという行動には、気に入らない点がみつかっても、むしろ長所をみつけだし、<やっぱり、これは、よいものだった>と思いこもうとするところが人間にはあるそうです。
よいと思った行動とよくないと思った認知は矛盾するので、混線から、不愉快。
だけど、行動はすでに終了していますから、<やっぱりよいものだと思った>とすることで、不協和を解消しようとするそうです。
これは、アメリカの心理学者フェスティンガーの認知的不協和理論だそうです。
私の無駄使いはこれによって、証明されております。
旭ダウにもどって、サランラップという商品が有名なので、違うメーカーのものでも、
サランラップといっていたのが昭和の時代です。当時は高かったのでしょうか?
洗って、もういちどだけ使ったお宅もありました。
もともとは、アメリカの仲よしの主婦、サラさんとアンさんが、ピクニックのおべんとうのサンドイッチが乾燥しないようにということで開発となった商品。包むがラップの語源。
その旭ダウの製造元が、大昔ですが信州化学という名で、東京の葛飾区にありました。
ノブカットという特殊技術で、旭ダウ製のスチロール樹脂スタイロンを原料として、初めて、硝子に劣らぬ透明度の高いモノを作りました。
硝子のコップならわかるのですが、硝子のお盆というのが、耐熱性80で衝撃に強いことの極めて前向き思考だと思いませんか?
私は、偶然にいただいたのですが、昭和という時代は、プラスチックの芸術の時代だと、
見直しています。
あと、何年したら、TVの鑑定団に出展されるのでしょうか?
絶対にありえないのですが、私の個人嗜好で美しいと思いましたので、大切にしたいと思っています。花火大会の日に301号室のお客様におひろめです。
今回は、買い物ではないのですが、いただくのにあたり、迷ったのです。
迷うという行動には、気に入らない点がみつかっても、むしろ長所をみつけだし、<やっぱり、これは、よいものだった>と思いこもうとするところが人間にはあるそうです。
よいと思った行動とよくないと思った認知は矛盾するので、混線から、不愉快。
だけど、行動はすでに終了していますから、<やっぱりよいものだと思った>とすることで、不協和を解消しようとするそうです。
これは、アメリカの心理学者フェスティンガーの認知的不協和理論だそうです。
私の無駄使いはこれによって、証明されております。
旭ダウにもどって、サランラップという商品が有名なので、違うメーカーのものでも、
サランラップといっていたのが昭和の時代です。当時は高かったのでしょうか?
洗って、もういちどだけ使ったお宅もありました。
もともとは、アメリカの仲よしの主婦、サラさんとアンさんが、ピクニックのおべんとうのサンドイッチが乾燥しないようにということで開発となった商品。包むがラップの語源。
一茂くんからの発信は
<へちま>です。
私は、朝顔を育てたことはあってもへちまはありません。
なんとなく、ぼんやりとしていて、今みたいな時代には、やすらぎかな?
糸瓜と書きます。
瓜科の1年草。実の繊維を、敷き皮や、あかすりにし、つるから出た液を化粧水にするそうです。
よくわからないことは、年寄りに聞けと、松尾とくさんを訪ねてきました。
彼女いわく、へちまの外側は、くさくて、それをくさらせて繊維をとったそうです。
ヘチマコロンという化粧水があったそうです。薄い緑のプラスチックの容器に入っていて、
お安くて、たっぷりと使えば安心というタイプだったそうですが、彼女は使ったことがなく、女優の沢たまきさんが、愛用していました。
美人がつかうと美人水になるのかな?
高浜虚子の句の中に、へちまの汁を痰切りに飲むとありますから、きっと苦いのでしょう。
へちまのあかすりよりも、需要としては、スポンジがわりです。
繊維のつまりぐあいが、食器などをあらうにあたり、水切りがよくて衛生的なのでしょうか?
私は、下内屋さんで、いつも買うことができるキクロンのスポンジもわるくないと思いますが、ダスキンのスポンジを30年近く愛用しています。
これは、へちまのようなきめで、
しっかりしていて、根性を入れて洗ってもへたりません。
スポンジといえば、戦後、外国人の姪に、高野どうふを食べさせたら、
スポンジじゃないの?と敬遠されたという話もあります。
このころの、料理研究家は、明治生まれの方です。
河野貞子氏、飯田深雪氏、酒井佐和子氏、辰巳浜子氏、江上トミ氏、みなさん、お会いしたことはありませんが、今でも、御著書を開くと、教わる事ばかりです。
料理研究家を名のられませんでしたが、人事院総裁夫人の佐藤雅子さんも、料理だけでなく、女としての生き方も大好きです。
鬼籍に入られても、私は本を開くたびに、生きている事と思えてなりません。
そんな料理を残したいですね。
<へちま>です。
私は、朝顔を育てたことはあってもへちまはありません。
なんとなく、ぼんやりとしていて、今みたいな時代には、やすらぎかな?
糸瓜と書きます。
瓜科の1年草。実の繊維を、敷き皮や、あかすりにし、つるから出た液を化粧水にするそうです。
よくわからないことは、年寄りに聞けと、松尾とくさんを訪ねてきました。
彼女いわく、へちまの外側は、くさくて、それをくさらせて繊維をとったそうです。
ヘチマコロンという化粧水があったそうです。薄い緑のプラスチックの容器に入っていて、
お安くて、たっぷりと使えば安心というタイプだったそうですが、彼女は使ったことがなく、女優の沢たまきさんが、愛用していました。
美人がつかうと美人水になるのかな?
高浜虚子の句の中に、へちまの汁を痰切りに飲むとありますから、きっと苦いのでしょう。
へちまのあかすりよりも、需要としては、スポンジがわりです。
繊維のつまりぐあいが、食器などをあらうにあたり、水切りがよくて衛生的なのでしょうか?
私は、下内屋さんで、いつも買うことができるキクロンのスポンジもわるくないと思いますが、ダスキンのスポンジを30年近く愛用しています。
これは、へちまのようなきめで、
しっかりしていて、根性を入れて洗ってもへたりません。
スポンジといえば、戦後、外国人の姪に、高野どうふを食べさせたら、
スポンジじゃないの?と敬遠されたという話もあります。
このころの、料理研究家は、明治生まれの方です。
河野貞子氏、飯田深雪氏、酒井佐和子氏、辰巳浜子氏、江上トミ氏、みなさん、お会いしたことはありませんが、今でも、御著書を開くと、教わる事ばかりです。
料理研究家を名のられませんでしたが、人事院総裁夫人の佐藤雅子さんも、料理だけでなく、女としての生き方も大好きです。
鬼籍に入られても、私は本を開くたびに、生きている事と思えてなりません。
そんな料理を残したいですね。
トマトというと思い出します。
上の娘を妊娠中にどうしても食べたくなり、大熊果物店で、買ってきてもらいました。
30年前でも、冬のトマトはあったのですが、この店の高級果物扱い品は別格でした。
ファーストトマトといって、とんがり頭の青くささのあまりないタイプでした。
塩ではなく、砂糖をかけて食べた方がよかったかな?
私は、タネのとろっとしたところだけを食べました。つわりのときには、配偶者は寛大なんでしょうね。
なんで、食べたかったのかな?
松尾太郎くんが、いまでも申しますが、私は、給食大好きおかわり3回だったそうです。
なのに、トマトだけは苦手で、給食にでると、食パンの間にはさんで、かくして持って帰ってました。帰宅すると、トマトに塩たっぷりとかけて、食パンには、冷たいバターをスライスしてはさんで食べました。我ながら、グルメですね。
居酒屋の黒板に
<とまと>と
<冷やしトマト>と書いてあるのでは美味しさがちがうでしょう?
赤く完熟トマトをスライスするには、冷えていることと、包丁がよく切れることが大切です。
野菜不足と思ったら、トマトに限ります。
中華料理で出されるときは、<西紅柿>シーホンシとあり、西洋から来た赤い柿という意味です。
塩と砂糖で油を使わないトマトサラダを紹介します。おためしあーれ。
トマトを半分に切って、切り口を下にして、横に幅8ミリでスライス。
放射状に盛りつけていきます。
たまねぎをスライス、水に放して,かたくしぼってほぐし、トマトの上に花吹雪のようにちらします。ガラスのお皿がいいかな。器ごとキンキンに冷やしておきます。
酢、砂糖2分の1カップづつ、塩小さじ2分の1、しょうがの千切りをたっぷりと合わせてかけます。
梅雨のめいる中、入院中のお客様に、冷やしトマトを食べさせてあげたくて、出前をしました。
その場で、トマトをスパッと切って盛りつけたら、同室の方も喜んでくださいました。料理屋冥利につきます。
上の娘を妊娠中にどうしても食べたくなり、大熊果物店で、買ってきてもらいました。
30年前でも、冬のトマトはあったのですが、この店の高級果物扱い品は別格でした。
ファーストトマトといって、とんがり頭の青くささのあまりないタイプでした。
塩ではなく、砂糖をかけて食べた方がよかったかな?
私は、タネのとろっとしたところだけを食べました。つわりのときには、配偶者は寛大なんでしょうね。
なんで、食べたかったのかな?
松尾太郎くんが、いまでも申しますが、私は、給食大好きおかわり3回だったそうです。
なのに、トマトだけは苦手で、給食にでると、食パンの間にはさんで、かくして持って帰ってました。帰宅すると、トマトに塩たっぷりとかけて、食パンには、冷たいバターをスライスしてはさんで食べました。我ながら、グルメですね。
居酒屋の黒板に
<とまと>と
<冷やしトマト>と書いてあるのでは美味しさがちがうでしょう?
赤く完熟トマトをスライスするには、冷えていることと、包丁がよく切れることが大切です。
野菜不足と思ったら、トマトに限ります。
中華料理で出されるときは、<西紅柿>シーホンシとあり、西洋から来た赤い柿という意味です。
塩と砂糖で油を使わないトマトサラダを紹介します。おためしあーれ。
トマトを半分に切って、切り口を下にして、横に幅8ミリでスライス。
放射状に盛りつけていきます。
たまねぎをスライス、水に放して,かたくしぼってほぐし、トマトの上に花吹雪のようにちらします。ガラスのお皿がいいかな。器ごとキンキンに冷やしておきます。
酢、砂糖2分の1カップづつ、塩小さじ2分の1、しょうがの千切りをたっぷりと合わせてかけます。
梅雨のめいる中、入院中のお客様に、冷やしトマトを食べさせてあげたくて、出前をしました。
その場で、トマトをスパッと切って盛りつけたら、同室の方も喜んでくださいました。料理屋冥利につきます。
ちびまるこちゃんの作者、さくらももこさんのエッセイに
<もものかんづめ>がありますが、昭和の時代には、お見舞いの定番、御馳走でした。
今は、100円でも買うことができますが、やっぱり美味しい物は高いに勝てません。
デパートのお中元のある1000円の缶詰は、そのまま食べるに限ります。
昨年は、桃太郎のご当地 犬山市の<桃酔菓>というものを、いただきました。
器にたっぷりと氷を入れて食べてくださいとあるように、糖度の高いシロップにつけこんでありました。
コンポートという、果物の砂糖煮は、あまくもすっぱくもない、はずれの果物を食べるのに、便利な料理です。
魯山人のいうように、料理はすべて素材で8割から9割決まることは間違いないのです。が、仕入だけで、料理人の能力が評価されるのではつまりませんでしょう?
ましてや、私は主婦ですから、美味しく食べてもらうための手間ひまを惜しみません。
いえ、それが億劫になったときが、引退のときだと思っています。
シロップについて書きます。
シロップの濃度は、3段階あります。
うす甘味で、25% 容量で砂糖1水3
中くらいで40% 容量で砂糖1水2
濃い甘味で60% 容量で砂糖1水3分の2
これは、基礎となる果物の量と容器によっても若干違ってきます。
昭和57年に、北国の手作り食品の中で、北海道農業普及協会が教えてくれてます。
日本の中でも、開拓から始まって、食べ物の尊さをとき、また、機械化農法の先駆者であるだけに説得力があります。
酸味の補いにはフレッシュレモンが最高ですが、クエン酸も使い慣れればわるくないかな?
お盆のおさがりの桃が1個、はずれでした。
皮をむいて、レンジに100グラムにつき1分かけました。
グラニュー糖は、桃の10%で、クエン酸は目をつぶって、心に問いかけたくらいの量です。こういうときのために、女子栄養大学の推薦、1グラムスプーンも持ちましょう。
これは、桃色のプラスチック製です。
<もものかんづめ>がありますが、昭和の時代には、お見舞いの定番、御馳走でした。
今は、100円でも買うことができますが、やっぱり美味しい物は高いに勝てません。
デパートのお中元のある1000円の缶詰は、そのまま食べるに限ります。
昨年は、桃太郎のご当地 犬山市の<桃酔菓>というものを、いただきました。
器にたっぷりと氷を入れて食べてくださいとあるように、糖度の高いシロップにつけこんでありました。
コンポートという、果物の砂糖煮は、あまくもすっぱくもない、はずれの果物を食べるのに、便利な料理です。
魯山人のいうように、料理はすべて素材で8割から9割決まることは間違いないのです。が、仕入だけで、料理人の能力が評価されるのではつまりませんでしょう?
ましてや、私は主婦ですから、美味しく食べてもらうための手間ひまを惜しみません。
いえ、それが億劫になったときが、引退のときだと思っています。
シロップについて書きます。
シロップの濃度は、3段階あります。
うす甘味で、25% 容量で砂糖1水3
中くらいで40% 容量で砂糖1水2
濃い甘味で60% 容量で砂糖1水3分の2
これは、基礎となる果物の量と容器によっても若干違ってきます。
昭和57年に、北国の手作り食品の中で、北海道農業普及協会が教えてくれてます。
日本の中でも、開拓から始まって、食べ物の尊さをとき、また、機械化農法の先駆者であるだけに説得力があります。
酸味の補いにはフレッシュレモンが最高ですが、クエン酸も使い慣れればわるくないかな?
お盆のおさがりの桃が1個、はずれでした。
皮をむいて、レンジに100グラムにつき1分かけました。
グラニュー糖は、桃の10%で、クエン酸は目をつぶって、心に問いかけたくらいの量です。こういうときのために、女子栄養大学の推薦、1グラムスプーンも持ちましょう。
これは、桃色のプラスチック製です。
来る日も来る日も、雨ばかりです。
洗濯ものは、部屋干しでも、洗剤も良くなったし、エアコンも除湿機能なら、光熱費も
さほどかからなくなってきました。
子育てには、いい時代になったのかな?
おむつも洗わなくても、当たり前の時代になったのかな?
私の子育て時代は、使い捨ての紙おむつの愛情を育児雑誌で論争される時代でしたので、
どうでしょうね。
年子の女の子二人でしたので、十能といわれるものほしが、3本かかっていました。1本に20枚干せるとしても、間に合わなくて、アイロンもかけていました。
こたつの中にも5枚ぐらいは、入っていましたが、急な来客にも、違和感がなかったように思います。
私の目が世間にむいていなかっただけかもしれません。
大水の如く、不満というか、理不尽を爆発させる、ずいぶんと未熟な母親でしたが、
身内の松尾さいさんも、松尾さいさんも、くちとはうらはらに寛大だったように思います。
世間自体も、あかんぼをかかえた母親に優しかったいい時代です。
ペーパードライバーでしたので、保健所へ行くにも、おんぶにだっこで、傘さしてバスでした。最寄りの中央保健所は、バス停から遠くて乗り換えもありましたが、南保健所は6番のバスで、北保健所は、13番のバスで、終点近くまで乗れば、雨にぬれるのは少々。トリップ気分で、遠くまで行きました。
当時の市営バスは、それでも大人一人料金で、基本料金でした。
たとえ、おむつを替えても、ミルクを飲ませても、他人の目は優しかったように思います。
私は、子どもの虐待の記事を読むと、涙が流れてしかたがありません。
行政の力も必要ですが、大水に流されないような母親の心には、他人の優しい目の方が必要と思います。
もっとも、私が微笑んであかんぼをみているつもりでも、他人には不気味に思われているのかもしれません。
今日の中日新聞の妻と夫の定年塾はいい話です。
<我々の年金の為にも、あかんぼを大切にしましょう>
洗濯ものは、部屋干しでも、洗剤も良くなったし、エアコンも除湿機能なら、光熱費も
さほどかからなくなってきました。
子育てには、いい時代になったのかな?
おむつも洗わなくても、当たり前の時代になったのかな?
私の子育て時代は、使い捨ての紙おむつの愛情を育児雑誌で論争される時代でしたので、
どうでしょうね。
年子の女の子二人でしたので、十能といわれるものほしが、3本かかっていました。1本に20枚干せるとしても、間に合わなくて、アイロンもかけていました。
こたつの中にも5枚ぐらいは、入っていましたが、急な来客にも、違和感がなかったように思います。
私の目が世間にむいていなかっただけかもしれません。
大水の如く、不満というか、理不尽を爆発させる、ずいぶんと未熟な母親でしたが、
身内の松尾さいさんも、松尾さいさんも、くちとはうらはらに寛大だったように思います。
世間自体も、あかんぼをかかえた母親に優しかったいい時代です。
ペーパードライバーでしたので、保健所へ行くにも、おんぶにだっこで、傘さしてバスでした。最寄りの中央保健所は、バス停から遠くて乗り換えもありましたが、南保健所は6番のバスで、北保健所は、13番のバスで、終点近くまで乗れば、雨にぬれるのは少々。トリップ気分で、遠くまで行きました。
当時の市営バスは、それでも大人一人料金で、基本料金でした。
たとえ、おむつを替えても、ミルクを飲ませても、他人の目は優しかったように思います。
私は、子どもの虐待の記事を読むと、涙が流れてしかたがありません。
行政の力も必要ですが、大水に流されないような母親の心には、他人の優しい目の方が必要と思います。
もっとも、私が微笑んであかんぼをみているつもりでも、他人には不気味に思われているのかもしれません。
今日の中日新聞の妻と夫の定年塾はいい話です。
<我々の年金の為にも、あかんぼを大切にしましょう>
料理屋のくせにと、松尾とくさんにいわれますが、
自分で美味しい物を食べたいのなら、別の仕事で、料理屋にいくべきで、私は美味しい物を食べてもらうのが仕事だと思っています。
ただ、めちゃくちゃに働いたあとで、他人様の作ったものを食べると、インスタントであれ、懐石であれ、本当に頭が下がります。ええとこしかみえません。
そんなこんなで、喜久屋さんという岐阜駅近くの定食屋さんのすまし汁に感激。
みそ汁もすまし汁も160円です。
相席の人がみそ汁をオーダー。野菜が50グラムは確実に入っていそうなボリュームです。
すまし汁は、卵1個分は、入っていそうなかきたま汁でした。
おだしがどうこうと能書きをいう評論家に食べさせてみたいような、卵のとろみかげんで美味しかったです。
他の、皿盛りのおかずも、ほとんど160円らしく、二人でおなかいっぱい食べて、1050円でした。私の店は、コースで昼でも夜でも、お一人2100円を頂戴するのですから、もっと努力をしなくてはいけませんね。
もっとも、滞在時間は、こちらは30分以下、私の店は2時間以上のことが多いので、
そんなものかもしれません。
20年くらい前に、名古屋の緑区でタクシーに乗った時、<どのくらい、かかるの?>と聞いたら、<金かな?時間かな?>と返ってきたことを思い出しました。
美味しいかきたま汁のコツ。
おつゆが十分に煮たったところに、よく、ときほぐした卵を
菜箸を伝わらせながら、細くゆっくりと、円を描くようにまわしいれること。
かきたま汁の卵が鍋底にくっついちゃったと、SOSメールをいただきましたが、失敗をなおすことはできませんので、今度からは、煮汁にうすくとろみをつけることを提案。
ダシ3カップに片栗粉小さじ1を水大さじ1でといて加えると、わからないくらいのとろみになります。
穴あきお玉杓子があれば、細く少しづつ落ちてくれるので、鍋底にくっつくことがありませんのでお薦めします。
自分で美味しい物を食べたいのなら、別の仕事で、料理屋にいくべきで、私は美味しい物を食べてもらうのが仕事だと思っています。
ただ、めちゃくちゃに働いたあとで、他人様の作ったものを食べると、インスタントであれ、懐石であれ、本当に頭が下がります。ええとこしかみえません。
そんなこんなで、喜久屋さんという岐阜駅近くの定食屋さんのすまし汁に感激。
みそ汁もすまし汁も160円です。
相席の人がみそ汁をオーダー。野菜が50グラムは確実に入っていそうなボリュームです。
すまし汁は、卵1個分は、入っていそうなかきたま汁でした。
おだしがどうこうと能書きをいう評論家に食べさせてみたいような、卵のとろみかげんで美味しかったです。
他の、皿盛りのおかずも、ほとんど160円らしく、二人でおなかいっぱい食べて、1050円でした。私の店は、コースで昼でも夜でも、お一人2100円を頂戴するのですから、もっと努力をしなくてはいけませんね。
もっとも、滞在時間は、こちらは30分以下、私の店は2時間以上のことが多いので、
そんなものかもしれません。
20年くらい前に、名古屋の緑区でタクシーに乗った時、<どのくらい、かかるの?>と聞いたら、<金かな?時間かな?>と返ってきたことを思い出しました。
美味しいかきたま汁のコツ。
おつゆが十分に煮たったところに、よく、ときほぐした卵を
菜箸を伝わらせながら、細くゆっくりと、円を描くようにまわしいれること。
かきたま汁の卵が鍋底にくっついちゃったと、SOSメールをいただきましたが、失敗をなおすことはできませんので、今度からは、煮汁にうすくとろみをつけることを提案。
ダシ3カップに片栗粉小さじ1を水大さじ1でといて加えると、わからないくらいのとろみになります。
穴あきお玉杓子があれば、細く少しづつ落ちてくれるので、鍋底にくっつくことがありませんのでお薦めします。
一茂くんからの発信は、菜切り包丁です。
私のお嫁入り道具は、
菜切りと出刃、刺身の包丁3本セット、木箱入りでした。
ものものしい感じで、これは、呉服屋さんが、サービスに持ってきたじだいです。
なんといっても、岐阜は名古屋の植民地。嫁入りとあれば、赤と白のゆたんをかけて、トラック3台分の資産分けが道中した時代だったのです。
当時、勤めていたデパートは、岐大HCといいまして、婚礼外商と新築外商で成り立っていた店舗でした。婚礼同送品という包装をよくやりましたが、なつかしい。
さて、憧れの専業主婦になった私は、料理に目覚め、道具に目覚めました。
努力よりも、型から入るの如く、当時の配偶者の寛大さもあって、買いまくりました。
手入れは、錆びないように、必ず洗ってふくことだけです。
とぐのは、配偶者におまかせ。それで、刃が変形してくると、両栄社という店にとぎに出します。ここを教えてくれたのは、下内屋の社長です。
同じ商品をあつかっていても、かたきではなく、利他共栄をつなぐのは、岐阜のいいところです。
下内屋の奥様のお薦めで、杉本の牛刀を買って以来、料理コンクールへも持参するくらいでした。
それで、<かつらむき>ができるかといえば、全くのペケポン。
板前さんが、菜切り包丁で、かつらむきをしていくのに惚れちゃっただけです。
もっとも、うでのいい人は、出刃でも刺身でも、かつらむきを見事にしてみせます。
もっとも、スピードといえば、やっぱり、使い慣れた菜切り包丁にかないません。
重心が刃の方にある和包丁だと、包丁を置いただけで、刃の重みで、切れます。
ところが、柄に重心のある洋包丁だと、まな板に包丁を置いてから、さらに手首を下に
ぐるっと、押し下げないと切れないようです。
片刃か両刃かも重要。<片刃は、腕があってこその勝負です>
私は、両刃に限ると、この年になってやっと納得。
食育は、娘の代には間に合わず、孫にかかるつもり。乞うご期待。
私のお嫁入り道具は、
菜切りと出刃、刺身の包丁3本セット、木箱入りでした。
ものものしい感じで、これは、呉服屋さんが、サービスに持ってきたじだいです。
なんといっても、岐阜は名古屋の植民地。嫁入りとあれば、赤と白のゆたんをかけて、トラック3台分の資産分けが道中した時代だったのです。
当時、勤めていたデパートは、岐大HCといいまして、婚礼外商と新築外商で成り立っていた店舗でした。婚礼同送品という包装をよくやりましたが、なつかしい。
さて、憧れの専業主婦になった私は、料理に目覚め、道具に目覚めました。
努力よりも、型から入るの如く、当時の配偶者の寛大さもあって、買いまくりました。
手入れは、錆びないように、必ず洗ってふくことだけです。
とぐのは、配偶者におまかせ。それで、刃が変形してくると、両栄社という店にとぎに出します。ここを教えてくれたのは、下内屋の社長です。
同じ商品をあつかっていても、かたきではなく、利他共栄をつなぐのは、岐阜のいいところです。
下内屋の奥様のお薦めで、杉本の牛刀を買って以来、料理コンクールへも持参するくらいでした。
それで、<かつらむき>ができるかといえば、全くのペケポン。
板前さんが、菜切り包丁で、かつらむきをしていくのに惚れちゃっただけです。
もっとも、うでのいい人は、出刃でも刺身でも、かつらむきを見事にしてみせます。
もっとも、スピードといえば、やっぱり、使い慣れた菜切り包丁にかないません。
重心が刃の方にある和包丁だと、包丁を置いただけで、刃の重みで、切れます。
ところが、柄に重心のある洋包丁だと、まな板に包丁を置いてから、さらに手首を下に
ぐるっと、押し下げないと切れないようです。
片刃か両刃かも重要。<片刃は、腕があってこその勝負です>
私は、両刃に限ると、この年になってやっと納得。
食育は、娘の代には間に合わず、孫にかかるつもり。乞うご期待。
自分のためになるからと、ついつい、お節介をします。
毎日、とうふを1丁、深夜営業のお店に買ってもらっています。
<エアコンが壊れて、手元不如意>と相談を受けました。
お店のお客様は、ずっと、エアコンの中で仕事をしている水商売の方が多いので、
<なくてもなんとかなるじゃん、この時間にあいているのは、ここしかないやん>
と借金をして買うよりも、氷を店内に置くことを提案しました。
神田町のお茶屋さんで、店頭に大きな花氷を立ててみえるところもあります。
もっとも、ここは、炎天下にかき氷を食べさせてくれる処ですので、意味合いは違ってくるかな?
よし子は、10歳上ですが、<けいちゃん>と頼りにしてくれるので、私も一生懸命になります。
彼女は一人で、うどんも作れば、酒の相手もします。
酒が入れば、奇人変人大集合になる雰囲気の店ですから、気が抜けません。
たぶん、とけた水の処理には、手がまわらないでしょう。
1. 8Lの手つきペットボトルに凍らせてきました。
それでは、風情がないので、アメリカ製のフードカラーを持参しました。
そばに居合わせた、若い人と色水屋さんごっこです。
昭和33年生まれの私には、夏休みに、色紙を水につけて、色水にとけだした思い出があります。再生紙といえども、インクは極めて精巧になりましたから、もう、そんな色紙は売っていません。
よし子の店は、色を売る仕事の若い人も多いです。
酒の勢いとはうらはらな、憂いをみてしまったので、
<人のために一生懸命になることは、自分が犠牲になることや、同じ懸命でも、所をわきまえて、一所懸命にならんと傷つく>と話してしまいましたが、妙に殊勝に頷いていました。これで、よかったかねえ?
私は、自分の店を持たしていただいているのに、人と距離をとるのが苦手です。
矯正も考えて、努力もしたけど、あかんわ。<苦手と認めて、ええとこを伸ばせ>と言ってくださるお客様にささえられています。感謝です。
毎日、とうふを1丁、深夜営業のお店に買ってもらっています。
<エアコンが壊れて、手元不如意>と相談を受けました。
お店のお客様は、ずっと、エアコンの中で仕事をしている水商売の方が多いので、
<なくてもなんとかなるじゃん、この時間にあいているのは、ここしかないやん>
と借金をして買うよりも、氷を店内に置くことを提案しました。
神田町のお茶屋さんで、店頭に大きな花氷を立ててみえるところもあります。
もっとも、ここは、炎天下にかき氷を食べさせてくれる処ですので、意味合いは違ってくるかな?
よし子は、10歳上ですが、<けいちゃん>と頼りにしてくれるので、私も一生懸命になります。
彼女は一人で、うどんも作れば、酒の相手もします。
酒が入れば、奇人変人大集合になる雰囲気の店ですから、気が抜けません。
たぶん、とけた水の処理には、手がまわらないでしょう。
1. 8Lの手つきペットボトルに凍らせてきました。
それでは、風情がないので、アメリカ製のフードカラーを持参しました。
そばに居合わせた、若い人と色水屋さんごっこです。
昭和33年生まれの私には、夏休みに、色紙を水につけて、色水にとけだした思い出があります。再生紙といえども、インクは極めて精巧になりましたから、もう、そんな色紙は売っていません。
よし子の店は、色を売る仕事の若い人も多いです。
酒の勢いとはうらはらな、憂いをみてしまったので、
<人のために一生懸命になることは、自分が犠牲になることや、同じ懸命でも、所をわきまえて、一所懸命にならんと傷つく>と話してしまいましたが、妙に殊勝に頷いていました。これで、よかったかねえ?
私は、自分の店を持たしていただいているのに、人と距離をとるのが苦手です。
矯正も考えて、努力もしたけど、あかんわ。<苦手と認めて、ええとこを伸ばせ>と言ってくださるお客様にささえられています。感謝です。
今年は、梅雨の前半から蒸し暑い日が多くて、
梅雨寒という日が殆どなかったような気がしませんか?
氏の村上祥子の料理に、梅雨寒の日曜日のお昼ごはんにすうどんというのがありました。
うどんの具にこらないかわりに、<すめ>という博多のつゆに凝って作っていました。
もっと、簡単な賄い料理の定番は
卵かけご飯です。
ただ、これが好きだけど、苦手というお客様がおみえになりました。
100グラムの卵が胃にとどまる時間が135分とデータがありますが、どうも、ご飯の消化率との差がずれて、彼にとってはダメージがあったようですね。
生みたての卵には炭酸ガスがふくまれているために濁っている感じがする卵白も、誤解を受ける要因のひとつ。
卵黄の周りについているカラザという帯状のものも、シアル酸という抗がん物質を含む、濃厚な良質たんぱく質であることも、理解されてないと、見た目と食感で、<あとから、あかんの>となります。
炊き立てご飯に卵をポンというイメージではなく、小鉢にとって、卵の黄身だけをといて、
つくって差し上げたら、彼の大好物になりました。
ただし、これには、香ばしいほうじ茶をかならず添えましょう。
もう、亡くなられましたが、上坂冬子氏のファンでした。<26歳 東京女一人暮らし>の場面で、どうしても、1人で外食ができなくて、うどんの玉を買ってきて、丼で温めて、卵をおとして、しょうゆをかけて食べたとあります。
かっては、とうふと卵と、風呂屋の値段が一緒とされていました。
いま、1個350えんの卵だったら、たいへんなごちそうかも?
今朝、岐阜駅で、たまごかけごはん、100円を食べました。
元気なおばちゃんが、<大盛りやね>とかってに決めてくれて、思わず頷いたら、ご飯が300グラムでした。卵は美味しかったのですが、冷蔵庫からだしたてでした。
醤油さしの口が突発的に飛び出す構造で、
白磁の美しい器でしたが、食べにくい片口で、肝を冷やしました。
梅雨寒という日が殆どなかったような気がしませんか?
氏の村上祥子の料理に、梅雨寒の日曜日のお昼ごはんにすうどんというのがありました。
うどんの具にこらないかわりに、<すめ>という博多のつゆに凝って作っていました。
もっと、簡単な賄い料理の定番は
卵かけご飯です。
ただ、これが好きだけど、苦手というお客様がおみえになりました。
100グラムの卵が胃にとどまる時間が135分とデータがありますが、どうも、ご飯の消化率との差がずれて、彼にとってはダメージがあったようですね。
生みたての卵には炭酸ガスがふくまれているために濁っている感じがする卵白も、誤解を受ける要因のひとつ。
卵黄の周りについているカラザという帯状のものも、シアル酸という抗がん物質を含む、濃厚な良質たんぱく質であることも、理解されてないと、見た目と食感で、<あとから、あかんの>となります。
炊き立てご飯に卵をポンというイメージではなく、小鉢にとって、卵の黄身だけをといて、
つくって差し上げたら、彼の大好物になりました。
ただし、これには、香ばしいほうじ茶をかならず添えましょう。
もう、亡くなられましたが、上坂冬子氏のファンでした。<26歳 東京女一人暮らし>の場面で、どうしても、1人で外食ができなくて、うどんの玉を買ってきて、丼で温めて、卵をおとして、しょうゆをかけて食べたとあります。
かっては、とうふと卵と、風呂屋の値段が一緒とされていました。
いま、1個350えんの卵だったら、たいへんなごちそうかも?
今朝、岐阜駅で、たまごかけごはん、100円を食べました。
元気なおばちゃんが、<大盛りやね>とかってに決めてくれて、思わず頷いたら、ご飯が300グラムでした。卵は美味しかったのですが、冷蔵庫からだしたてでした。
醤油さしの口が突発的に飛び出す構造で、
白磁の美しい器でしたが、食べにくい片口で、肝を冷やしました。
店を持ってみて、
これだけは苦手という人がいかに多いかということを思い知らされました。
それも、多くの人が大好きという、店としては評価の高いものについてです。
苦手に関しては、私の仕入れの努力も、真心も如何せんであります。
いかと里芋の煮物は、おふくろの味の定番。
足もぶつぶつと切ったいかに里芋を取り合わせ、こっくりと煮た男性好み。
いかは煮すぎるとかたくなるので、あらかじめ、さっと煮ておきます。
鍋に、しょうゆと砂糖、みりん、酒、しょうがを合わせて、火にかけて、強火でジャスト1分。これは、いかの量にあまりこだわらなくていいです。
里芋は、別鍋で一度だけ、ゆでこぼし。煮たったところで、ひたひたの水で4分煮たところで、いかの煮汁だけを加えて、落とし蓋をして、里芋に竹串が楽に通るまで、やわらかく煮ます。ここで、いかをもどして、一気の強火にして、瞬間にいかと里芋をからめます。
最後にいかを加える時、箸でかきまぜないこと。鍋をゆすりながら、汁けをからめること。
いかを皮つきで煮る時は、里芋を素朴に仕上げた方がいいのです。
懐石のお店のように、塩でもんでぬめりをおとして、下ゆでをしてはいけません。
鍋と里芋の量が一致していたら、里芋の下ゆではいりません。一度だけ、さっとゆでこぼすのは、誰が作っても失敗しないためです。
などと、えらそうに書いてみたのは、
2時間TVドラマ<科捜研の女>を観ていて、
東京地検特捜部長の新聞記事を思い出したからです。
和歌山出身の51歳男性ですが、座右の銘は、相田みつを氏の
<ともかく、具体的に動いてごらん。具体的に動けば具体的な答えが出るから>とのこと。
具体的に動いてみたら、とても素敵なお客様でしたが、煮いかだけは絶対ダメでした。
むかし、古いいかを煮たものでひどいめにあったそうです。
急遽、足だけを、さっと目の前で焼きました。里芋は、別に煮て添えました。
香ばしい香りで、食べていただけました。
これだけは苦手という人がいかに多いかということを思い知らされました。
それも、多くの人が大好きという、店としては評価の高いものについてです。
苦手に関しては、私の仕入れの努力も、真心も如何せんであります。
いかと里芋の煮物は、おふくろの味の定番。
足もぶつぶつと切ったいかに里芋を取り合わせ、こっくりと煮た男性好み。
いかは煮すぎるとかたくなるので、あらかじめ、さっと煮ておきます。
鍋に、しょうゆと砂糖、みりん、酒、しょうがを合わせて、火にかけて、強火でジャスト1分。これは、いかの量にあまりこだわらなくていいです。
里芋は、別鍋で一度だけ、ゆでこぼし。煮たったところで、ひたひたの水で4分煮たところで、いかの煮汁だけを加えて、落とし蓋をして、里芋に竹串が楽に通るまで、やわらかく煮ます。ここで、いかをもどして、一気の強火にして、瞬間にいかと里芋をからめます。
最後にいかを加える時、箸でかきまぜないこと。鍋をゆすりながら、汁けをからめること。
いかを皮つきで煮る時は、里芋を素朴に仕上げた方がいいのです。
懐石のお店のように、塩でもんでぬめりをおとして、下ゆでをしてはいけません。
鍋と里芋の量が一致していたら、里芋の下ゆではいりません。一度だけ、さっとゆでこぼすのは、誰が作っても失敗しないためです。
などと、えらそうに書いてみたのは、
2時間TVドラマ<科捜研の女>を観ていて、
東京地検特捜部長の新聞記事を思い出したからです。
和歌山出身の51歳男性ですが、座右の銘は、相田みつを氏の
<ともかく、具体的に動いてごらん。具体的に動けば具体的な答えが出るから>とのこと。
具体的に動いてみたら、とても素敵なお客様でしたが、煮いかだけは絶対ダメでした。
むかし、古いいかを煮たものでひどいめにあったそうです。
急遽、足だけを、さっと目の前で焼きました。里芋は、別に煮て添えました。
香ばしい香りで、食べていただけました。