パンを焼く
その香りさえ
忘れても
今焔なり
わが道をいく
店を持つ少し前に短歌を習っていたことがありますが、ほめていただけた
一首です。先生は岡井隆氏の直門の方でしたが、当時のカルチャースクールとの行き違いから、先生がひかれ、申し訳ないことですが、連絡がとれません。岡井隆氏の<瞬間を永遠とするこころざし>をただいま、読書中で、
ちょっと、センチメンタルになりました。
家庭でパンを焼く喜びは、焼きたての美味しいパンを食べること以上に
家の中に香ばしい匂いがたちこめることです。
粘土細工よろしく、子どもと成形を楽しめることです。
ただ、パンというのは、発酵という過程があって、この魅力にとりつかれると、微生物を研究する化学者みたいに真剣にデーターをとるように
なってしまいます。私は、新幹線の速度自動制御装置を発明した大地修造
氏のおおち法に夢中になりました。
ニーダーというパンこね機の発明者です。
洗濯機のパルセイターからの発想で、当時、滋賀県の三洋電子の子会社の
川端敏文氏と連携されました。家庭で焼くパンの功労者です。
私は、ホームベイキングスクールの教師の資格もいただけましたのに、
教室を持つことができませんでした。不徳のいたすところです。
私は、楽しむという事が下手です。人を楽しませる事は、もっと下手です。
楽しんでこその家庭で焼くパンです。
先日のテレビで、ホームベカリーで100種のパンを焼いておられる
子育て中主婦を紹介してみえました。
いきなり、パン生地の中に、ソーセージやアスパラガスを立てて焼くのには
!しましたが、なるほどと新鮮です。こねることから焼くまでおまかせの
機械はすごいね。私も、実は、NHKのふっくらパンコンテストで、この
機械を頂戴したことあり。
押し入れから、出してきました。パンよりもごはんが好きという男性の希望で、教室をすることになりました。
何回続くか未定ですが、こだわらなかったら、家庭でパンを焼くのは
楽しいですよ。
パンを焼きたいだけにこだわって、好きはあとからついてくるなんて、
映画<武士の一分>の時代みたいですね。
ちなみに、第4回目はクロワッサンになりそうです。
その香りさえ
忘れても
今焔なり
わが道をいく
店を持つ少し前に短歌を習っていたことがありますが、ほめていただけた
一首です。先生は岡井隆氏の直門の方でしたが、当時のカルチャースクールとの行き違いから、先生がひかれ、申し訳ないことですが、連絡がとれません。岡井隆氏の<瞬間を永遠とするこころざし>をただいま、読書中で、
ちょっと、センチメンタルになりました。
家庭でパンを焼く喜びは、焼きたての美味しいパンを食べること以上に
家の中に香ばしい匂いがたちこめることです。
粘土細工よろしく、子どもと成形を楽しめることです。
ただ、パンというのは、発酵という過程があって、この魅力にとりつかれると、微生物を研究する化学者みたいに真剣にデーターをとるように
なってしまいます。私は、新幹線の速度自動制御装置を発明した大地修造
氏のおおち法に夢中になりました。
ニーダーというパンこね機の発明者です。
洗濯機のパルセイターからの発想で、当時、滋賀県の三洋電子の子会社の
川端敏文氏と連携されました。家庭で焼くパンの功労者です。
私は、ホームベイキングスクールの教師の資格もいただけましたのに、
教室を持つことができませんでした。不徳のいたすところです。
私は、楽しむという事が下手です。人を楽しませる事は、もっと下手です。
楽しんでこその家庭で焼くパンです。
先日のテレビで、ホームベカリーで100種のパンを焼いておられる
子育て中主婦を紹介してみえました。
いきなり、パン生地の中に、ソーセージやアスパラガスを立てて焼くのには
!しましたが、なるほどと新鮮です。こねることから焼くまでおまかせの
機械はすごいね。私も、実は、NHKのふっくらパンコンテストで、この
機械を頂戴したことあり。
押し入れから、出してきました。パンよりもごはんが好きという男性の希望で、教室をすることになりました。
何回続くか未定ですが、こだわらなかったら、家庭でパンを焼くのは
楽しいですよ。
パンを焼きたいだけにこだわって、好きはあとからついてくるなんて、
映画<武士の一分>の時代みたいですね。
ちなみに、第4回目はクロワッサンになりそうです。
何かを始めたいひとがいます。
仕事でも修業でもありません。これを趣味といいます。
私ごとですが、趣味的な店やといわれると反発したものですが、こうして
書いてみると趣味というのも味があって、わるくありません。
楽しみとしてすることですし、ある意味では<おもてむき>ということもありえます。
なんで、こんなことを思ったのかというと、お客様の依頼で、ピアノを
弾くことになったからです。
正確にいうと、お客様にピアノを弾いていただけるように、
セッテイングをさせていただきました。
ヤナガセに店を持って2年目に、このままでは家賃が払えなくなると
自宅を改造して2軒めの店を持たせていただきました。
その時に、一番ネックになったのは、仏壇とピアノをどうするかでした。
仏壇は床の間にいれて、ルーバーをかけました。
ピアノは、押し入れにいれました。段をはずして、もちろん、床も補強してですから、元手もかかりました。
この、ふたつは、店には必要がないようにみえても、無くすことができなかったからです。
ピアノを、私は弾きません。というよりも、弾けません。ただ、娘たちが
弾けるようになるための努力は惜しみませんでした。
卒業式に<蛍の光>を弾いてくれたことが誇りです。
そんな話をしていたら、弾かせてほしいといいだされたのです。
冗談から駒ですが、そのかたの瞳に光を感じたので、先ず、1レッスンだけを、娘たちの先生であった真理子ちゃんのもとに、新高梨を持って行きました。
願いを快く引き受けてくださいました。
当日は、<おとぐちまでのいんそつ>です。さすがに、手をひいて、
手をたずさせては、私も<こっぱずかしい>のです。
レッスンのあとで、お茶をさしあげましたら、嬉しそうでした。
いくつになっても、学ぶということは、純真です。
その笑顔で、私も楽しくなりました。もちろん、このときのお茶の味も最高でした。
思い起こせば、
<目隠しして弾け>とか<手の中に丸いものをいれて弾かせたり>とか。
我が娘には、超スパルタだったんですよ。
よく、ぐれんかったね!
もっとも、おかんが怖かったから、レッスンは怖くなかったそうです。
あのときの丸いものは、あんこ玉のような羊羹。
昔懐かしい楊枝でプッチンとするお菓子です。
私も、今は、あまり作らなくなりましたが、その頃は、ピアノを聴きながら
銅鍋で、羊羹を煉っては作っていました。
仕事でも修業でもありません。これを趣味といいます。
私ごとですが、趣味的な店やといわれると反発したものですが、こうして
書いてみると趣味というのも味があって、わるくありません。
楽しみとしてすることですし、ある意味では<おもてむき>ということもありえます。
なんで、こんなことを思ったのかというと、お客様の依頼で、ピアノを
弾くことになったからです。
正確にいうと、お客様にピアノを弾いていただけるように、
セッテイングをさせていただきました。
ヤナガセに店を持って2年目に、このままでは家賃が払えなくなると
自宅を改造して2軒めの店を持たせていただきました。
その時に、一番ネックになったのは、仏壇とピアノをどうするかでした。
仏壇は床の間にいれて、ルーバーをかけました。
ピアノは、押し入れにいれました。段をはずして、もちろん、床も補強してですから、元手もかかりました。
この、ふたつは、店には必要がないようにみえても、無くすことができなかったからです。
ピアノを、私は弾きません。というよりも、弾けません。ただ、娘たちが
弾けるようになるための努力は惜しみませんでした。
卒業式に<蛍の光>を弾いてくれたことが誇りです。
そんな話をしていたら、弾かせてほしいといいだされたのです。
冗談から駒ですが、そのかたの瞳に光を感じたので、先ず、1レッスンだけを、娘たちの先生であった真理子ちゃんのもとに、新高梨を持って行きました。
願いを快く引き受けてくださいました。
当日は、<おとぐちまでのいんそつ>です。さすがに、手をひいて、
手をたずさせては、私も<こっぱずかしい>のです。
レッスンのあとで、お茶をさしあげましたら、嬉しそうでした。
いくつになっても、学ぶということは、純真です。
その笑顔で、私も楽しくなりました。もちろん、このときのお茶の味も最高でした。
思い起こせば、
<目隠しして弾け>とか<手の中に丸いものをいれて弾かせたり>とか。
我が娘には、超スパルタだったんですよ。
よく、ぐれんかったね!
もっとも、おかんが怖かったから、レッスンは怖くなかったそうです。
あのときの丸いものは、あんこ玉のような羊羹。
昔懐かしい楊枝でプッチンとするお菓子です。
私も、今は、あまり作らなくなりましたが、その頃は、ピアノを聴きながら
銅鍋で、羊羹を煉っては作っていました。
昨日のブログにメールをいただきましたので紹介します。
ニセモノもニセモノとして極めればニセモノという本物になる。
ちなみに、私は声が大きいのですが、大という字は一人と書くように、
孤独であります。だから、こんなメールは、嬉しいです。
そうそう、私に、800字で書いてくださいと真っ白な原稿用紙を、送ってくれたのは、池田大作くんという5Lの編集者です。これ、本名だそうで、BOSSに<小作だ、D作だ>と、ジョーク的改名をせまられておりますが、
彼のいいところは、朗らかなことです。
BOSSは誰かと言うと、日刊スポーツ新聞の人生相談をしておりますので、ごらんください。BOSS主宰の有名塾でも、彼は私の声を、大きな声と言わないで、透明な良く通る声としてくれました。ええ子やね。
ちなみに、うちの松尾とくさんは、割れ鐘の様な声と言い、松尾太郎くんは、民謡をやれと言います。
鵜がせっかく獲った鮎を人間がかっぱらってしまうのですから、
<おもしろうて>でなくては、いけません。
鵜と人のかけひきかなと思いますが、9月に入ると、鮎と人との知恵比べに
なります。産卵のために川を下る落ち鮎を捕まえる瀬張り漁がはじまります。これは、川底に敷いたビニールの白色と川幅に張ったロープが水を打つ音で右往左往する鮎を待ち構えて、投げ網にかけるのです。
子持ち鮎ではありますが、どちらかというと、煮たほうが美味しい鮎です
初めから、頭と尾を落として煮てもいいかもしれませんが、そのまま
煮てから落としてもいいです。ただし、これは、腕のいい板さんじゃないと、鮎が泣きます。泣いてはいかんと感動して、<紅葉鮎>と名付けて
突き出しに3点盛りにしてお出ししたことがあります。
私は、包丁の修業をしたわけではありませんが、コンプレックスに思わないで、メールを下さった方に感謝して、店を続けます。
店を続けていく中では、他のお店をそのままでご利用いただくこともあります。お弁当は私が調整させていただいても、鮎の塩焼きは<かじか>
さんに時間指定でお願いします。
いつやったかしらん、別のお店が、炭火で40分と新聞に書かれていましたが、さすが、プロだね。
先日のお客様のときに、連絡ミスで、乗船時間アウトかとハラハラしましたが、15分で焼いてくださいました。鮎との知恵比べでしょうか?本当に美味しそうでした。時間に急いても、ママはゆったりとにっこりと、彼女も本物です。また、会いにいこっと。
ニセモノもニセモノとして極めればニセモノという本物になる。
ちなみに、私は声が大きいのですが、大という字は一人と書くように、
孤独であります。だから、こんなメールは、嬉しいです。
そうそう、私に、800字で書いてくださいと真っ白な原稿用紙を、送ってくれたのは、池田大作くんという5Lの編集者です。これ、本名だそうで、BOSSに<小作だ、D作だ>と、ジョーク的改名をせまられておりますが、
彼のいいところは、朗らかなことです。
BOSSは誰かと言うと、日刊スポーツ新聞の人生相談をしておりますので、ごらんください。BOSS主宰の有名塾でも、彼は私の声を、大きな声と言わないで、透明な良く通る声としてくれました。ええ子やね。
ちなみに、うちの松尾とくさんは、割れ鐘の様な声と言い、松尾太郎くんは、民謡をやれと言います。
鵜がせっかく獲った鮎を人間がかっぱらってしまうのですから、
<おもしろうて>でなくては、いけません。
鵜と人のかけひきかなと思いますが、9月に入ると、鮎と人との知恵比べに
なります。産卵のために川を下る落ち鮎を捕まえる瀬張り漁がはじまります。これは、川底に敷いたビニールの白色と川幅に張ったロープが水を打つ音で右往左往する鮎を待ち構えて、投げ網にかけるのです。
子持ち鮎ではありますが、どちらかというと、煮たほうが美味しい鮎です
初めから、頭と尾を落として煮てもいいかもしれませんが、そのまま
煮てから落としてもいいです。ただし、これは、腕のいい板さんじゃないと、鮎が泣きます。泣いてはいかんと感動して、<紅葉鮎>と名付けて
突き出しに3点盛りにしてお出ししたことがあります。
私は、包丁の修業をしたわけではありませんが、コンプレックスに思わないで、メールを下さった方に感謝して、店を続けます。
店を続けていく中では、他のお店をそのままでご利用いただくこともあります。お弁当は私が調整させていただいても、鮎の塩焼きは<かじか>
さんに時間指定でお願いします。
いつやったかしらん、別のお店が、炭火で40分と新聞に書かれていましたが、さすが、プロだね。
先日のお客様のときに、連絡ミスで、乗船時間アウトかとハラハラしましたが、15分で焼いてくださいました。鮎との知恵比べでしょうか?本当に美味しそうでした。時間に急いても、ママはゆったりとにっこりと、彼女も本物です。また、会いにいこっと。
一茂くんからの発信です。
しんしゃというのは辰砂と書きます。
日本画の絵の具にもありますが、天然に出る硫化水銀を砕いて作る
顔料で、朱色です。
陶磁器では、発色剤に銅を使って、還元焼成で朱紅色を呈色したものをいいます。銅を発色剤につかうということは、中国の宋の時代からと文献ににはありますが、実際の名品とされるものは、景徳鎮窯が宮廷御器を製造していた、明、清の時代のようですね。釉調によって、桃花紅、火炎紅、祭り紅、宝石紅と呼び分けられています。
こんな話になると、骨董の世界なのですが、
実は、身分もわきまえずに、私も買っていたころがあったのです。
茶懐石の小椋正親氏から、話をいただき、当時の配偶者のボーナスを
つかったことも有り。
いま、一茂くんからいただいたカタログをみていて、思ったことを書きます。本物ってなにやねん。
それよりも、本物と<そうでないもの>を、曖昧にしておくのはいややね。
他人はどうであれ、自分が自分にだまされるのがいやや。
されど、自分がだまされたことを承知で、その時に、買うことができたことに感謝したい。
本物を超えるかのような<そうでないもの>もある。
ニセモノという言葉でくくりたくないものにもであった。
ただ、ニセモノは、たいがいの場合、本物よりも本物らしく見えます。
ただ、じっと、手元においておくと、ゆがみがでてきます。
ただ、それは、買って、手元におかないとわからないみたいです。
世の中には、そうして、おいておかれるモノが多いのでしょうね。
カタログをみていて、プリントの技術の素晴らしさを思います。
丁寧に、内職でプリントをはりあわせている女性とお会いしたことを
思い出しました。買いやすくて、つかいやすいプリントも良いものです。
少なくとも、置いておくことをしないで、今晩からつかえるでしょ
う。とても気に入っていただけたら、お客様にさしあげることだってできます。この場合は値段を飛び越えます。
盛りつけで気をつけなければならないことは、器には格があることです。
芋の煮っころがしを盛りつけようと思えばできないこともないのですが。
あしらいに元手をいれましょう。芋の皮の剥き方から、根性をいれましょう。
私は、しゃべりすぎる女です。
やっと、少しだけ気がつきました。器にしゃべってもらえるような
本物の女将になりたいと、少しだけ気がつきました。課題をくれた彼に
大感謝です。
しんしゃというのは辰砂と書きます。
日本画の絵の具にもありますが、天然に出る硫化水銀を砕いて作る
顔料で、朱色です。
陶磁器では、発色剤に銅を使って、還元焼成で朱紅色を呈色したものをいいます。銅を発色剤につかうということは、中国の宋の時代からと文献ににはありますが、実際の名品とされるものは、景徳鎮窯が宮廷御器を製造していた、明、清の時代のようですね。釉調によって、桃花紅、火炎紅、祭り紅、宝石紅と呼び分けられています。
こんな話になると、骨董の世界なのですが、
実は、身分もわきまえずに、私も買っていたころがあったのです。
茶懐石の小椋正親氏から、話をいただき、当時の配偶者のボーナスを
つかったことも有り。
いま、一茂くんからいただいたカタログをみていて、思ったことを書きます。本物ってなにやねん。
それよりも、本物と<そうでないもの>を、曖昧にしておくのはいややね。
他人はどうであれ、自分が自分にだまされるのがいやや。
されど、自分がだまされたことを承知で、その時に、買うことができたことに感謝したい。
本物を超えるかのような<そうでないもの>もある。
ニセモノという言葉でくくりたくないものにもであった。
ただ、ニセモノは、たいがいの場合、本物よりも本物らしく見えます。
ただ、じっと、手元においておくと、ゆがみがでてきます。
ただ、それは、買って、手元におかないとわからないみたいです。
世の中には、そうして、おいておかれるモノが多いのでしょうね。
カタログをみていて、プリントの技術の素晴らしさを思います。
丁寧に、内職でプリントをはりあわせている女性とお会いしたことを
思い出しました。買いやすくて、つかいやすいプリントも良いものです。
少なくとも、置いておくことをしないで、今晩からつかえるでしょ
う。とても気に入っていただけたら、お客様にさしあげることだってできます。この場合は値段を飛び越えます。
盛りつけで気をつけなければならないことは、器には格があることです。
芋の煮っころがしを盛りつけようと思えばできないこともないのですが。
あしらいに元手をいれましょう。芋の皮の剥き方から、根性をいれましょう。
私は、しゃべりすぎる女です。
やっと、少しだけ気がつきました。器にしゃべってもらえるような
本物の女将になりたいと、少しだけ気がつきました。課題をくれた彼に
大感謝です。
芥川賞作家で、福島県の臨済宗のお寺の住職であられます54歳の男性の
講演とサイン会に揖斐川町まで行ってきました。
テーマは、<この秋は雨か嵐かしらねども>でしたが、ええお話がいっぱいでした。松尾太郎くんを連れてきたらよかったのにと残念です。
11月3日にも、なんか、えらいひとがおみえになるそうですから、
大興寺
電話0585-22-2289まで連絡をなさってはいかがでしょうか?
私をみかけたら、声をかけてくださいね。
桂庵で粗茶など一服しんぜましょう。
一番前の席で講演を聴いていて、
いやなことは水に流してと、長良川をみては思ってきましたが、
それよりも、自然には勝てへんと風に流すように受け止めていきたいと
思うようになりました。
テーマの句の下の句は
今日のつとめの田草とるなりです。
このブログを今日のつとめとUPするのに時間がかかりましたことを
お詫びします。
ある手紙
感謝
母と主人と家族同様の男性と参加させていただきました。
<アブラクサスの祭>を購入させていただき、一番にサインを頂戴させていただきました。<言中有響>と書いていただけました。
生涯忘れないでしょう。本堂にこの書がかかっていると、帰りしなに
お手洗いをご一緒した老婦人に聞きました。ぜひとも、また ここに
ご縁があることを念じています。
玄侑先生すばらしい。
ぶしつけにも、このご本は原稿用紙何枚ですかと、思わず、口にしたら、
百八十枚と答えてくださいました。
私は百八十回感動して読むことをお約束します。
よろしくお伝えください。
帰途、松尾さいさんが、貴久家でご馳走してくれました。
二千円のお弁当にも、牛肉ともやしと牛蒡の紙鍋がつきます。
ありがとうね。
講演とサイン会に揖斐川町まで行ってきました。
テーマは、<この秋は雨か嵐かしらねども>でしたが、ええお話がいっぱいでした。松尾太郎くんを連れてきたらよかったのにと残念です。
11月3日にも、なんか、えらいひとがおみえになるそうですから、
大興寺
電話0585-22-2289まで連絡をなさってはいかがでしょうか?
私をみかけたら、声をかけてくださいね。
桂庵で粗茶など一服しんぜましょう。
一番前の席で講演を聴いていて、
いやなことは水に流してと、長良川をみては思ってきましたが、
それよりも、自然には勝てへんと風に流すように受け止めていきたいと
思うようになりました。
テーマの句の下の句は
今日のつとめの田草とるなりです。
このブログを今日のつとめとUPするのに時間がかかりましたことを
お詫びします。
ある手紙
感謝
母と主人と家族同様の男性と参加させていただきました。
<アブラクサスの祭>を購入させていただき、一番にサインを頂戴させていただきました。<言中有響>と書いていただけました。
生涯忘れないでしょう。本堂にこの書がかかっていると、帰りしなに
お手洗いをご一緒した老婦人に聞きました。ぜひとも、また ここに
ご縁があることを念じています。
玄侑先生すばらしい。
ぶしつけにも、このご本は原稿用紙何枚ですかと、思わず、口にしたら、
百八十枚と答えてくださいました。
私は百八十回感動して読むことをお約束します。
よろしくお伝えください。
帰途、松尾さいさんが、貴久家でご馳走してくれました。
二千円のお弁当にも、牛肉ともやしと牛蒡の紙鍋がつきます。
ありがとうね。
☆御馳走について書いてくれよ。
素敵な男性からのメールですが、相手が素敵なだけに、ヘタというか
ベタなことはかけへんやん。UPが遅れたことをお詫びします。
御馳走を辞書<32年前の岐阜市の成人式の引き出物>でひくと
1、もてなすこと
2、豪華な食事とあります。
御馳走字体の意味は、野山を走り回って、美味しいものをととのえる
ことであります。
よく、お客様にたずねられるのは、<どこで買っとんの?>です。
また、どこかの廉売スーパーで遭遇すると、<こんなとこで買っとんの?>であります。
店を持った当初は、中央市場まで仕入れに行っていました。
もちろん、今も、出かけますが、それ以前にアマチュアの時代のほうが
大人買いをしていたように思います。
<贅沢な材料を腹いっぱい食え>の感覚で、たとえば、海胆一箱を塩ふって
バーナーで焼くなんて料理もしていました。
豪快で評判も良かったことは、娘の友人が、今もって証言してくれます。
こうして、私の様な者が店を続けさせていただくうちには、ひとかけらの
海胆をいかにして、とうふとともに御満足いただけるかということに
苦心をしているように思います。
この苦心は、作る者の喜びであります。
どんなもんだいと胸をはりたくなります。私が喜びをいただいた上に
お代もいただける?もちろん、このブログへのお題もいただける?こんなけっこうなお商売はないと感謝です。
この男性には
<馳走であるか?かたじけない。じつに旨そうでござるな>という
セリフが似合いそうです。
江戸時代に白魚の料理を尊んだのは、
透明な白魚の頭が透けて見えたところが、脳の形が徳川家の葵のご紋ににていたからであります。徳川家康公が葵の紋のついた魚が獲れるとは、
万代の吉兆であると喜んだことだそうです。
白魚の脳ではありませんが、苦心をすることは脳をつかうことであります。
桐島洋子さんの本に聡明な女は料理が上手いというタイトルがあります。
うちの松尾とくさんいわく、ええおとこはええおんなをもとめる。
素敵なお客様には、素敵になりましょうか?
私は、材料を仕入れ、下ごしらえをしているときには、一心不乱で
身なりをかまいません。衛生しか脳にありません。
おもてなしのときには、着物をきます。
うちの松尾とくさんいわく、相撲の土俵入りの様な着付けではありますが、
ぜひ、いちど、おでかけくださいませ。
素敵な男性からのメールですが、相手が素敵なだけに、ヘタというか
ベタなことはかけへんやん。UPが遅れたことをお詫びします。
御馳走を辞書<32年前の岐阜市の成人式の引き出物>でひくと
1、もてなすこと
2、豪華な食事とあります。
御馳走字体の意味は、野山を走り回って、美味しいものをととのえる
ことであります。
よく、お客様にたずねられるのは、<どこで買っとんの?>です。
また、どこかの廉売スーパーで遭遇すると、<こんなとこで買っとんの?>であります。
店を持った当初は、中央市場まで仕入れに行っていました。
もちろん、今も、出かけますが、それ以前にアマチュアの時代のほうが
大人買いをしていたように思います。
<贅沢な材料を腹いっぱい食え>の感覚で、たとえば、海胆一箱を塩ふって
バーナーで焼くなんて料理もしていました。
豪快で評判も良かったことは、娘の友人が、今もって証言してくれます。
こうして、私の様な者が店を続けさせていただくうちには、ひとかけらの
海胆をいかにして、とうふとともに御満足いただけるかということに
苦心をしているように思います。
この苦心は、作る者の喜びであります。
どんなもんだいと胸をはりたくなります。私が喜びをいただいた上に
お代もいただける?もちろん、このブログへのお題もいただける?こんなけっこうなお商売はないと感謝です。
この男性には
<馳走であるか?かたじけない。じつに旨そうでござるな>という
セリフが似合いそうです。
江戸時代に白魚の料理を尊んだのは、
透明な白魚の頭が透けて見えたところが、脳の形が徳川家の葵のご紋ににていたからであります。徳川家康公が葵の紋のついた魚が獲れるとは、
万代の吉兆であると喜んだことだそうです。
白魚の脳ではありませんが、苦心をすることは脳をつかうことであります。
桐島洋子さんの本に聡明な女は料理が上手いというタイトルがあります。
うちの松尾とくさんいわく、ええおとこはええおんなをもとめる。
素敵なお客様には、素敵になりましょうか?
私は、材料を仕入れ、下ごしらえをしているときには、一心不乱で
身なりをかまいません。衛生しか脳にありません。
おもてなしのときには、着物をきます。
うちの松尾とくさんいわく、相撲の土俵入りの様な着付けではありますが、
ぜひ、いちど、おでかけくださいませ。
☆コッぺパンがどうしても食べたい。
というお客様がおみえです。
私は、トーストが好きですので、どうも、違和感があったのですが、
味付けパンとか、ホットドッグ用として、スーパーで売られているパンのことでした。これに、マーガリンを少しはさんで、ほんの20秒、レンジにかけます。これをかけすぎるとまずいです。
師の村上祥子が、福岡女子大学時代に通っていたお店のホットドッグが
ふんわりと蒸してあったそうですから、そのイメージで作るとベストです。
私は、完全予約の一客一亭の店を張らせていただいておりますから、
なんでもござれで復元いたします。
喜ぶ顔がみたいことと、自分への達成感かな?
コッぺパンという名称で売られているものは、フジパンの黒砂糖味で
クリームがはさんであります。これは、温めるのにはちょっと無理があるかな?
ミルクの入った丸いパンになると、これは、ハンバーガーでおなじみの
バンズでヨーロッパ型といわれていたようです。同じ配合でも、
ソーセージをはさめるように、細長くしたものがロールでアメリカ型といわれていたようです。
終戦後にララ物資といわれて、スキムミルクが学校給食用に、供給されて
なじんできた味です。
マーガリンでなく、バターを加えたのが上等のイメージで、また、ちょっと
成形が難しくて、楽しいので、手づくりパンの中でも、真っ先に試したくなるもののひとつです。
コッぺパンもですが、小麦粉の10%の砂糖と油脂、5%のスキムミルクが
入ると、トーストしなくても食べやすく、老化もおそいようです。
もっとも、このお客様に、当節流行の米分のパンを食べていただいたら、
目を輝かせていたので
、郷愁と重ねて流行は繰り返すのかもしれません。この方は、
大阪の天下茶屋の晴明小学校から、守口の三郷小学校に転校されておられますが、学校給食で揚げパンは食べた覚えがないそうです。
うちの娘たちは大好きなパンだったそうですが、また、私は明照幼稚園時代に食べた覚えがあるのですが、皆さんはどうですか?
ちなみに、脱脂粉乳とか練乳という世代とスキムミルクとかコンデンスミルクという世代で、断絶と段階が分かれるという説もあり。どちらかな?
というお客様がおみえです。
私は、トーストが好きですので、どうも、違和感があったのですが、
味付けパンとか、ホットドッグ用として、スーパーで売られているパンのことでした。これに、マーガリンを少しはさんで、ほんの20秒、レンジにかけます。これをかけすぎるとまずいです。
師の村上祥子が、福岡女子大学時代に通っていたお店のホットドッグが
ふんわりと蒸してあったそうですから、そのイメージで作るとベストです。
私は、完全予約の一客一亭の店を張らせていただいておりますから、
なんでもござれで復元いたします。
喜ぶ顔がみたいことと、自分への達成感かな?
コッぺパンという名称で売られているものは、フジパンの黒砂糖味で
クリームがはさんであります。これは、温めるのにはちょっと無理があるかな?
ミルクの入った丸いパンになると、これは、ハンバーガーでおなじみの
バンズでヨーロッパ型といわれていたようです。同じ配合でも、
ソーセージをはさめるように、細長くしたものがロールでアメリカ型といわれていたようです。
終戦後にララ物資といわれて、スキムミルクが学校給食用に、供給されて
なじんできた味です。
マーガリンでなく、バターを加えたのが上等のイメージで、また、ちょっと
成形が難しくて、楽しいので、手づくりパンの中でも、真っ先に試したくなるもののひとつです。
コッぺパンもですが、小麦粉の10%の砂糖と油脂、5%のスキムミルクが
入ると、トーストしなくても食べやすく、老化もおそいようです。
もっとも、このお客様に、当節流行の米分のパンを食べていただいたら、
目を輝かせていたので
、郷愁と重ねて流行は繰り返すのかもしれません。この方は、
大阪の天下茶屋の晴明小学校から、守口の三郷小学校に転校されておられますが、学校給食で揚げパンは食べた覚えがないそうです。
うちの娘たちは大好きなパンだったそうですが、また、私は明照幼稚園時代に食べた覚えがあるのですが、皆さんはどうですか?
ちなみに、脱脂粉乳とか練乳という世代とスキムミルクとかコンデンスミルクという世代で、断絶と段階が分かれるという説もあり。どちらかな?
肴は炙った烏賊がいい。
客商売は浮き草稼業なのでゲンをかつぎます。するめはあたりめといいます。
焦げる、する、落ちる、割れるなど、縁起の良くないことばをさけます。
私も、このブログには、できるだけ、やさしいことばをつかおうとおもっています。
もっとも、うちうちの習いは全くもってわるいです。
するめは寿留女という当て字もあるくらいですから、きっと良い味なのでしょう。
干した烏賊を
火で炙り、チリチリっとまるまってきたら、返して、熱々のうちに
さきます。マヨネーズとしょうゆに一味をかけるのが好きですが、
お客様で,「あんた暑いやろ」と先にさいてオーブントースターで、焼いたらと提案して下さった方がおみえです。
純情な私は、素直に焼いたら、かたくて、どうにもなりません。
ものごとには順番があると知りました。
せっかくの提案ですから、その場でひたひたの熱湯とレンジでもどして
ダシをとり、大豆と炊き合わせしました。
焼いた香ばしさで、とこぶしと炊き合わせるもかくならずという味に
仕上がりました。
こういったことが楽しめるのも1客1亭の店のおかげです。
焦げ付こうと、すろうと、なんとかとうふ屋桂庵がまわっていくお金があれば、幸せです。
幸せの年収は、官憲に搾取されない程度だそうです。
いくらなんやろね。
正月の買い物には、黒豆、昆布、田作りとともにリストアップされて
いたするめですが、どうなんでしょうね。
明治生まれの料理研究家のおせちレシピには、煮しめに入っておりますが、
大正生まれの料理研究家になると、鶏ガラになるように思えます。
また、鶏ガラのスープをつくっても、鶏の力がないと大豆を加えると
されておられるようになりました。
この方の跡をつぐ昭和生まれの料理研究家がおみえでなさそうなのが
残念です。
舌は5代だそうです。仕事を引き継ぐのは3代でも難しいのかな?
客商売は浮き草稼業なのでゲンをかつぎます。するめはあたりめといいます。
焦げる、する、落ちる、割れるなど、縁起の良くないことばをさけます。
私も、このブログには、できるだけ、やさしいことばをつかおうとおもっています。
もっとも、うちうちの習いは全くもってわるいです。
するめは寿留女という当て字もあるくらいですから、きっと良い味なのでしょう。
干した烏賊を
火で炙り、チリチリっとまるまってきたら、返して、熱々のうちに
さきます。マヨネーズとしょうゆに一味をかけるのが好きですが、
お客様で,「あんた暑いやろ」と先にさいてオーブントースターで、焼いたらと提案して下さった方がおみえです。
純情な私は、素直に焼いたら、かたくて、どうにもなりません。
ものごとには順番があると知りました。
せっかくの提案ですから、その場でひたひたの熱湯とレンジでもどして
ダシをとり、大豆と炊き合わせしました。
焼いた香ばしさで、とこぶしと炊き合わせるもかくならずという味に
仕上がりました。
こういったことが楽しめるのも1客1亭の店のおかげです。
焦げ付こうと、すろうと、なんとかとうふ屋桂庵がまわっていくお金があれば、幸せです。
幸せの年収は、官憲に搾取されない程度だそうです。
いくらなんやろね。
正月の買い物には、黒豆、昆布、田作りとともにリストアップされて
いたするめですが、どうなんでしょうね。
明治生まれの料理研究家のおせちレシピには、煮しめに入っておりますが、
大正生まれの料理研究家になると、鶏ガラになるように思えます。
また、鶏ガラのスープをつくっても、鶏の力がないと大豆を加えると
されておられるようになりました。
この方の跡をつぐ昭和生まれの料理研究家がおみえでなさそうなのが
残念です。
舌は5代だそうです。仕事を引き継ぐのは3代でも難しいのかな?
お彼岸と月見と一日遅れになりましたね。
両方とも、だんごがつきものです。
松尾家では、明治4年生まれのひいおばあさんに教わった料理を、
松尾さいさんが作ってくれました。
米の粉を、同じ町内のY製粉で1キロ買ってきました。
だいたい
4分の1の分量の粉を使って、松尾さいさんが、<にえきりの熱い湯>をやかんの口から注ぎながら、箸でまとめ、手を氷水で冷やしながら、ねりあげます。水やぬるま湯で練るよりも、汲水がよいぶん、やわらかい生地ができます。手粉をつかわないので、でんぷんのアルファ化もよく、まとまりもいいです。
芋名月にちなんで、サトイモのような形にします。
本物のサトイモの皮をむき、醤油、砂糖で調味したとろみのある煮汁のなかに、サトイモの形のだんごをいれて、完全に火が通るまで、煮ます。
このとろみのある煮汁をふきこぼれさせないように煮るかげんが、だんごの
火どおりにちょうどいいのです。
また、熱々のだんごを熱々の煮汁に入れることで、味のしみ込み具合も
よくなるようです。
松尾太郎くんの健康を気づかって、今年の煮汁は、かなり薄味で薄色でした。本来は、長良の山川醸造の濃い醤油で真っ黒に煮上げます。
そうそう、ここの醤油が、<アイスクリームにかけるしょうゆ>で全国ネットになりましたね。
お客様と金崋山ロープウェーに行った時に見つけて、地元だけに、
<おめめがくるくる>しました。カラメルのようなコクと色はグーですから、よその土地でみかけたら、お土産にと友人知人の分まで買いあさったにちがいありません。
お彼岸のだんごは、あまり作ったことがありません。
ただ、とうふを入れた白玉だんごは作ります。
料理のあしらいに、5グラムほどですはまだんごを作ったこともあります。
とうふ屋桂庵の名を名乗ってはおりますが、こちらから、豆腐の名を
だして、料理の説明をするのも重なるといかがなものかと反省があります。
創業当時、ココイチの宗次徳二氏に、奥様は、こうおっしゃたそう
です。<お客様にお水ください>と言われたら負けよ。
心地よくしていただくのに、勝ち負けはないかもしれませんが、私は
自分との戦いだと思っています。
私に、垂井の南宮大社を戦いの神様だと諭してくださったのは、
両香堂のおばあさんです。ここで、買い物をする度に、教わったことがあります。買い物は、私の心だったかもしれませんね。
両方とも、だんごがつきものです。
松尾家では、明治4年生まれのひいおばあさんに教わった料理を、
松尾さいさんが作ってくれました。
米の粉を、同じ町内のY製粉で1キロ買ってきました。
だいたい
4分の1の分量の粉を使って、松尾さいさんが、<にえきりの熱い湯>をやかんの口から注ぎながら、箸でまとめ、手を氷水で冷やしながら、ねりあげます。水やぬるま湯で練るよりも、汲水がよいぶん、やわらかい生地ができます。手粉をつかわないので、でんぷんのアルファ化もよく、まとまりもいいです。
芋名月にちなんで、サトイモのような形にします。
本物のサトイモの皮をむき、醤油、砂糖で調味したとろみのある煮汁のなかに、サトイモの形のだんごをいれて、完全に火が通るまで、煮ます。
このとろみのある煮汁をふきこぼれさせないように煮るかげんが、だんごの
火どおりにちょうどいいのです。
また、熱々のだんごを熱々の煮汁に入れることで、味のしみ込み具合も
よくなるようです。
松尾太郎くんの健康を気づかって、今年の煮汁は、かなり薄味で薄色でした。本来は、長良の山川醸造の濃い醤油で真っ黒に煮上げます。
そうそう、ここの醤油が、<アイスクリームにかけるしょうゆ>で全国ネットになりましたね。
お客様と金崋山ロープウェーに行った時に見つけて、地元だけに、
<おめめがくるくる>しました。カラメルのようなコクと色はグーですから、よその土地でみかけたら、お土産にと友人知人の分まで買いあさったにちがいありません。
お彼岸のだんごは、あまり作ったことがありません。
ただ、とうふを入れた白玉だんごは作ります。
料理のあしらいに、5グラムほどですはまだんごを作ったこともあります。
とうふ屋桂庵の名を名乗ってはおりますが、こちらから、豆腐の名を
だして、料理の説明をするのも重なるといかがなものかと反省があります。
創業当時、ココイチの宗次徳二氏に、奥様は、こうおっしゃたそう
です。<お客様にお水ください>と言われたら負けよ。
心地よくしていただくのに、勝ち負けはないかもしれませんが、私は
自分との戦いだと思っています。
私に、垂井の南宮大社を戦いの神様だと諭してくださったのは、
両香堂のおばあさんです。ここで、買い物をする度に、教わったことがあります。買い物は、私の心だったかもしれませんね。
私は運動会は苦手です。
今でもスレンダーではありませんが、超肥満児でしたので、
走れば、格差をつけてのどんじり。クラスのためには、できたら、
出場辞退されたしと当時の担任が望むほどでした。
そのころは、イジメなどは、認知されておらず、イジメられる方にも
問題があると、職員室まで、陳情にいっても、一蹴されておりました。
真面目な家系でしたので、登校拒否もしなかったのでしょうね。
唯一の楽しみは弁当の時間かな?
懐かしい写真があります。
一家で応援よろしく、運動場で弁当を広げております。
松尾とくさんが、子どもを背負ったままで、いなりずしをほおばっています。サーモスなんてなかった時代ですから、ガラスの魔法瓶を風呂敷で
からげて持っていきました。子どものプラスチックの水筒のふたには磁石がついていました。
いなりずしの質問がありましたので、書きます。
江戸時代の末期頃
名古屋あたりが発祥です。豊川稲荷?
東西に広まったみたいですね。文献によると、江戸では天保年間。
キツネが油揚げが大好きなことから、キツネは神様のお使いで、しのだの森に住むところから、しのだずし。
その形から、俵ずしという方もみえました。俵積むなんて縁起がいいですね。
巻きずしとセットにすると、助六となりますが、これは歌舞伎からの銘々で、助六が色男の役者、揚げ巻が京都島原の遊女太夫であったことからです。
関東のいなりは、油揚げを四角に切りますが、関西では三角に切り
ます。関西は具が入りますが、関東は、あまり入れません。
岐阜では、お店によって違うので、松尾とくさんは、合わせて開くなんて
サービスもしていました。
お客様によると、子どもの好きなものでということで、おにぎりと赤いウインナーに卵焼きだったとのことです。そういえば、これを定番メニューにいれておられ、出前をなさっておられるたこ焼き屋さんが、やながせにありますね。
また、運動会のお弁当に限っては、反応があるみたいですよ。
9月5日の朝日新聞のひととき欄
<愉快なまずいカレー>の投稿者の光子さんは、私と同じ年ですが、
気持ちがよくわかります。りえさんの気持ちもよくわかります。
運動会の弁等は美味しい!素直にいいましょう。
今でもスレンダーではありませんが、超肥満児でしたので、
走れば、格差をつけてのどんじり。クラスのためには、できたら、
出場辞退されたしと当時の担任が望むほどでした。
そのころは、イジメなどは、認知されておらず、イジメられる方にも
問題があると、職員室まで、陳情にいっても、一蹴されておりました。
真面目な家系でしたので、登校拒否もしなかったのでしょうね。
唯一の楽しみは弁当の時間かな?
懐かしい写真があります。
一家で応援よろしく、運動場で弁当を広げております。
松尾とくさんが、子どもを背負ったままで、いなりずしをほおばっています。サーモスなんてなかった時代ですから、ガラスの魔法瓶を風呂敷で
からげて持っていきました。子どものプラスチックの水筒のふたには磁石がついていました。
いなりずしの質問がありましたので、書きます。
江戸時代の末期頃
名古屋あたりが発祥です。豊川稲荷?
東西に広まったみたいですね。文献によると、江戸では天保年間。
キツネが油揚げが大好きなことから、キツネは神様のお使いで、しのだの森に住むところから、しのだずし。
その形から、俵ずしという方もみえました。俵積むなんて縁起がいいですね。
巻きずしとセットにすると、助六となりますが、これは歌舞伎からの銘々で、助六が色男の役者、揚げ巻が京都島原の遊女太夫であったことからです。
関東のいなりは、油揚げを四角に切りますが、関西では三角に切り
ます。関西は具が入りますが、関東は、あまり入れません。
岐阜では、お店によって違うので、松尾とくさんは、合わせて開くなんて
サービスもしていました。
お客様によると、子どもの好きなものでということで、おにぎりと赤いウインナーに卵焼きだったとのことです。そういえば、これを定番メニューにいれておられ、出前をなさっておられるたこ焼き屋さんが、やながせにありますね。
また、運動会のお弁当に限っては、反応があるみたいですよ。
9月5日の朝日新聞のひととき欄
<愉快なまずいカレー>の投稿者の光子さんは、私と同じ年ですが、
気持ちがよくわかります。りえさんの気持ちもよくわかります。
運動会の弁等は美味しい!素直にいいましょう。