少量仕込みと大量仕込み

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
keian 2010-9-8 18:41
今回も、個人情報にひっかるというか?
<誰ぞ、おこってきいへんか?>ということで、UPが遅れました。
お待たせしてごめんなさい。

ひ孫の椿に語った松尾さいさんの話から、書きます。
『油揚げを一枚でも多く揚げたら、利益が出ると思って働いていると,乳があふれてきて、
たらーっと濡らした。赤子を泣かしてまで、働いたから利益がでた』
設備投資をして、大量生産すれば、売れた時代だったのでしょうか?
卸が中心でしたが、よくぞ、3人の戦力でこなしてきたと思います。
もっとも、親族だけだったので、子どもの使い方が上手だったのでしょう。

私の主婦時代は、少しでも、多く作っていました。
<器用自慢>に配るのが楽しかったのですから、1回目よりも2回目は、倍量作りました。
効率よく作る事を覚えると、道具も自分の手にあった物を創案するようになり、これも、楽しかったですね。お金をいただかなくても、物々交換のごとく、皆様が素材をくださいました。
店を持てたのは、このおかげです。
ご縁があって<リン>というリサイクルショップに、<金曜日のおやつくらぶ>と称して、置いてもらっていました。
100円で売ろうとすれば、<リン>へのお礼は、売れた分の10%で、端は切り捨てで店主の鈴代さんに感謝。
当時の配偶者に家賃のつもりで、<迷惑料>を売れる前の作った分の10%を先払いしていました。光熱費として、10%を家計費に戻しいれると、材料費は40% 包装費は10%以下に抑えないと利益が20%出ません。
全部売り切れたとしての数字です。

店を持ち、お金をいただくようになりました。
卸から、小売としての利益が20%でなくて、40%と知りました。
作る苦労よりも、売る苦労が○秘の時代になったのかな?。
倒産していく企業は、設備投資と人件費がネックとのこと。
ただ、作る喜びというのは最高なんですよ。
出来立ての匂い。鍋底をすくってなめるひとさじは、作らないと味わえません。
 
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