こうよう

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
keian 2010-11-8 20:36
紅葉はこうようで買うよう
何のことかと言えば、
豆腐小僧という妖怪の話です。コレも何か用かい。
大きな笠をかぶった子どもが、豆腐をのせた盆を持っています。
雨の夕暮れに現れるのですが、何にも言わないし、ただ、歩いていくだけです。
豆腐に紅葉の図柄がついているだけです。
お客様が買う様に願いです。これは、ちくま文庫に高橋幹夫氏が江戸
あじわい図譜という御著書で紹介されております。
その頃の豆腐は紅葉の型がついていたのでしょうね。
松尾太郎くんにきくと、戦前は、その名残で、関東と関西で、菱と丸という風に図柄もちがっていたらしいです。
修業した店がそれでわかったのでしょうか?
豆腐というのは、庶民的なものですから、妖怪も応援してくれるのでしょう。
妖怪の図柄がUPできなくてごめんなさい。
とうふ屋桂庵のお願いでございます。
紅葉鮎を200仕込みました。
仕入れは有る方の御好意です。
鮎そのものもおほめいただきましたが、それ以上に煮汁が最高といっていただきました。これで、焼き豆腐やこも豆腐を煮たらもっと最高です。
煮方の修業は4月1日の法華寺の花見弁当85個納品のおかげです。
そのときのファンの方から、後押しいただけました。
おせち料理を1人前4000円<税別>でさせていただきとうございます。
11月は説明にうかがわせていただきます。12月からご予約を承りたく存じます。なにとぞ、よろしくお願い申し上げます。

そうそう、京都の紅葉が美しいのは、紅葉しやすい木を選んであるからやと
うかがいました。さすが、1000年の都は、先見の明がありますね。
私は、名前だけは京都短期大学卒です。
なぜ、この名であるのか、卒業して何年かたったらわかると、在学中に
溝渕先生に教わりましたが、このことだったのかもしれません。
今は、わからなくても、先にいったらわかる。それまでは、暗くて仕方がない。夕暮れ時に、黙って豆腐を持って歩けばわかるのでしょうか?
 
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