お元気で
これは、<さようなら>の代わりに使う言葉です。
うちの松尾とくさんが
長電話のあとでは、<さいなら>と受話器をおくときは、
<やれやれ>という感じがします。
お別れのご挨拶はむつかしいものです。
<ひきずらんことや>とあるお客様に教えていただきましたが、
ひきずって、ひきずって、まわりの人間に、そうとう訴えて、
やっと、自分に納得しています。
おからのブログには、たくさんのメールをいただきました。
いかに、共感する人が多いのかと、私の方がビックリしています。
その中で、ある方への私のメールを紹介します。
食べ物を粗末にしない。
それだけで、店を維持してきましたが、届けることを含めて、時代が変わってきたようですね。
以前も、
<なんや、油揚げか>といわれて、もう2度といやや。
亡くなった義父が、人にものをあげるということはあかんことやと
静かに話した日を思い出しています。当時はドケチと思っていましたが、
きっと、傷ついたことがあったのでしょう?
お返しを考えるのがうっとおしいのでしょう?
やっぱり、金の問題をついてくるのがツキアイ。
ツキアイのおまじないは
<お元気で>と<ありがとう>の言葉です。
これは、<さようなら>の代わりに使う言葉です。
うちの松尾とくさんが
長電話のあとでは、<さいなら>と受話器をおくときは、
<やれやれ>という感じがします。
お別れのご挨拶はむつかしいものです。
<ひきずらんことや>とあるお客様に教えていただきましたが、
ひきずって、ひきずって、まわりの人間に、そうとう訴えて、
やっと、自分に納得しています。
おからのブログには、たくさんのメールをいただきました。
いかに、共感する人が多いのかと、私の方がビックリしています。
その中で、ある方への私のメールを紹介します。
食べ物を粗末にしない。
それだけで、店を維持してきましたが、届けることを含めて、時代が変わってきたようですね。
以前も、
<なんや、油揚げか>といわれて、もう2度といやや。
亡くなった義父が、人にものをあげるということはあかんことやと
静かに話した日を思い出しています。当時はドケチと思っていましたが、
きっと、傷ついたことがあったのでしょう?
お返しを考えるのがうっとおしいのでしょう?
やっぱり、金の問題をついてくるのがツキアイ。
ツキアイのおまじないは
<お元気で>と<ありがとう>の言葉です。
卯の花、きらず
異名はありますが、酒粕同様に寂寥感があります。
とうふ屋をさせていただいておりますと、
<オカラ欲しい>というお客様がおみえになります。
喜んでいただけるのならと思うのですが、これがむつかしい。
相手が欲しがっている時とこちらが届けられる時とくいちがうからです。
夏に届けて、
<冷凍庫が一杯だから>と断られた時を思い出しています。
暮れには喜ばれたので、つい持って行ったのが不運のはじまり、
持ち帰って、庭に埋めました。
よい豆を吟味しただけにオカラといえども、寂寥感があります。
松尾太郎くんが、袋に一杯詰めて行ったのに、持ち帰ってきた時のことですが、もっと、やさしい言葉をかけてあげればよかったと思いだしています。
その点は、松尾さいさんは、クールに割り切っていましたね。
とうふやその他の製品をお買い上げのお客様にしか持って行かなかったように思います。松尾とくさんは、追われた仕事の真っ最中でも、丁寧に手を洗って袋に詰めてあげていました。
田村隆氏の御尊父の言葉ですが
オカラほどまずいものはない。
オカラほどうまいものはない。
いたみやすいので、とうふ以上に大切にしてください。
買ってきたその日に使うか、もしくは冷凍してください。
オカラ1玉200グラムとして炊き上げると2.5倍に増えます。
我が家の味が一番だけど、作るとそればかりを食べならんでイヤと言うお客様に、お出ししたことがあります。
桂庵では<だし>に凝るかわりに、目にみえる具はねぎと人参だけです。
美味しいとおかわりしてくださいましたが、それでおなかが一杯になっては不満が残ります。これを、ちょっぴりとお出しするコツを覚えるのに
私は、何年かかるのでしょうか?
私が、いま、一番食べたいものは、田村隆氏のオカラで、私が、一番食べてほしい人は田村隆氏です。
異名はありますが、酒粕同様に寂寥感があります。
とうふ屋をさせていただいておりますと、
<オカラ欲しい>というお客様がおみえになります。
喜んでいただけるのならと思うのですが、これがむつかしい。
相手が欲しがっている時とこちらが届けられる時とくいちがうからです。
夏に届けて、
<冷凍庫が一杯だから>と断られた時を思い出しています。
暮れには喜ばれたので、つい持って行ったのが不運のはじまり、
持ち帰って、庭に埋めました。
よい豆を吟味しただけにオカラといえども、寂寥感があります。
松尾太郎くんが、袋に一杯詰めて行ったのに、持ち帰ってきた時のことですが、もっと、やさしい言葉をかけてあげればよかったと思いだしています。
その点は、松尾さいさんは、クールに割り切っていましたね。
とうふやその他の製品をお買い上げのお客様にしか持って行かなかったように思います。松尾とくさんは、追われた仕事の真っ最中でも、丁寧に手を洗って袋に詰めてあげていました。
田村隆氏の御尊父の言葉ですが
オカラほどまずいものはない。
オカラほどうまいものはない。
いたみやすいので、とうふ以上に大切にしてください。
買ってきたその日に使うか、もしくは冷凍してください。
オカラ1玉200グラムとして炊き上げると2.5倍に増えます。
我が家の味が一番だけど、作るとそればかりを食べならんでイヤと言うお客様に、お出ししたことがあります。
桂庵では<だし>に凝るかわりに、目にみえる具はねぎと人参だけです。
美味しいとおかわりしてくださいましたが、それでおなかが一杯になっては不満が残ります。これを、ちょっぴりとお出しするコツを覚えるのに
私は、何年かかるのでしょうか?
私が、いま、一番食べたいものは、田村隆氏のオカラで、私が、一番食べてほしい人は田村隆氏です。
一茂くんからの発信です。
砂時計とタイマー。
この違いはどこに?と考えているうちに、UPの時間が遅れてしまいました。ごめんなさい。
でも、インターネットで調べられることを書くだけでは面白くないでしょう?
砂時計は、3分とかせいぜい5分をはかるものです。
古代ギリシャとか中国とか、発明の地はいわれておりますが、定かではありません。島根県大田市というところに、世界一の砂時計があるそうで、
これは、一年間を測れるものだそうですよ。
砂時計の砂は狂いがないように、砂鉄か、或いはシリカゲルを細かくしたものが用いられます。
砂鉄は磁石の実験で使ったものです。シリカゲルはクッキーの詰め合わせの
中に入っている乾燥剤です。
100円ショップで売っているものは、ブルーのこのタイプかな?
ちなみに、シリカゲルは吸湿するとブルーに変わって教えてくれます。
この疑問を解決するのに、時間がかかりすぎました。
考えて解決するのに、3分という時間はわかりやすいのかな?
殿方が煙草を吸う時間は3分だそうですが、
面白いことに、とうふを作るのに3分という過程があります。
豆乳ににがりをうつときですが、温度帯によっては、豆乳の濃度によっては
にがりがきかない、つまり凝固しないときに、もういちど、うつことが
あります。これが、一服しての3分なんですね。
元禄時代の江戸いろは歌留多 貝原益軒先生によると、
<三べんまわって煙草にしよ>となりますが、三べんまわるくらいの
思案が3分です。
紅茶もインスタントラーメンも3分ですが、心象スケッチがあるのは、もちろん、紅茶です。砂が落ちる様と紅茶の葉が踊る様を観ていられるだけの
ゆとりがあるといいですね。
砂時計は、途中も終わりも黙っています。
タイマーは親切に知らせてくれますが、煩いです。
電話は3分といって、近くに置いてあることもありましたね。
連絡の要件は3分でたりるのでしょうか?
携帯電話を常に留守電にされている方もあります。
3分以内に、要件を言える相手だけに、折り返し連絡されるらしいです。
私は、彼の携帯番号を知っている数少ない人間らしいですが、
以前に、話し方のトレーニングのつもりでかけさせていただいたことがあります。緊張が続くのは3分なのでしょう。
彼の秘書の大作氏とはフリートークになりそうですが、そばに彼がいるらしいと
気配を感じると3分になります。砂時計がなくても心象風景です。
砂時計とタイマー。
この違いはどこに?と考えているうちに、UPの時間が遅れてしまいました。ごめんなさい。
でも、インターネットで調べられることを書くだけでは面白くないでしょう?
砂時計は、3分とかせいぜい5分をはかるものです。
古代ギリシャとか中国とか、発明の地はいわれておりますが、定かではありません。島根県大田市というところに、世界一の砂時計があるそうで、
これは、一年間を測れるものだそうですよ。
砂時計の砂は狂いがないように、砂鉄か、或いはシリカゲルを細かくしたものが用いられます。
砂鉄は磁石の実験で使ったものです。シリカゲルはクッキーの詰め合わせの
中に入っている乾燥剤です。
100円ショップで売っているものは、ブルーのこのタイプかな?
ちなみに、シリカゲルは吸湿するとブルーに変わって教えてくれます。
この疑問を解決するのに、時間がかかりすぎました。
考えて解決するのに、3分という時間はわかりやすいのかな?
殿方が煙草を吸う時間は3分だそうですが、
面白いことに、とうふを作るのに3分という過程があります。
豆乳ににがりをうつときですが、温度帯によっては、豆乳の濃度によっては
にがりがきかない、つまり凝固しないときに、もういちど、うつことが
あります。これが、一服しての3分なんですね。
元禄時代の江戸いろは歌留多 貝原益軒先生によると、
<三べんまわって煙草にしよ>となりますが、三べんまわるくらいの
思案が3分です。
紅茶もインスタントラーメンも3分ですが、心象スケッチがあるのは、もちろん、紅茶です。砂が落ちる様と紅茶の葉が踊る様を観ていられるだけの
ゆとりがあるといいですね。
砂時計は、途中も終わりも黙っています。
タイマーは親切に知らせてくれますが、煩いです。
電話は3分といって、近くに置いてあることもありましたね。
連絡の要件は3分でたりるのでしょうか?
携帯電話を常に留守電にされている方もあります。
3分以内に、要件を言える相手だけに、折り返し連絡されるらしいです。
私は、彼の携帯番号を知っている数少ない人間らしいですが、
以前に、話し方のトレーニングのつもりでかけさせていただいたことがあります。緊張が続くのは3分なのでしょう。
彼の秘書の大作氏とはフリートークになりそうですが、そばに彼がいるらしいと
気配を感じると3分になります。砂時計がなくても心象風景です。
玄侑先生の本のファンなのか?
玄侑先生のファンなのか?
読んでいるうちに、わからなくなってきました。
それとも、おせち料理の残った材料と格闘していて、知恵と時間がまわらなくなってきたのでしょうか?
決まったものと珍しいものとをとりそろえるのが、料理屋のおせち料理なのですが、主婦の根性というのは、30年の時間がかかっており、料理屋の根性は7年の時間です。
どうしても、捨てきれないのです。
正月3日間は、<まかないおせちづくり>にあけくれました。
もちろん、食べてくれるひとがあってです。
懐石の達人からすれば、ありえないのですが、
おせち料理を買っていただいた方にも、<テンパンまるごと>とか
<さらもり>で、グラタンや、焼き魚をお届けすることもあります。
懐石の達人のところから、まわしてもらった柚子のなかみで、<甘露
柚子>なんていう名物もできました。
150g入りパックでいくつできるのかは、その年しだいですが、彼と
山分けします。彼の店のお客様へも、差しあげているのですから、よいモノになったと思います。
7年間つくりつづけています。
彼との付き合いは、16年になると思います。
いろいろⅣ色で52のエピソードがあります。
小説のディティールにしたいと思っています。
玄侑先生の、2003年、まわりみち極楽論 人生の不安にこたえる
朝日新聞社刊は、素晴らしい本です。
きっと、玄侑先生に会いたくて、福島県まで時間をかけて出かけた人も、
電話を何回もかけて電話代をかけた人も、しあわせのひとつまえの極楽
駅までいけたでしょう。
p133
いい小説が書きたいなんていうのも煩悩に違いないと思います。
なんて、私の3日間を極楽にしてくれました。
p140
時間に救われるということをアイシュタインの話にしてくださるなんて、
私は、こういう人大好きです。
p149
過去は変えられる?
2002年、御開帳綺譚 文芸春秋
をあげられて、時間と記憶のミステリー
記憶そのものを供養しちゃう話です。
とあったので、早速読みはじめましたが、どうも、西村京太郎氏の本を読み過ぎました。
名前が、覚えにくいのです。実は、この本は、中途挫折3回目です。今度は
最後まで読みます。p53、我々僧侶が供養しているのは、結局のところは
記憶ではないかと思った。
そうよ、そうよ、最後まで読めばわかるのが、ミステリーのいいところよ。
私だって、懐石の達人とのいろいろは、法華寺の老僧に語ったところから
出発して、花見の弁当85個を納品することで懺悔は終わったのよ。
時が解決するのは、絶対的な時間の流れだけじゃないわ。時間の中で
考えることや。
タケイ
山本
夕子
蕪状
登場人物の名前は、どういう意図で決められるのかしらん。
玄侑先生のファンなのか?
読んでいるうちに、わからなくなってきました。
それとも、おせち料理の残った材料と格闘していて、知恵と時間がまわらなくなってきたのでしょうか?
決まったものと珍しいものとをとりそろえるのが、料理屋のおせち料理なのですが、主婦の根性というのは、30年の時間がかかっており、料理屋の根性は7年の時間です。
どうしても、捨てきれないのです。
正月3日間は、<まかないおせちづくり>にあけくれました。
もちろん、食べてくれるひとがあってです。
懐石の達人からすれば、ありえないのですが、
おせち料理を買っていただいた方にも、<テンパンまるごと>とか
<さらもり>で、グラタンや、焼き魚をお届けすることもあります。
懐石の達人のところから、まわしてもらった柚子のなかみで、<甘露
柚子>なんていう名物もできました。
150g入りパックでいくつできるのかは、その年しだいですが、彼と
山分けします。彼の店のお客様へも、差しあげているのですから、よいモノになったと思います。
7年間つくりつづけています。
彼との付き合いは、16年になると思います。
いろいろⅣ色で52のエピソードがあります。
小説のディティールにしたいと思っています。
玄侑先生の、2003年、まわりみち極楽論 人生の不安にこたえる
朝日新聞社刊は、素晴らしい本です。
きっと、玄侑先生に会いたくて、福島県まで時間をかけて出かけた人も、
電話を何回もかけて電話代をかけた人も、しあわせのひとつまえの極楽
駅までいけたでしょう。
p133
いい小説が書きたいなんていうのも煩悩に違いないと思います。
なんて、私の3日間を極楽にしてくれました。
p140
時間に救われるということをアイシュタインの話にしてくださるなんて、
私は、こういう人大好きです。
p149
過去は変えられる?
2002年、御開帳綺譚 文芸春秋
をあげられて、時間と記憶のミステリー
記憶そのものを供養しちゃう話です。
とあったので、早速読みはじめましたが、どうも、西村京太郎氏の本を読み過ぎました。
名前が、覚えにくいのです。実は、この本は、中途挫折3回目です。今度は
最後まで読みます。p53、我々僧侶が供養しているのは、結局のところは
記憶ではないかと思った。
そうよ、そうよ、最後まで読めばわかるのが、ミステリーのいいところよ。
私だって、懐石の達人とのいろいろは、法華寺の老僧に語ったところから
出発して、花見の弁当85個を納品することで懺悔は終わったのよ。
時が解決するのは、絶対的な時間の流れだけじゃないわ。時間の中で
考えることや。
タケイ
山本
夕子
蕪状
登場人物の名前は、どういう意図で決められるのかしらん。