退職

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keian 2011-2-8 20:25
会社と店には破綻があるが、店のオーナ-の退職はないかな?
ここで、悩んでいたら・・・
メールをいただいたので紹介します。
  ☆悩んでいるより、まず、実行・・・・・67才男
  ☆会社員でも退職後も働くことに
   決定。          ・・・・・59才男
  ☆退職が無いてええことや
     年金生活       ・・・・・62才男
  ☆そりより、ガス代払えん
     それでも、店開けた。 ・・・・・62才女
  ☆子育てには、退職はないよ!
   「親も子も生きているかぎり」
   とばーちゃん見て思う。  ・・・・・30才女

士導くん

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keian 2011-2-6 23:41
今年いただいた年賀状の中に,とても、可愛い男の子の写真がありました。
なんとか、UPしたかったのですが、個人情報のこともあって、
悩んだ挙句に、やめました。

個人情報という言葉を聞くと、ネガティブな感じがしていましたが、使ってみると、また、これは、都合のいい言葉になっている感じですね。

そういうと、私も弱気になってきたんだと、丸くなってきたこととすりかえてしまいそうで、残念です。
年賀状を下さった方に、お礼がいいたくて、本当は,書きだしたのです。
どこかで、見ていてくれることを願います。

店を続けて行く上で、決断をせまられることがありました。
なにをしていても、ネガティブになってしまいます。

決めるのは私でも、ついてきてくれたひとへの責任があります。
あまり、有言実行で自分をしばりすぎました。
一番苦手なひとのところに行こうと思ったときに、思わず電話をしたのが、
彼でした。<いえでん>は士導くんがいたずらしたのでしょうか?
つながりません。そのことが幸いでした。
15分待つことができました。15分待つ間に、年賀状の子供の写真をずっと
見ていました。

やるべきことを見つけるのは私しかない。
後おしをしてくれるのは、自分以外でしかない。
自分のことは自分でしか決められない。

人に会いに行くのに、勇気を持ちました。
約束の時間は30分でしたが、途中で、また30分を追加することができました。はじめから、約束を60分としなかったことが幸いです。
また、私についてきてくれたひとは、席をはずして待っていてくれましたが、約束どおりに、30分で携帯をかけてくれて、緊張を破ってくれました。

後押ししてくれたのは、可愛い写真です。
この子のママに会いたくなりました。
ママの誕生日は覚えています。心ばかりを送りました。
私にとっては、初めての経験でしたが、手紙を同送しませんでした。

彼は、若い人です。彼の嫁さんは、もっと若い人です。
若い人と付き合う事は、今までのしがらみから解き放たれて自由です。
いつか、桂庵に来て下さることを楽しみにしています。

<かわいそう>という言葉に敏感に反応するひとがおみえになって、
接客に自信が持てなくなっていましたが、<可愛そう>とあてればいいのだと、写真が教えてくれました。50円の葉書でも1年間おいといてもらえることは、ええことやね。

食べる器

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keian 2011-2-5 22:54
一茂くんからの発信です。
かやばのにいさま、ごめんなさい。
さくらサーバーだドメインだと理由もつけましたが、気持ちの上でも、
納得しないと書けないこともあって、UPも遅れることがあるのです。
タイトルとワンセンテンスのときは、記事を寝かせていると思ってください。
松尾家の家名を傷つけない。
配偶者に金の心配をかけない。
人の仕事の邪魔をしない。
これが、ブログを書くにあたっての3原則です。<いろいろ、うらもとってんでっせ。>
さて、食べる器についてですが、
具材を包んで食べるものと設定すれば、粉食になります。
ひところ、流行ったベトナム春巻きなんかは、具材が透けて見えて、
本当に食べる器です。
松花堂弁当の揚げ物の桝に湯葉の揚げたものが敷いてあれば、それも
食べる器です。これは、やながせの割烹かとうという店の得意とするところでしたね。もう、今は無い店ですが、料理というのは、店が無くなっても
残るものなんです。
器としての物まねなら、誰でもできます。
湯葉の原価が高いからと、おなじパリパリならと、春巻きの皮を4つに切って揚げても、わるくはないのです。
でも、もし、同じ湯葉を揚げるならと、濡れ布巾に包んでもどしたのと
同じくらいのしとり加減の湯葉を、つまり、半生を湯葉屋さんで注文できたのなら、器と同じく細工ができます。
細工をしたものを、揚げるには、収縮率が違いますから、手間と時間が
かかります。揚げ物の下に敷くだけなら、なんでもいいのですが、器としての美しさを追求したところに、
上に盛るたとえば、海老とか、真丈の大きさ、形とかのバランスの美しさです。揚げ物はなんでもいいのですが、ここでは、私が一番苦手なものを
申し上げました。どちらも、上も下もかぎりがないものです。また、店を
持つ前に一番美味しい
と思って食べ歩いたものです。
そうそう、その頃のことを思い出しましたので、書きます。作った本人だけが美味しいと思っているのが、素人の料理で、他の人から見れば、無駄なところが、そこそこにみられるそうです。足りないところも、そこそこにみられるそうです。
誰が食べても美味しいものがプロの料理だそうです。
もし、料理人が、いいところを探して、<なかなか、いいじゃないですかと
褒めてくれたのなら、それは、貴方の人格を最高に褒めてくれたのだそうです。
いささか、辛口ですが、思い当たりませんか?

抹茶茶わんなども、こうやって褒めるのだそうです。
食べる抹茶茶わんというのもあります。
岐阜のお店のモノは、1度の使用にしか耐えられないようですが、
京都のお店のモノは、2度の使用に耐えられるそうです。
干菓子としての完成度は、私から見れば同じです。美味しいのですから。
もっとも、こんなことを教えてくれたお店が、シャッターを閉めてました。
もういちど、食べたいお菓子がいっぱいあったのに、しばらくは、そのお店の前を通りたくないわ。

どうはん

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keian 2011-2-4 20:40
同伴のお客様をお受けしました。
桂庵のような隠れ家のような店には多いことかもしれません。
一客一亭の完全予約の店ですから、安心なさるのかもしれません。
男性の方が知人だったこともあって、
私もスチュワードと同伴で、弥八地蔵のところまで、お迎えにまいりました。
10分前について、15分後になりましたので、何もしないで、スチュワードと車の中ですごしましたが、これは、無所属な時間といっていいかもしれません。
店を続けていくのは、店を始めるよりもつらいです。
大須演芸場のお茶子さんの話を聞かせていただきました。
好きで入った世界が続けられなくなってやめたとき、やめることをとめないで、<また、戻ってくるのだろう?>とにこっと笑って送り出してくれた芸人さんが、<また、来ればいい>と迎えてくれたことです。
好きなことは、いっときやめても、また続くと教えてくださったのです。

私はやめません。
やめたら、もうやれません。
でも、それを見越して、こんな話をしてくださいました。
同伴のお客様は、人の気持ちの裏を読むことにたけた方が多いです。

やる気が失せたときは、鬱病のはじまりです。
夜、十分に寝られるかどうかを問われた時は、風邪をひいて熱があるかどうかを問われた時と同じです。
自分の失敗を人のせいにしだしたら、要注意です。
自分のするべき仕事の優先順位が決められたら、大丈夫です。
私のモノの言い方は、C級です。ゆっくりとやさしく話すことがヘタです。
社交辞令が特にヘタですが、お天気の話などをすることの必要を認めます。

そんなこんなを教えていただきました。
これを、セラピストに頼んだら、1時間10000円だそうです。
商売ですから、1円でも儲けることが大切ですが、1円儲かって、
10000円の得をしたら、同伴のお客様は、なんと、有難いのでしょう。
ましてや、今日は、温奴をとても喜んでいただけました。
料理で人を喜ばせるのが、世の中で一番好きや。
仕入れでお世話になっている方に、感謝。

玄侑先生⑩(立春大吉)

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keian 2011-2-3 21:11
清流という月刊誌があります。
早起きの団体が出しておられます。書店でも購入できるそうですが、
あまり、みたことがありません。私は玄侑先生が大好きですから、
次女のお姑さんにお願いして購読しています。12月号に房事というタイトルでかいておられました。
私は、房事は大好きです。ただ、相手があることなので、一人で楽しむことができません。こうして、pcを打つことは一人なのに、残念なことですね。
今回の芥川賞の<苦役列車>は房事がリアルといえばきれいですが、
ロコツです。話題のほうが先行しいるみたいで、新聞を読んだだけで、
もういいわという気になりました。自由書房で3ページ読みましたが、
<後架>トイレのことで、気がめいりました。
玄侑先生の房事を読んで、お口直しをしました。

立春大吉
冬には気が停滞する。気圧も低くなりがち。多くの生命活動が眠りにつく。
春になれば、立つとは言いえて妙ですね。
寒いときは、温かくなればいいから、くっつくのだし、
暖かくなれば、もっと、くっつきたくなります。
房事は場所が場所だけに、せめて表現はロコツではないほうが、
感じます。
お釈迦様はしてはいけないとしたそうですが、
しなければ、次の世代はできません。
話は、飛びますが、世話焼き桂庵が、m病院での手術に立ち会ったことがあります。ご縁のあったお客様でしたが、お子様がお見えになりませんでした。ちょうど、長女のところのお宮参りで次女が付き添って、入院中の
お客様のところまで、見せにいきました。
執刀されたk教授がエレベーターの中で言われたことを書きます。
<病を治すのは、次の世代を作るための歓びのため>
つぶやきのようなさりげなさでしたが、心に残りました。
本当は違ったことを言われたかったのかもしれませんが、精液は血液という
の変質したものなら、大切にしましょう。
ダッチワイフには精液をいれることはできても、血液を通わせることは
できませんから。

ごく親しい人の話を書きます。
玄侑先生の化蝶散華のような生活をしていたものが、妊娠の報告とともに
家庭を作る資金を申し出ました。
勝手といえば勝手ですが、赤子の血液には、何が流れているのでしょうか?

2月2日

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keian 2011-2-2 23:45
<追記>
桂庵のお客様であり、桂庵を応援してくださってもいる『ふれあい探求人』さんへ
(E-mailアドレスを存じあげないので、ブログを借りてメッセージを送ります。)

<長女>
母のブログを読んで、最近愚痴が多いのではないかと心配してくださっているそうでありがとうございます。こうして気にかけてくださることが母の支えになっていることと思います。また、つたない私の手紙に御礼をいただいて恐縮ですが、喜んでいただけたようでうれしいです。またAir mail差し上げますね☆
<二女>
母を応援してくれるというだけでも、娘の私たちからすればとてもありがたいことなのですが、娘の私たちにまで温かい心遣いをくださって、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
自分や自分の家族のことを気にかけてくださる人を、大事に・大切にしていきたいなあ、と思う今日この頃です。
 
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