一客一亭

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
keian 2011-5-30 17:35
一客一亭というより一組様一亭かな?

一客一亭とは、ただ一人のお客として催す茶席のことです。亭主は給仕をしながら客と共に食べて相伴することですが、一般的には一日、一組様だけのお客様をもてなしているお店の様です。

はっきりいって、とうふ屋桂庵は、趣味のお店です。 
かって、柳ケ瀬の店の近くにある市議の山田大先生に相談した時の話では、<月3万の赤字までだったら趣味のお店でも継続できるよ>といってくれました。
まわりには、一客一亭の店ではないけど、一客一亭の仕事をしていると思います。業種は違えども、接客はおなじです。
たとえば、F美容院の友達は<彼女は3代目、彼女の店は創業99年かな?
>、一人で一人のお客さんを受けてたり、また、今、お仕事をさせていただいておりますあるお店では、一人のお客さんの色々な要望にこたえろとて、
全くの雑談の様でいて、しっかりと受け止めておられます。 
鰻の串は1本80円なれど、200本を完璧に揃えるなかで、
鰻の稚魚の暴騰から、大昔のレディースのためのランチメニューまで、
幅広い話題で、それでいて、本人は、全く出過ぎない素晴らしい女将さんです。
この店で働かせていただき、ありがとうございます。
4代目として、私は、ブログには書けない葛藤もあったのです。
また、先輩のTさん、<私のものいい>をほめてくださってありがとうございます。感謝の気持ちだけはまけないところが、唯一のとりえかな?        
これからも、趣味の店として継続していきますのでよろしく。趣味の店といっても料理は、プロ意識を持って真心のこもったものをお出ししたいと思います。
それから、報告します。
かって、ブログのファンの皆様に約束した、小説を6月までに、
400字で100枚書くことですが、できません。
店を続けていくことによって、関わりのあった方の事を書きたかったのですが、
書くことによって、誰かの損になるようではいけません。
小説は随筆の様に書き、随筆は小説の様に書く。
事実を書くのは紀行文。こういって、指導をして下さったのは、
三木秀生先生です。台風の日に先生のお宅の近くで、1時間待って、考えた決断です。私は、なによりも、関わりのあった方に損をさせたくないのです。
野心は捨てました。ありのままの苦悩を受け止めてくださった先生、ありがとうございます。
 
〒500-8034 岐阜県岐阜市本町 5-23
TEL : (058)-262-4015
FAX : (058)-262-4015
URL : http://www.k-an.jp
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