実のなる木

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
keian 2012-11-11 21:02
残念なことに、実のなる木が、とうふ屋桂庵の店の庭にはありません。
御先祖さんは、実のなる木を植えると、近所とのいさかいのもとと植えなかったそうですが、、、<甘くて、そのまま食べられる実のことです>
花展のお誘いを受けると、憧れもあって、つい、実のなる木をあしらっている場面にひきつけられます。
  
  お客様が来られたので、続きは8時間後にUPします。
お待たせしました。
いろいろと、negotiationもあって、、、
<いつか、実のなる>というのは、
ホント流行らん店のいいわけやねぇ、笑。
実は味につながるのですが、本能的に避ける味は苦味です。
毒物を連想させるのかな?でも、繰り返して学習することで、
ほろにがいという別物の味になります。
人間もそうかしらん。苦を味わってこその人生かな?甘いだけではあかんのかねぇ。

エゴという今頃に赤い実がなる木があります。5月ごろに白い可憐な花が咲きます。
サポニンという大豆と同じ成分がありますが、これが、とても苦くて、石鹸の材料になりました。
エゴの木に白い小菊をあしらった作品の前で、感動のあまり、ケイアンはなにも言えなくなりました。
活花の姿と舞踊の姿。
右にさして、左にひく。流れるような美しさです。この活花は関の60歳くらいの女性の作品とうかがいました。花器との取り合わせも最高です。
華道正統則天門の家元は、今の仕事先の配達や仕入れにチャリで走っているケイアンをみかけると、いつも、大きく手をあげてくださいます。
活花は、庶民の遊芸として定着したという説もありますが、
花を飾ることは、姿に託して、自分を表現することかもしれませんね。
ケイアンの表現は、流行らん店を続けることです。
お客様をお迎えする活花は、季節を問わず赤い実を飾りたいです。
 
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