とうふそばとはいかに?

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
keian 2013-5-11 23:38
 《わらび採りに山奥に行ってみたら、<とうふそば>なるものの看板を見たり》とメールをいただきました。
そばのつなぎにとうふをつかってあったそうです。
鳩翁の名文句に
<ほととぎす 自由自在にきく里は、酒屋へ三里、とうふ屋へ二里>とありますが、そば屋ととうふ屋が近くに在るのかしら?

 平成6年に朝日カルチャーで堀尾俊夫氏が、手打ちそばを教えてくださっているのをひもとくと、56種の変りそばのなかに、とうふをにぎり、水がわりにしてもみこむのがありました。
 そばは粋な食べ物です。
うどんで酒を呑むシーンはありませんが、そばで酒を呑むシーンはあります。
もちろん、酒つなぎのそばもあります。酒をそば粉の1割用意して、水を加えて
そばをもみこみます。
 つなぎを何にするかで、そばを長くつなげることだけでなく、風味と食感を楽しみます。
つなぎだけなら、二八そばで、小麦粉を2割にすればいいのですが、小麦粉の栽培が困難な山の里では、手に入りやすい素材を生かしたのでしょうか?

 ブログに書くなら、<I think>でと言ってくださった昭和29年生まれの男性の
御用達は岐阜中警察署の裏の<更科>ですが、どうも、ケイアンの独断では、
<逆二八>かしらん? ケイアンは、高校生の頃から、ここの<冷やしたぬき>は大好きでしたから、赤いリボンの制服のまま、堂々と一人で食べに行ってました。

 わらび採りのシーンがあってこそのとうふそばです。《Food-Nabi》には、5つの原則があると思いませんか?
 どんな素材を生かすのか。
 ご当地グルメは消費者ニーズ。
 玄人の味。
 体に優しいは美と健康。
 驚きは感動。
 ケイアンは 10年、店を持っていても、玄人ではありません。
京都に行くと、ちゃんとしたところで修行を積んだ人でない限り、どんなに料理上手でも、免状を持っていても、素人なのでしょう。<素人料理>と看板をあげている繁盛店もあります。
 繁盛には、かぎりなく遠い?ケイアンの店から、提案レシピをプレゼント。
そば打ちの道具もそば切りの道具も不要です。
そば粉の倍のとうふでこねて、丸めて揚げてみてください。胡桃味噌でたべてみたら、いかがでしょうか?
山芋を加えたり、片栗粉を加えたり、グラニュー糖や塩、そばの実を加えたりは
素人でも、玄人でも、もう一度食べたい工夫です。おためしあーれ。

 岩手県には、そばを三角形に切って、とうふも三角形に切って、ともに盛り付ける郷土料理があります。三角形は<山>を表すそうです。
わらび採りも山の中です。いっそ、3つ盛り合わせたらなんて、ケイアンは考えています。
 
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