そばめしってソースの味?

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ブログ
執筆 : 
keian 2013-12-15 23:56
 そばめし発祥は、ケイアンと同じ昭和33年みたいです。
神戸市長田区のケミカルシューズの工場で働く人たちは、ご飯だけを持って
近くのお好み焼き屋さんで昼食をとっていました。お好み焼きよりも、ソースのきいた焼きそばをおかずにしていましたが、そのうちに、ソースのジュージュー焦げる香ばしい香りにさそわれて、ごはんと一緒に炒めてとなりました。常連さんへのサービスが、全国区でブレイクしたのは、世紀末です。

 東京の大手食品メーカーの冷凍そばめしから、
神戸のオリバーというメーカーの<どろソース>。企業の努力というか、
<人と金を結びつける力>はすごいね。

 ケイアンの思い出は、35年前の西垣産婦人科の近くの<荻野>という店です。おばちゃんはめちゃくちゃ愛想がわるかったのですが、ここの牛の筋肉を炊き込んで細かく切ったものとネギだけのお好み焼きは絶品で、25年くらい前までは、車で4時間かけて食べにいってました。
ソースはイカリでとんかつソースでした。
 岐阜でいえば、グリーセンターちかくの<ふじちゃん>です。
ものすごく性格のいいひとで、たくさんのお子をかかえていた桶川さんの家には、自分のうちの残りご飯でチャーハンをつくっては、サービスしていました。ソースは、<宝ソースの梅>でした。
岐阜のひとなら、<しっぽうみそ♪みそ♪ ママの味七宝味噌>のフレーズを思い出しませんか?宝ソースは七宝味噌の弟さんの会社です。
ふじちゃんのソースの味=このソースでないとさらりといかんの話から、ついつい、意気投合して、ケイアンは1升瓶のソースをつかう次第になりました。社長のお話からすれば、香辛料もさることながら、ソースはトマトと砂糖で等級が決まるような感じを受けました。
 関西から関東に結婚を機に引っ越した女性の話では、ウスターソースから、
中濃ソースと変わったそうですし、<そばめしは、つくれば食べるかもしれないけどつくったことないわ>とメールをいただきました。
 <そばめしはイベントで食べたけど、イマイチや、モダン焼きにしてほしいわ>とメールをいただきました。メールの主は、ソースは蛇の目ソースで油はサラダ油やったらなんでもOKだそうです。

 永谷園のそばめしチャーハンの素126円を買ってつくるのもわるくないですが、ケイアンが伝授。
そばめしは、ソースやごはんの水分量をいかに調節するかが、パラッと仕上げるコツです。それから、決定的なのは、ごはんにからませるためにはコテで、平らな鉄板の上で、刻みながら混ぜたほうがいいでしょう。
二刀流ならぬ二本流でコテは両手に握ります。今の仕事先には、鉄板オーダーもあり、コテの品揃えにいたっては、ケイアンの知るかぎり、岐阜一番でしょう。ご来店をお待ちいたしております。

 PS
 そばめしはカロリーが高いのでご用心。
かさ増しダイエットするなら、そばの代わりに糸こんにゃくでいかが?
<そんなケイアンのまやかしでは?>と懸念される方に、よい本をご紹介します。師の村上祥子の元で育った方で山下圭子さんが、<分とくやま>の野崎さんとのコラボで出版しています。
柴田書店刊ですが、P8~15 P61 P81 是非、読んでください。
 
〒500-8034 岐阜県岐阜市本町 5-23
TEL : (058)-262-4015
FAX : (058)-262-4015
URL : http://www.k-an.jp
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