Ｙ子さんからメールをいただきましたが、卵１個を殻ごと冷凍してから殻をむいて、てんぷら粉をつけて揚げるのだそうです。冷凍の卵は、意外にも水をかけただけで、ツルッとむけます。だから凍ったまま衣をつけ揚げられるのです。また、これも意外ですが、黄身が半熟でトロッとおいしいそうです。アイスクリームの天ぷらと同じ発想で卵白が断熱材の代わりかなぁ、と思っていましたが、そうではなくて、卵黄ははじめからトロッとしているのだそうです。

実は、卵白は冷凍しても元に戻りますが、卵黄は凍らせると、まるで懐石の味噌漬け玉子みたいに、ねっとりと固まったままです。トロッと箸で掴めるぐらいです。それを真ん中におにぎりを作れば、玉子かけご飯のおにぎりです。

Ｙ子さんの発信元はどうもＮＨＫのあさイチという番組からですが、周りの人にケイアンはいろいろ聞いてしまいました。卵一個まるごと揚げようと思ったら、油の深さは最低５cmは要るでしょう。みんな揚げ鍋でたっぷりの油で揚げているのかと思ったら、油の始末が億劫だという人もけっこういます。１～２cmの油で揚げて使いきりという人もいます。

Ｙ子さんのおかげでいろんな話題ができました。ちなみに、よく溶きほぐした全卵の冷凍は無菌なので、学校給食の親子どんぶりに使われます。Ｔ子姉さんによく聞いてみようと思います。全卵の冷凍は、１kgパックで、あります。

玉子の天ぷらをするなら、油を沢山用意しなくてはなりませんから、野菜もいっぱい揚げましょう。

寒い日はクリームシチュー、とメールをいただきました。
鶏肉でなさいますか？豚肉でなさいますか？

ケイアンの体調のことで相談をしていた相談員の方は、なんと牛肉でなさるそうです。子どもの頃から、そこの家は牛肉だったそうで、ビーフシチューと同じ材料だから、と倍作って二つに分けるそうです。

「どんなに立派な料理も、その人のお母さんが作ってくれた味には勝てない、だから、これは違うと言われたら謝れ」と教えられたと板前さんに言われたことがあります。

最近は、鮭でクリームシチューと聞きますが、ホタテが入っても北海道みたいでおいしそうですね。
メールをくださった方は、家族でチーズが食べられない人がいるので、チーズの入っていないシチューミックスを探すそうです。
また、ヘルパーをしていらっしゃる方ですが、なんと訪問先の家庭で、「小麦粉をバターで炒めて牛乳でのばすホワイトソースの作り方でクリームシチューを作ってくれ」と頼まれ、その訪問先の女性は、分量もその場で指図なさったそうです。要介護の女性でも、お母さんの部分はその人の味で、失われていないことですね。

　ずっと、ブログのアップが遅れています。
　ご指摘がないのが、幸いでなくて、ちょっとさびしいです。
鯛のあらだきと親子どんぶりのメールをいただき、遅くなったのを幸いに
二つの共通点に気がつきました。
　親子どんぶりは、専用の一人分づつの鍋があるくらいですから、卵ふわっと柔らかい＝半熟くらいが美味しさのコツです。まとめて作っても3人分までです。
専用の鍋がないからとメールの主は、具だけは煮ておいて、
卵は一人分づつ、1個で片手鍋でしあげるとのことです。
　鯛のあらだきは、お刺身を買ったときに鮮度のよいものを買ってきて、つくれば
なまぐさくないのですが、生姜を入れることもですが、それ以上に、たきあがったときに、甘辛い美味しい煮汁がほどほどに残っていることです。
ですから、いくつ、鍋に入るかを考えて買いましょう。最初に煮立つのに時間がかかり過ぎないことのように思います。
メールの主は、鯛の刺身も買いますが、それ以上に、鯛の塩焼きの名人です。
ケイアンはお話を聞いただけで、かないません。
かないませんといえるようになっただけ、少しはわかるようになったのでしょうか？
　鯛のあらだきを買って帰ったそうですが、彼女が選んだなら、
きっと、とれとれの美味しさでしょう。