ローストビーフ

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執筆 : 
keian 2015-12-9 7:31
ローストビーフのことを天皇家では「牛ロース肉蒸し焼き」とメニューに上がっております。
また、宮中の言葉では、天皇陛下のためにご用意されたものが、職員に回り下されることが「おすべり」と言います。天皇は神様でも仏様でもないので「おさがり」とは言いません。
若き日に,
<天皇の料理番>、秋山徳蔵氏に料理をしこまれ、園遊会などの料理製作をされてきた、久保田好直シェフのレシピで、
なんと!炊飯器で牛ロースかたまり肉300gでローストビーフを作るレシピがあります。前回が肩ロース2kgのローストポークでしたので、今回は300gのローストビーフをご紹介します。
料理の鉄人、道場六三郎氏(もうすぐ85歳)のお話では、70のお湯で30^40分、でつくりますジブロックでつくります。牛肉に火が通るギリギリの温度が63℃。熱が通り過ぎると、肉がパサパサになってしまいます。目減りしないことと、ジューシーに仕上げることがローストビーフの極意です。作りたい人はメールをください。

<料理の鉄人>番組の材料費は、トータルで8億4000万円だそうです。最高の視聴率は23%。1回の食材費は100万円です。
ローストビーフ鎌倉山(0467-31-5454)のものは美味しいには違いありませんが、レストラン予約をして行っても、新幹線代を考えると、失敗してもウチで作るに限ります。ケイアンは、自分が食べたいものを、上手に作って、他人に配って歩きたいのです。よくぞ配偶者が黙っていてくれると思います。文句を言ったことはありません。
今の仕事先の社長は、そんなケイアンをいぶかって、傷つかないように「あげると言ってはいかん。もらっていただけませんか?と言え」と教えてくださいました。明確なだけでなく、ナイーブな方です。だから、顧客に絶大なる信頼があります。ケイアンも、親のとうふ屋を手伝っていた時代には、車の配達をしていましたのでよくわかりますが、きっと、社長の運転は確実でしょう。いつも行く道でも、道路状況は刻々と違います。
人が歩いてきた時間の積み重ねを人生と言うそうですが、大晦日のローストビーフも結婚生活の積み重ねかもしれません。
 
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