はんえり

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keian 2009-8-25 7:51
着物を着て仕事をしたいと思いました。
そんななかで出会ったのが、石川さんです。
当時は、名古屋の栄にあるパールトーンという会社が入っているビルの地下でお店をなさっていました。とてもおしゃれなお店なのに、飛び込みの私にもとても親切にしてくださいました。もともとが、自分の工房をもっていらしゃったほどの方なのに、とても気さくです。働き者です。着物の不思議については、^解答^乱麻のような方といっていいかな。
わからんことは、なんでも聞きます。たぶん、同じことを何回も聞いているにちがいありませんが、毎回、わかりやすく教えてくださいます。
 半襟のつけ方の話です。
私のノートによると、
はじめてつけたときは、、
お辞儀をしたときに、みえるから、よごれていないこと。
そのためには、自分でつけること。
2回目は、
外側から、かぶるようにつけること。
3回目は、
ずれてこないように、中心から、右に左にと針をかえてつけること。
4回目は、
右手で縫って左手で針を返し止めるごとく、一気につけること。
そのためには、自分のひざの位置と針を持つ位置を把握すること。

お針のお稽古がつきものの明治生まれの女性の話ですが、女学校の浴衣の早縫いは4時間あまりで普通の成績だったそうです。私は、運針ができませんし、指貫もはめられません。
どうかすると、糸を通すことも、77歳の母親に頼むくらいです。
それでも、お客様のときには着物が着たいのです。半襟はその時の気分でつけます。
あとから、ノートを見ては、わかったふりをしています。
昨日は、ルンルン気分でつけていたら、内側からつけていました。
見えるところから、つけたわけです。長く使っていると半襟もくたびれてきますから、見て美しいところを選んでいたのですね。
着物は、自分のために着るのではなく、見ていただく人のために着るとやっと悟りました。
残暑もきびしそうですが、涼やかに着ようと思います。
石川さんには、毎月9の日に金神社の骨董市で会うことができます。

ぶひんとせいひん

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keian 2009-8-24 7:57
身近に総合職をこなしながら、結婚して3年目という若い女性が二人います。
子供も大好きですが、向学心もあり、いまは調整中だそうです。
彼女たちは、週に2回は、英会話を学んでいます。
経済的には企業の応援もありますが、50分学ぶために通う時間は自分で作らなくてはなりません。ネイティブの先生に学んでいても、不安はいっぱいだそうですが、確実にわかっていることは、やらなかったら、落ちていくことだそうです。やっていても、上がることは望めないそうですが、やり続けていたら保つことはできると思っているとのことです。
 11月に1年になるそうですが、1年間は続けるとのことです。私のブログも5月にはじめて、今日で91回です。<みたよ>といってくださるみなさまのおかげです。ありがとうございます。なんとか1年間続けます。。
 ところで、彼女たちの時間の使い方を聞いてみると、
配偶者の力が大きいですね。
二人とも、配偶者が料理をしてくれます。
世に料理好きな男性はおみえですが、部品を作っても製品を作ってくださる男性は、若い人が多いように思います。
部品とは、手伝ってくれる人のことです。男性は器用で向上心が旺盛ですから、刻み仕事とか、生クリームの泡立てなどをお願いすると完璧です。魔法の手と呼びたいくらいです。
ただ、これは、非日常でから、すぐ食べられるところまで仕上げてくれることは、若い人に限ります。団塊世代以降の人<60歳以下>だと、部品作りを毎日でも頼めますが、
60歳以上の男性だと、イベントとしての料理のような感じをうけます。
釣りの好きな男性は部品担当です。製品を作ってくれるような男性は、食品売り場に同行するとよくわかります。
初めての店でも、食品の配列をすぐにつかめます。<かまぼこ>を買いたいといって
同行して、吃驚したことがあります。
 どこにあるのかをたずねることが恥ずかしい男性は純情ですから、乙女になりきり、財布を出さないことです。本当に若い人は、いいな。

うつわのうつわ

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keian 2009-8-23 9:55
一茂くんからのSOSです・
器ってなんですか?器の器ってなんですか?という質問です。
食べ物を乗せて食べるための、或いは食べやすくするための道具としてが、器のはじまりです。葉っぱからです。
彩り、薬効ということからすれば限りがありませんが、熱いものを乗せてもいいのは、
朴葉に笹、竹の皮です。この3つは、包んで蒸したり、敷いて焼いたりということを致します。とうふ屋桂庵では、とうふの味噌漬けを包んで焼いてお出ししております。
彼のいいたいことは、彼にもわからないことらしく、私も難儀して考えていました。

魯山人曰く
<皿は料理の衣装である>
包丁の冴えを見せた料理なら、どんな皿に盛ってもいいいかしらん。
まずい料理は、どうでもいい皿に盛ってもいいかしらん。
料理を引き立てる衣装が器なら、器と器を重ねることは、着物の襲の色目と同じかなと
気がつきました。襲<かさね>の色目とは、衣を重ねるときや衣の表と裏の配色をいいます。四季の自然との調和を重んじます。平安時代の十二単衣や、振袖の伊達襟を思い浮かべます。今の季節なら、夏の名残なら、撫子です。表に紅梅色を、裏に青色を配色します。
秋の訪れなら、桔梗です。表に二藍色を、裏に青色を配色します。
二つを重ねることによって、表す美しさです。
私には、器と器を重ねる技は無理ですが、食べやすくしたくて、円形の大きな皿にお手塩皿を揃えてみたり、15cmの長角皿の中心にぐい呑みくらいの小鉢をもってきたりと
口取りを盛りこみます。口取りは少しづつを楽しんでいただきたいからです。
縁のあった、料理屋さんでは、千代紙や、折り紙で演出しておられました。これなども、器の器といえるかもしれませんね。
食べられる器の器は、最中というお菓子かもしれません。
また、大阪蘆月発祥の紙鍋ですが、この紙の上に白菜やをゆでて敷きこむ盛り付けもあります。紙も器ですが、最後に食べる白菜やキャベツも器ということです。

いやんたい

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keian 2009-8-22 9:14
関市のH寿司に行ってきました。
これだけ、飲酒運転の取締りが厳しいと、せっかくの美味しいお寿司も、あがりでは、物足りなく残念でした。
予約なしでいきましたが、暖簾をいれたまま食べさせてくださいました。
身内あつかいということでしょうか?
はじめに、トロを握ってくださったのに、吃驚です。
トロの味のむらさきで今日は食べてくださいということかな?むらさきの味は、魚の味をつかむようですね。また、自分の使う分ぐらいは、はかりて注ぐという礼儀もわかる気がします。はじめから、どーーーーーーんと注いで残すことないんです。私も店をさせていただく以上、決まったしょうゆを使わさせていただいております。また、使い続ける努力をしていますから、たぶんよくわかると思います。
最後が、タイの湯引きで、吃驚です。
タイは、産卵前の春と、恵比寿講の秋が美味しいとされていますが、夏のタイを何とかして、食べさせてくださろうというお心です。
湯引きだけは、塩で食べてくださいということで、きらきら光る塩が乗っていました。
こんなタイの食べ方は、吃驚です。
私は吃驚させることは好きですが、吃驚させられたことは、あまりなかったのです。

タイは、腐っても鯛というくらいに、魚の王様です。
また、私は豆腐という漢字が好きでなく、豆富という当て字も好きでありません。
とうふとひらがなにしています。
岐阜では、いやになって、やめてしまうことを <きいくさらかして、ねとった>と申します。いやにならないようにがんばれと、タイの湯引きが教えてくれたように思えてなりません。
さっと、熱湯にとおし氷水にとる。塩をふる。とうふで作ってみました。
薬味で食べていただく冷奴とは、別物で、、その前が油モノだったのでしょうか?懐石の箸洗いのように爽やかだとお褒め頂ました。塩の吟味ということでは、まだまだです
きらきら光る塩もわるくはないですが、塩の結晶を生かすべく、乳鉢と格闘中です。

ぽけっと

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keian 2009-8-20 9:03
ダスキンのUさんとは、30年近くのお付き合いです。
28日に一度お会いするだけですが、教わることが多かったです。
交換をして、集金をして、初めて仕事としてカウントされるということでしたので、私もお付き合いを続けさせてもらうために、約束の前日は大掃除しています。
主婦の仕事としては、時間の拘束と元手が要らないということで、魅力的かもしれません。
 <能登のととらく>というそうですが、能登半島では、結婚して子供が生まれても、女性が働くのはあたりまえの土地柄だそうです。それでというわけではないですが、ダスキンのモップは、40年余り、ここで、主婦が縫っているそうです。岐阜でも縫製は主婦の内職から始まるのです。
そして、働く目的は、贅沢よりも引当金の感覚です。
RIEさんが、引当金のことを教えてくれました。
大原簿記学校の2級商業簿記テキストによりますと、
当期の費用となる原因<収益のために役立った事実>があるにかかわらず、その支払いなどが次期以降になる場合がある。この場合、当期に原因がある以上、当期の費用として計上しなければ、正しい経営成績が計算できない。そこで、その金額を過去の計算に基づいて合理的に見積もった額により費用計上する。この場合の費用計上に対する貸し方項目を引当金という。貸し倒れ引当金。退職給与引当金。製品保障引当金。修繕引当金。
 なるほど、なるほど。難しいことも自分に当てはめてみれば、花火大会の生ビール損益引当金と解釈できます。能登の女性も男性に働いてもらうのはきっと上手ですが、漁の
天候不良に引き当てるべくして、働くのでしょうね。女性の働きで、家を建てるのも、学校をだすのも、立派ですが、引当金と謙虚にかまえていて、<ぽけっと>をつくりましょうか?内緒のお金はへそくりですが、<ぽけっと>は目的があって使うためのものです。
使わないで済んだときは、ありがたく、いいことに使います。

がまん

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keian 2009-8-19 11:17
私はとても忙しい家に育ちましたが、お菓子を作る夢だけは育ててもらえました。
松尾さいさん、とくさんは、成人学校のお料理教室で習ったアップルパイの話を聞かせてくれましたし、シュークリームにショートケーキは、必ず買ってもらえました。作ることはできなくても、婦人雑誌の記事で、作り方を何度も読んでいたのです。
そのころの、ハンドミキサーという道具はとても高価だったと記憶しています。

今は、ケーキを買うことを1度我慢すれば買うことができるくらいになりました。
私が初めてハンドミキサーを買ったのは、30年近く前です。そのころは、3回我慢すれば買うことができる価格でしたが、大好きなケーキを3回我慢することができなくて、
買ってもらいました。
ショートケーキをつくるためのスポンジケーキは、その名のごとく、ふわっふわに卵を泡立てなくてはなりません。
卵を卵白と卵黄にわけて泡立てる別立て法はそれほどでもありませんが、一緒に泡立てる共立て法は、ハンドミキサーがあると、ずいぶんラクです。ラクは楽ですから、
ケーキの好きなひとは、我慢しないで買いましょう。
普通の泡だて器との違いは、音を我慢することです。
1、 大き目のボールに、卵と砂糖をいれます。
2、 ハンドミキサーのビーターの先は、底ないし側面にあたっていることです。高速で3分までは、底に熱が当たっていた方がよくふくれます。ただこの泡は不安定なので、今度は底を冷やすようにして、高速で3分続けます。普通の泡だて器なら、20分、手がだるくなるまでかかります。修行だと思って1回か2回は我慢してもいいかもしれません。卵の量が4倍になって、泡だて器の先から垂らすとこんもりとつもるくらいです。本によると、これをリボン状、或いはフランス語でリュバン状となってます。
3、 粉を合わせます。しっかりと泡立ててあったら、大胆に手早く混ぜて大丈夫です。
4、 オーブンで焼きます。フライパンに紙を敷いて焼いてもいいです。
電子レンジはできないこともないでしょう。甲乙つけがたく丙にもならないということです。、
わからないことは聞いてください。聞くことを我慢しないことが成功です。

さばく

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keian 2009-8-18 8:22
捌くと書きます。
物事の処理をすることを転じて、魚や鳥を切り分けること。
魚の種類や使う用途によって、2枚3枚に、あるいは5枚に切り分けることをいいます。
鳥では、もも、むねなどに切り分けることをいいます。
 私の店は、一人ですから、料理はもちろん、お掃除も、お花も、全てが仕事です。
おしぼりも折敷も洗濯をして、アイロンをかけます。主婦業が長いので、いっこうに
苦になりません。むしろ、家事が専業であることにあこがれて家庭を持ちました。
料理が一番楽しかったことから、この道にはいりました。
魚も、鳥も捌きますが、、
私の手におえるものは、魚は鮭まで、鳥は鶏までと決めてます。
田村隆氏に助言をいただいたときの課題は<あまだい>でしたので、いっとき、市場まで出向いては、仕入れてきては、捌いていました。
あまだいは、身がやわらかいくせに骨がむちゃくちゃ硬いのです。
しろあまだいは、中華料理に使われることが多いですが、日本料理は、あかあまだいが主です。ぐじというのは京都での呼び名です。ぐじの若狭焼きというのは、うろこごと食べられる名品です。私が大好きな料理です。新鮮なもので、うろこをたたせないように焼くのが板さんの腕の見せ所ですが、鮮度の落ちたものなら、誰がやってもうろこがたちません。腕利きは目利きでもあるのです。
大阪では、ぐずな。福岡ではこずな。北陸では、ぐじ・たず。高知では、びた。萩では、ばとおと呼びます。どれで呼んでも、返事はなんとも可愛い魚です。
あまだいでは、相当にてこずりましたが、切り身でなく本物の魚の姿と、<まるごとやる>ことが本物の料理の姿だったのかな?
今日は、仲良しの酒屋さんの奥様に、
^^女将は、ひとを捌くのが仕事^^と教わりました。
板さんの仕事は、美味しく食べていただくように、魚をいかして捌きます。
板さんの仕事を伝えるのが女将の仕事のひとつでもあります。鮭より大きな魚を捌けない私を支えてくださる方あってです。

若いひとほどかかりやすい

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keian 2009-8-17 9:42
若い人ほど、かかりやすい。
花火大会のイベントをさせていただくと、思うことは、
若い人ほど、かかりやすいウィルスがあります。
あせる。いそぐ。あわてる。ということです。
花火が終わって帰ろうとしても、動いているようにみえても、動いていません。
人の流れも、もちろん、車の流れもです。自分だけは、何とかなるだろうと急いでも、
先にいったら、滞ります。
流れに身を任せ、ゆっくりと、あとを楽しむことです。
とうふ屋桂庵では、エアコンのきいたお部屋を御用意して、10時までゆっくりと
していただくことにしました。

広報ぎふ8月15日号
市長が<人生楽しむべし!>と書いておられます。
論語の
~これを知るものは、これをこのむものに如〔し〕かず。これを好むものは、これを
楽しむものに如かず~という一節から、貝原益軒の養生訓をつなげて、わかりやすく
教えてくださっています。
今日一日を楽しく過ごすことは、長寿者の知恵であります。
若い人が、あせったり、いそいだり、あわてたりすることは、やる気があることです。
失敗しても、またやりなおせます。去年の花火大会に、ゆっくりしないで、<ひでえめ>にあった人は、今年は楽しんでいましたし、今年の花火大会で急いで出ていった人にもおおらかです。
 
私はといえば、初めて生ビールをご用意させていただき、
売り切れても、売れ残っても楽しむことを覚えました。
家庭の主婦だったら、知らなかった楽しみです。店を持たせていただきありがとうございます。

残った生ビールは、200CCづつ冷凍。
新鮮なぬか75グラムとあらしお15グラムと合わせては、7日に一度活性酵素として
漬物の味をグレードアップ。ぬか床に手をいれるときは、ちゃんと勘定して、気温が28度以上なら、60回、それ以下なら、40回、力を入れて混ぜることです。
文字通り、手塩にかけた私の味です。さあ、お客様へお届けしましょう。
来てくださってありがとうの言葉とともに、、、、、

あなをあけたり、ふさいだり

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keian 2009-8-16 11:16
モロッコ鍋という土鍋のことですが、横から見ると、円錐形、扇型に
見えます。モロッコのものですが、何とかして日本で開発したいと
一茂くんの話です。私は見たこともなければ、当然使ったこともありません。イメージトレーニングのごとく苦悶しましたが、私に聞いてくることは
    <私は、必要とされていること>です。 
京都の蒸し寿司を思い出しました。
底冷えのする京都で、茶碗蒸しのように、器ごと温めたお寿司です。
具は、精進のものが多いですが、酢もきつくありません。
 中華せいろは、竹を編んだもので、底も桟になっています。
一気に強い火で蒸し上げますから、ずっとぬけるようになっているのです。
蒸=ツエンという料理法です。和せいろは、はじめには強い火を必要と
しますが、ご飯炊きと同じで、後は、対流をよくするだけで、沸騰点をたもち、最後には余熱も利用します。だから、底の中心に開けられた穴だけです。

器は、陶器の丼もありますが、一合枡の底の中心に穴をあけることもあります。
 試しに、漏斗の穴をふさいでみました。
一点に絞る対流ということは、てぼうずという丸底鍋で餡を炊いているとよくわかります。まさに、穴をあけたり、ふさいだりです。
 具は精進が多いですが、椎茸の艶煮、あなごの照り焼き、ピンクのおぼろ、錦糸卵、もちろん、油揚げの甘辛煮もわすれないでね。にんじんに酢れんこん。絹さやともみ海苔は後から添えてください。
この、モロッコ鍋なら表面積が多いので、ごはんの量が少なくて、女性や
飲みたい男性向きですね。
 岐阜では、まぜごはんのことを、<かきまわし>といいますが、
普段ではなく、人が寄ったときのごちそうです。
人が寄って気をかきまわすからかな?

とまおに

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keian 2009-8-15 9:47
トマトの味
今年は梅雨の存在がおかしくて、花火大会もお盆すぎと、夏野菜の収穫もおかしいように
思います。出荷量はあっても、トマトの味が薄いのです。
私は、こよし姐さんのスナックで出されるような、上等の濃厚なトマトも好きですが、
青くさいような、<なつかしとまと>が食べたいです。1955年の収穫の写真をみますと、丸くもなく、先もとがっていません。四角っぽくてごつごつした形です。皮も硬くて、
ナイフで皮をむくか、湯むきをしないと食べにくかったみたいですね。 
 居酒屋のお馴染み トマトスライスとオニオンスライス。
両方のええとこどりのメニューをご案内します。
1、 トマトをスライスします。8ミリ幅にスライスが理想的ですが、トマトが完熟だったり、腕が未熟だったりのときは、8つ割でも合格とします。
2、 玉ねぎを、うすーくスライスします。これは、完熟でも、未熟でもなく、玉ねぎの繊維を見極めることです。水にはなしてもみ、ざるに上げ、かたく絞ってほぐしながら、
花吹雪のように散らし冷やしておきます。
3、 砂糖と酢を同容量に好みの塩かげん、しょうがの千切りをたっぷりのたれをかけます。
お好みのメーカーのすし酢があれば、いいですが、塩のかげんは吟味してください。
 トマトの味は、塩しだいなんです。
イタリアのおみやげのドライトマトをかみしめると、岩塩のえもいえぬ味とあいまって最高です。とうふと組み合わせていただくとよくわかります。
トマトの栄養価においては、カロチンよりもリコピンを最近の研究では評価します。
トマトの赤い色は、梅雨明けの太陽の色。
植物の色は、太古の植物が海から陸へ上がったとき、光合成の過程や紫外線からの活性酸素消去のために身につけた抗酸化物質であります。リコピンは、体にいいのです。
トマトと皮膚。トマトと肺、トマトと血管。どんどん功じて、あっちほうめんとのこと。
殿方に福音のまる。まるは、子孫繁栄をつかさどる大切な器官です。
 
〒500-8034 岐阜県岐阜市本町 5-23
TEL : (058)-262-4015
FAX : (058)-262-4015
URL : http://www.k-an.jp
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女将の著書
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