荒行<玄侑先生⑤>

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keian 2010-11-15 18:28
52歳ではあかんわ。
お風呂に入りそびれました。
朝になって、やはり、入るべきと、冷めてしまったお風呂にはいってみました。
なんのことはありません。エコではなくケチというエゴが本意であります。

自分でも何を言っているのかわかりません。
ちなみに、外国の方から、話かけられて、言っていることがわからないときは、パードゥンと返すそうですが、もう少し,やわらかく返すのが、日本人の美徳です。
アイ、ベック、ユアバードゥンとなります。
私がいたらなくて、あなたが言っていることがわかりませんというわけです。よし子の店であったよし美に教わりました。

自分の言っていることがわからないうちは、修業?です。
瀬戸内寂聴氏と玄侑宗久氏の対談集
あの世この世<2003年>p66
体を使った行みたいなものという言葉が残っていたのでしょうか?
荒行のつもりで、
水をかぶって体を洗いました。
シワになるかと懸念しましたが、顔も洗いました。
岐阜って寒いところだと、感じてきたので、さすがに髪を洗うのはやめましたが、そのあとで、水風呂にもつかりました。
松尾家は日蓮宗ですので、なむみょうほうれんげきょうとガチガチふるえながら、お題目を唱えました。
表紙の両氏はにこやかにされておりますが、
私には、荒行は無理です。
しかしながら、この本は荒行をしてみたくなるほど、魅力的に書かれています。3日たってみたら、今度は、関節が痛くなることを承知で、もう一度はしてみよかしらん。
横着で風呂に入りそびれたのも、また楽し。
それにつけても、建て替え前には、随分ととうふ屋の恩恵にあずかっていましたね。娘たちもですが、24時間、勝手な時に風呂を沸かしていました。
そうか?荒行は感謝への気づきかな?
朝なので、そのまま、洗濯、炊事、よし子のところへとうふを配達と
いつもとおなじく作務?をこなしましたが、その晩は、寒くて眠れませんでしたし、翌日は、体中の関節が痛くてなりませんでした。
荒行は、感謝への気づきかな?
建て替え前は、娘たちもですが、24時間、勝手な時にお風呂をわかしていましたから、よくぞ、松尾太郎くんの口座から落とせたものです。

飛騨こんろ

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keian 2010-11-14 19:11
2010,11,9ブログ「冬が来る前に」に修正があります。
南海電車の停車駅の辺りで育ったという方からメールがありました。
<なんか、ようか>とつっこんで
<ここのか、とうか>と受けるのだそうです。
耳から覚えたことは、自分流に解釈してしまいますね。
ブログの反応があることに、大大大感謝です。

もうひとつは訂正ではありませんが、「現代の名工」で、
棟が一杯になっては、胸をあえて、棟梁とかけて、この字をあてたのですが、これも、あえてでしょう?と反応をいただけました。
これも、<人の仕事をとってまでするなと初代田村平治氏に育てられて、
大きな組織の中で、職人としての腕以上に、人を動かしている田村隆氏の素晴らしさを伝えたかったからです。私のブログですから、特別なお叱りがない限り、ネットで検索にはないいい話を伝えて行きたいと思っております。
反応してくださって、今度こそは、私の胸が一杯です。
もちろん、ブラのサイズはD75であります。

一茂くんからの発信は、飛騨コンロについてです。
そうそう、ホウ葉味噌を卓上で炭火で焼くときの、あの小さなコンロについてです。
なんで、あんな、わけわからん字が書いてあるの?
あれは、謡の文句が書いてありますから、わけわかりません。
字は読まなくても、模様だと思えばいいです。
ただ、書いてあるのは、本物の和紙にかぎります。
飛騨コンロは、特に焼きの甘い、つまり焼成温度の低い焼きものですから、
欠けやすいのです。補強のために、和紙を張ります。
それが、<帳面外し>といって、古い大福帳を順番に剥がしていって使うわけです。襖の張り替えのときにも、いいものほど、これで下張をします。
その名残で、今では、はじめから張ってあるのです。
飛騨コンロは本当に焼きが甘くて、水を張っておいたら、ぽろっといきます。昭和30年代にはどこの家庭にもあった七輪とおなじく焼きがあまいのです。生活民具だったころは、欠けないようにまわりに針金をくるくると
巻いていたそうです。
卓抜技能者を現代の名工とするなら、飛騨の匠賞も授与しましょうか?
商品は、飛騨コンロでいかがでしょう。
松尾とくさんが、風情で丸物百貨店の閉店セールで買って持っていますが、
使っているところは、みたことがありません。
金庫のカバーの段ボールに帳面外しを張っているのは、みたことがあります。
松尾さいさんは、加湿器を床から50センチ上げるための台を作るために、
外箱に帳面外しを張っていました。
米屋時代<日露戦争以前>の大福帳も有り。数に限りはありますが、
希望者はどうぞ。

おでん

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keian 2010-11-13 13:52
関東煮、みそおでんは田楽からの転身であります。
和光寿司のぐんちゃんが、<食べてってくれやええ>とおでんの残りを
皿盛りにしてくれましたが、ハラぽんぽんになったけどNGです。
ちょうど、森永製菓のムーライト50周年の記事をみて、
ムーライトバー105円を買ったようなものです。森永製菓の創業者は、森永太一郎さんといって、慶応元年伊万里で生誕です。きっと、怒ってこないと思うので、書きます。
<ありゃあかん>で。
ムーライトは、丸いビスケットです。私は四角いチョイスの方が好きだけどね。そのまま、りえさんのメールを載せます。
私たちの幼かった頃に登場し、私たちの子供の子供時代にも活躍したロングセラーのムーライト。50周年とはすご^いことです。記念すべき50周年を祝い売りだされるケーキとは、記念だから食べてみる価値があるかも?
それにしても、50周年をムーライトが迎えられた要因は何にあるかと、思われますか?私は余分なものが入っていないシンプルなバターの味にあると
思います。
なるほどねえ。バターの味を邪魔するホワイトチョコの味なんかもしれん?
純じゃない準の表示やったもん。

バターは牛の脂でも牛の乳からとります。
おでんの牛の脂といえば、牛すじ肉にあります。
おでんで一番好きなものは、牛すじ肉です。これを、からしで食べる時に最高です。単なる好みの問題ですが、このだしのでたつゆでご飯をたべるのも最高です。ただし、このだしのじゃまをしない工夫が必。このために、
かつおと昆布の使い方を考えます。昆布は煮立ったら、引きます。
入れっぱなしにしてはいけません。
銅の仕切りのあるおでん鍋に入れ替えるときに、あらためて底にひきます。
これを仕切り直しといいます。今日仕込んだおでんは、牛すじ肉2キロを西村精肉店で購入しました、2100円でした。大根2本、蒟蒻5枚、厚揚げ10個、ちくわとごぼてん10本づつ、ゆで卵15個の材料費の合計もちょうど2100円。あんまり、美味しかったので、本日生誕のお客様をさがして、お持ちしました。
その手紙です。
走り書きにて失礼します。家族だけで商いをしてきた松尾家にとって
他人に仕事をたのむということは、本当に心配なことでした。あなたは、私の話を聞いて下さいました。いつも、バッグに入れて、これが、迷ったときの私の磁石です。磁石を見て、東西南北どちらに進むかを決めるのは私です。そう思って、村上記念病院での手術にも立ち会ってきました。結果オーライです。彼が、おでんを作りましたのでお届けします。
容器は、また、12月に入りましたら、ごあいさつをかねて、引き取りに
参上します。本当にありがとうございました。これからも、よろしく
お願いします。

そうそう、みそおでんというか、味噌煮込みにするならば、牛ではなく
豚すじ肉の方が、柔らかくて味噌へのなじみもいいです。

現代の名工

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keian 2010-11-11 21:12
1111
一が4つ並びました。
ちびまるこちゃんの漫画では、いい、いいでベリーグッドですが、私なら
男の中の男、シビルスマン。
現代の名工150人に選ばれた田村隆氏を思います。
450人の候補が有ったそうですが、150人の方の共通点は、
<逃げないこと>だったと聞きました。
棟が一杯になって、今日のブログは書けなくなりました。
いつか、またの機会にUPします。
私の店に、彼にいただいた手紙があげてあります。
とてもいい書です。絵です。ぜひ、みてくださいね。そのときに、おしゃべりさせてください。
おめでとうございます。

玄侑先生④

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keian 2010-11-10 19:48
死ぬ時に何を考えますか?
この、話は、どうやって書こうか、相当に悩んだんです。
いつもながらに、UPが遅れてしまいました。サーくん、心配してくれてありがとう。忙しいという言い訳は第三者的ですから、本音を書きます。
朝日新聞11月4日付けの記事ですが、玄侑先生がコメントをされております。
死生観 
本社世論調査とのことで13版全部の特集です。
延命治療 希望しない 81%
末期がん 知らせて 78%
葬儀しなくても 36%
お墓いらない 17%のデータの分析の後で
死ぬ時も気を使う社会という中で、御自身の知り合いの、
<自分の葬式に来てくれた甥や姪に日当を払いたい>というお年寄りのことです。
私のいつもながらの自分勝手な発想からすれば、<ええやんか>です。
かっては、供養だからと、通夜の席は、酒をたらふくふるまって、助六寿司と葬式饅頭とみかんとりんごをお持ち帰りでした。
餅もおけぞくといってあったかもしれません。
実直な義兄は、岐阜の葬式のときに、御無礼がないようにと、通夜の前に
親戚一同相談の席で、<おけぞく>ってどういう字?って私に聞いてくれてました。本郷町の義伯母と顔を見合わせて絶句しました。
耳にしていてもわからない字なので、<ひらがなでかいときゃあ>と答えましたが、本当に彼はいい人なんです。葬式に来て下さった人への気使いです。
いまなら、御供餅と答えるかな?それとも、御華束と答えるかな?
日当というのは、わかりやすくしただけでしょうか?
金が全面に出ることは、はしたないことですが、いまは、<淋見舞>ののしで、茶菓子を持って行かないことが多いので、<淋見舞料>とのし袋で現金を包みます。香典をつつむほどの金額でなかったら、<御華料>として、つつみます。香典なら、忌明けの御挨拶がいりますが、これはいりません。
純粋に参列したしるしだけです。
私は、自分の葬式のときには、会葬御礼の品 <砂糖とか茶とかハンカチ>
とかではなく、1000円現金をつつみたいと思っています。
交通費というか、帰りの喫茶店代のつもりです。のし袋には、<巻絹>
としたいのですが、おそらく、誰一人として賛成してくれないと
思われます。私には、娘と孫がいますが、もし、甥や姪しかいなかったら、
日当として、10000円つつみたいです。それで、葬式は棺桶を買うだけでいいわ。蛍の光を流してもらって、この世を卒業してあの世に入学したいと思います。
玄侑先生は、あの世のイメージは、1番が生まれ変わりで
2番がやすらぎと答えてくださっています。みなさんはどうでしょうか?

冬が来る前に <玄侑先生番外編>

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keian 2010-11-9 20:32
寒さが訪れる前にしておかなくてはならないことがありませんか?
今年は、秋がきたのかどうかもわからなく過ぎました。
秋は、何のためにあるかと言うと、枯れるためにあります。
紅葉がなんで美しいのかといえば、枯れて散るためであります。
枯れないで、ずっと緑でいるのも難儀なことなんですよ。

私の名は、松と桂があります。
松は常緑樹でありまして、茶席の禅語によく登場いたします。
桂は落葉樹であります。
香りがよくて、散る直前に官能的なほどです。

禅語も言葉だけを眺めていると、こむつかしいですが、1字だけを
みていると、花柳界みたいで楽しいですよ。
松を分解すると、木と公です。
これを、僕と君とのさしむかいと読むとは、ミセスという雑誌に6年前に
玄侑先生が書かれておられました。
禅語の御著書の多い先生が、なんと、梵行という初の官能的小説を、このたび、出版されます。
読みたいです。私は、店を持つ前に、瀬戸内寂聴氏のその手の小説ばかり
読んでいました。そのころは、100円の古本専門で買っていて、どきんとするところを切り抜いてはいました。今度は、岐阜市立図書館でリクエストをしようと思っています。禅語の本と重ねて借りてこようっと。
うんと、恥ずかしい本だといいですね。笑笑笑

うちの松尾とくさんなら、はぐれ刑事純情派の再放送をみていて
<なんかよう?
いま、ええとこやできたらあかん>といいそうです。
この返答は
<ここのつとうお>と答えるのが大阪のエスプリです。
7、8、ときて9、10、笑

そうそう、11月はお茶人のお正月といいます。
炉開きです。お茶も口切りといって新茶の心構えです。
一服さしあげとうございます。
どうぞ、桂庵にお立ち寄りくださいませ。

こうよう

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keian 2010-11-8 20:36
紅葉はこうようで買うよう
何のことかと言えば、
豆腐小僧という妖怪の話です。コレも何か用かい。
大きな笠をかぶった子どもが、豆腐をのせた盆を持っています。
雨の夕暮れに現れるのですが、何にも言わないし、ただ、歩いていくだけです。
豆腐に紅葉の図柄がついているだけです。
お客様が買う様に願いです。これは、ちくま文庫に高橋幹夫氏が江戸
あじわい図譜という御著書で紹介されております。
その頃の豆腐は紅葉の型がついていたのでしょうね。
松尾太郎くんにきくと、戦前は、その名残で、関東と関西で、菱と丸という風に図柄もちがっていたらしいです。
修業した店がそれでわかったのでしょうか?
豆腐というのは、庶民的なものですから、妖怪も応援してくれるのでしょう。
妖怪の図柄がUPできなくてごめんなさい。
とうふ屋桂庵のお願いでございます。
紅葉鮎を200仕込みました。
仕入れは有る方の御好意です。
鮎そのものもおほめいただきましたが、それ以上に煮汁が最高といっていただきました。これで、焼き豆腐やこも豆腐を煮たらもっと最高です。
煮方の修業は4月1日の法華寺の花見弁当85個納品のおかげです。
そのときのファンの方から、後押しいただけました。
おせち料理を1人前4000円<税別>でさせていただきとうございます。
11月は説明にうかがわせていただきます。12月からご予約を承りたく存じます。なにとぞ、よろしくお願い申し上げます。

そうそう、京都の紅葉が美しいのは、紅葉しやすい木を選んであるからやと
うかがいました。さすが、1000年の都は、先見の明がありますね。
私は、名前だけは京都短期大学卒です。
なぜ、この名であるのか、卒業して何年かたったらわかると、在学中に
溝渕先生に教わりましたが、このことだったのかもしれません。
今は、わからなくても、先にいったらわかる。それまでは、暗くて仕方がない。夕暮れ時に、黙って豆腐を持って歩けばわかるのでしょうか?

でんがく

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keian 2010-11-7 18:07
田楽についてが一茂くんからの発信です。
自分がHPを持っているくらいなのに、
私は、ネットで調べることを潔しとしないひねくれ者であります。
もともとは、中学校の社会の教科書でみた覚えがあったからですが、この図柄を探しだすのに時間がかかりました。UPが遅れたことをおわびします。
田楽
田楽という名前は何故に?
豆腐を串に刺して焼き、味噌をつけて食べることですが、平安時代から
室町にさかのぼります。
当時の農村では、豊作祈念で、田んぼで笛を鳴らしたり、太鼓をたたいたりして踊りました。これを、田楽舞といいます。
田楽舞を職業にしたのが、田楽法師です。
田楽法師の舞台衣装は、白袴です。色のついた上着です。
曲芸のように、ただ踊るだけでありません。
高足といって、竹馬のような1本の棒にのって、ぴょんぴょんとはねたり
踊ったりします。
そのさまが豆腐に味噌を塗ったところとそっくりなのです。
こうして、豆腐の串焼きのことを、田楽豆腐、
それで田楽となります。
田楽の串についていえば、本来は1本刺しだったのでしょうが、
2本刺し、つまり二本差しとなり、武士を揶揄する隠語にもなりますところから、発祥は江戸でしょうか?この図柄は豆腐百珍の続編<天明2年>からとりました。

こんなところは、松尾太郎くんのおかげです。
若い頃には、随分と読書家だったのでしょうか?
昭和37年発行の現代豆腐百珍は辻留さんの書ですが、何度読んでも
新鮮です。
余談ながら、滝沢馬琴が<祇園豆腐は真崎の田楽におよばず>と負け惜しみ?をいっておりますが、江戸時代には、各地に名物田楽ができて
きます。
祇園豆腐は京都東山の八坂神社で今もって続く<中村楼>二軒茶屋さんのことです。創業470年くらいだと思いますが、女将さんの辻京子さん、着物姿が
凛々しくて、
<家訓ではありませんが、お祖父さんに言われたことは、神さん仏さんを大事にすることと、世間の付き合いはしっかりしても家の中は派手にしないこと>と語っておられます。辻留さんは分家筋にあたられるそうです。

朝カレー

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keian 2010-11-6 19:23
柳橋中央卸市場へ行ってきました。
土曜日なのでしょうか?名古屋駅からちかいからでしょうか?
私のようなお素人さんが歩いています。
買いやすいように、あじ一尾100円の表示もあります。
明日がお休みですから、売りきってしまいたいからかな?
それとも、都会だけにたくさんの人が来るので、一々値段を聞かれるのが
手間だからかな?
もっとも、この値段は定価ですから、数と鮮度によって、相手次第で変動します。
岐阜の市場では、おなじみさんにしてくださっているお店も3軒ありますが
ここは一見さんです。
モーニングを楽しむことにしました。
幹線道路からはいってすぐの喫茶店です。
トーストとサラダを50円プラスでコーヒーが350円。
カレーライスにコーヒーがついて400円。
どちらにも、たっぷりの美味しいコーヒーがつきます。
ただ、とても忙しい店なので、先にコーヒーを運んできます。
カレーライスを食べて、コーヒーを後からでは、回転率がよくないからでしょうか?
こんなことまで考えるのは、やながせ時代に日曜日の朝、6時から1時まで
モーニングをさせていただいていたからでしょうか?
あのころは、花林ママがきてくださったり、御近所のお年寄りが連れ立っては、
高島屋ショッピングと兼ねては来て下さいました。感謝

ところで、柳橋みやげは、
1個32円の目玉焼きをあるだけ全部。
露地からハウスに変わった茄1袋。
どちらも、プロ相手だけあって、美味しかったです。

帰宅してから、御好意で岐阜の市場からのせばり漁の鮎がどっさり。
くっきりと素焼きして、頭と尾をはさみで落とします。
頭に残った卵は丁寧にかきだして、甘辛煮。これはまかないのおかず。
頭はひたひたの水で圧力なべにかけて1分で濃厚なおだしをとります。
尾は200尾分で815グラムありました。胴のところは、<紅葉鮎>としておだしする商品です。紅葉の上にのせると本当にさまになるんですよ。
また、若鮎とも違う紅葉のころにとれる鮎という意味合いもありますが、
その代わりに、人間の紅葉マークとおなじく、ちょっと心遣いがいります。
きちんと、打ち出し鍋に並べて、酒120CCと300CCで下煮します。
2回に分けて酒を加えたのは、単なる失敗です。
よし子さんから、正月のおせち用の鮎は、水を加えないで、酒をふりかけて
ただ、蒸すことと聞いて、横着にも電子レンジで事を行おうとして、袋が破れたからです。めげないで、そこらあたりを大掃除しているうちに、
発想を転換しました。若鮎のときのように、酒1水3でたきなおし、
砂糖が176グラムとしょうゆが176グラムです。
数字が半端なのは、舌で味わってよしとしたからです。
煮つめていきながら、たりないものをおぎないます。
煮あがったときに、汁が底に残るくらい。だから、冷めた時に鮎がすってくれることです。
魚の煮つけは、100グラムに大さじ1づつの酒と砂糖としょうゆと
師の村上祥子から、教わりましたが、骨まで軟らかいといったこういったものは倍量にした方が岐阜では美味しいとされます。
岐阜では、美味しくないことをあじない<味無>というくらいです。

料理とうつわのいい関係

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keian 2010-11-4 18:51
内木孝一氏が御著書を送ってくださいました。
講談社から、出ております。980円です。
<器は料理の着物だから>は魯山人の言葉ですが、本当にその通りやね。
一茂くんからの発信<ホワイトコーヒー>も飲んでみたら、
懐かしのコーヒー牛乳に限るある近さ?でした。
牛乳なら、壜だし、オーレなら、あのフランスの小ドンブリのような化で俺カップ。ところ変われば、器も変わる。家庭なら一器多用も解せるけれど
料理屋では、器もご馳走になりますから。
同じ一器多用に徹するなら、日本古来のそばちょこはいいもんだと思います。ただし、購入には、かなりのセンスかきんす<金子>が必要です。
p105の白磁のそばちょこいいですね。525円。それよりも、8角杉いた
735円が、もっといいです。欲しい。

彼への手紙
<料理とうつわのいい関係>お送りいただきありがとうございます。
おほめいただき、とてもうれしいです。
<茶碗どうふ>玉露の湯のみで、ほんの50ccほどの豆乳で作ろうと
考えていましたが挫折しました。
≪内木さんがいつの日か来て下さる≫
そう思ったら、ファイトがわいてきました。
あなたにほめていただきたいのです。
もう一度、初心にもどって作ります。また、失敗をたべるのは私。そして配偶者 スチュワードであります。人にささえられてのとうふ屋桂庵でございます。なにとぞよろしくお願い申し上げます。
内木さん、ハンサムですね。ぜひお会いしたいので、私も上京の機会を
考えております。

書いた以上は実行あるのみ。
とうふ2丁取りで、NHKが教えるのは、大豆250から300グラム分
もっと、少ない仕込みをやってみよう。
師の村上祥子は、一人分の呉汁を大豆20グラムでつくって見せます。
可能性はあるはずや。
とうふに最適な豆乳濃度は10から12%
たんぱく量は5%
凝固温度は70から75度、80度は超えないこと。
 
〒500-8034 岐阜県岐阜市本町 5-23
TEL : (058)-262-4015
FAX : (058)-262-4015
URL : http://www.k-an.jp
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