今週末で一旦自宅に戻るので、その前に再び椿ママがブログ登場です。
りえさんが6月18日の新聞記事を送ってくださいました。
赤ちゃんの脳が、生後4カ月で母国語と外国語を聞き分けている可能性があることがわかった、という記事です。
赤ちゃんは、大人と一緒に歩いたり、しゃべったりすることはできないけど、生まれて間もない頃からものすごく発達しているんですね。
言語に限らず、椿ちゃんと一緒にいると、「この子全部わかってるんじゃないかしら」と思うことがよくあります。
例えば、先日、私が遠出をしなければならず、椿ちゃんをばあちゃんとおおばあちゃんに預かってもらっていた時のこと。
いつも威勢のいいばあちゃんには、「ウンチが出た!出た!出た!」と元気よく訴えて3回おむつを交換してもらい、「おなかが空いた!もぉ待てないよぉ!」とこれまた元気に訴えてミルクを1回もらいました。
途中、ばあちゃんに用事ができてしまったので、おむつもミルクもやらなくていいから、とりあえず見てて、と急遽おおばあちゃんにバトンタッチ。
ばあちゃんが帰ってきて様子を聞くと、おむつはタポンタポンになってるみたいだけど、泣きもぐずりもしなかったとのこと。
赤ちゃんでも、おおばあちゃんには義理だてしたのかな。
「ばあちゃんは元気がいいから思いっきり泣いてやれ!おおばあちゃんは年やし、ちょっと遠慮せんとなぁ…」なんて。
生まれたての赤ちゃんについて、科学的には「まだ目は見えてない」とか、「笑っているように見えるけど笑っているわけではない」など言われていますが、科学で説明できない何かがあるんじゃないかと思えます。
椿ちゃんは、じいちゃん、ばあちゃん、おおじいちゃん、おおばあちゃん、更におおばあちゃんの妹(曽祖叔母?)がいる、大家族の中で生後数カ月を過ごし、その後一気にシンガポールに飛び立ちます。
どんな価値観を持ち、どんな能力を持った子に育つのか楽しみです。
りえさんが6月18日の新聞記事を送ってくださいました。
赤ちゃんの脳が、生後4カ月で母国語と外国語を聞き分けている可能性があることがわかった、という記事です。
赤ちゃんは、大人と一緒に歩いたり、しゃべったりすることはできないけど、生まれて間もない頃からものすごく発達しているんですね。
言語に限らず、椿ちゃんと一緒にいると、「この子全部わかってるんじゃないかしら」と思うことがよくあります。
例えば、先日、私が遠出をしなければならず、椿ちゃんをばあちゃんとおおばあちゃんに預かってもらっていた時のこと。
いつも威勢のいいばあちゃんには、「ウンチが出た!出た!出た!」と元気よく訴えて3回おむつを交換してもらい、「おなかが空いた!もぉ待てないよぉ!」とこれまた元気に訴えてミルクを1回もらいました。
途中、ばあちゃんに用事ができてしまったので、おむつもミルクもやらなくていいから、とりあえず見てて、と急遽おおばあちゃんにバトンタッチ。
ばあちゃんが帰ってきて様子を聞くと、おむつはタポンタポンになってるみたいだけど、泣きもぐずりもしなかったとのこと。
赤ちゃんでも、おおばあちゃんには義理だてしたのかな。
「ばあちゃんは元気がいいから思いっきり泣いてやれ!おおばあちゃんは年やし、ちょっと遠慮せんとなぁ…」なんて。
生まれたての赤ちゃんについて、科学的には「まだ目は見えてない」とか、「笑っているように見えるけど笑っているわけではない」など言われていますが、科学で説明できない何かがあるんじゃないかと思えます。
椿ちゃんは、じいちゃん、ばあちゃん、おおじいちゃん、おおばあちゃん、更におおばあちゃんの妹(曽祖叔母?)がいる、大家族の中で生後数カ月を過ごし、その後一気にシンガポールに飛び立ちます。
どんな価値観を持ち、どんな能力を持った子に育つのか楽しみです。
りえさんが送ってくれた6月23日の朝日新聞の記事より。(要約)
==========================================================
「もめん・絹ごし 各1丁19円」「1丁10円 お1人様2丁まで」
スーパーで安売りの定番商品として売られる豆腐。長引くデフレ下で続く過当競争の中、スーパーは大口の注文をさばける大規模業者との取引を拡大。個人商店は勝ち目がない。
流行りのPB商品の生産を受託した加工食品メーカーが自己破産した。大手メーカーの下請けでPB商品の生産を受託。一時は年商も伸び、大手メーカーの求めに応じられる体制を組んだが、更に安価な競合製品の登場で受託品の売上が減少。一方で委託先との契約上、他社からの注文も取りづらく、資金繰りが悪化し、やむなく事業継続を断念。
こんな状況下において、個人商店ながら大手スーパーの価格競争に負けず戦っている豆腐屋がある。「スーパーにはこちらの意見が通らない。奴隷になるのは嫌」と、大手スーパーとは一切取引せず、3年ほど前から国産大豆で高付加価値の豆腐を自分の店で売るという商売形態に転換した。
==========================================================
新興住宅地に住む娘が「うちの回りには○○屋さんが無い」と言います。八百屋さん、肉屋さん、魚屋さん、豆腐屋さんといった個人商店はほとんどないので、結局は郊外の大手スーパーや量販店に買い物に行くとのこと。
まだ20代の娘ですが、娘には○○屋さんにおつかいに行った記憶があるので、個人商店が淘汰されていくのは淋しいと言います。一方で同じ物なら安い方が良いという消費志向もあります。
やっぱり個人商店が生き残っていくためには、高付加価値・高品質で勝負するしかないのかな。
でも、大手だって相当の企業努力をしているはず。1丁10円で卸すのは相当大変でしょう。安いだけでは他の大手に負けるとあらば、高品質・高付加価値で勝負をかけてくる時もあるでしょう。
結局、大手も個人も「他がやらないこと」を見つけないと勝てません。それが難しいのだけれど。
「とうふ屋 桂庵」はどうする?
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「もめん・絹ごし 各1丁19円」「1丁10円 お1人様2丁まで」
スーパーで安売りの定番商品として売られる豆腐。長引くデフレ下で続く過当競争の中、スーパーは大口の注文をさばける大規模業者との取引を拡大。個人商店は勝ち目がない。
流行りのPB商品の生産を受託した加工食品メーカーが自己破産した。大手メーカーの下請けでPB商品の生産を受託。一時は年商も伸び、大手メーカーの求めに応じられる体制を組んだが、更に安価な競合製品の登場で受託品の売上が減少。一方で委託先との契約上、他社からの注文も取りづらく、資金繰りが悪化し、やむなく事業継続を断念。
こんな状況下において、個人商店ながら大手スーパーの価格競争に負けず戦っている豆腐屋がある。「スーパーにはこちらの意見が通らない。奴隷になるのは嫌」と、大手スーパーとは一切取引せず、3年ほど前から国産大豆で高付加価値の豆腐を自分の店で売るという商売形態に転換した。
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新興住宅地に住む娘が「うちの回りには○○屋さんが無い」と言います。八百屋さん、肉屋さん、魚屋さん、豆腐屋さんといった個人商店はほとんどないので、結局は郊外の大手スーパーや量販店に買い物に行くとのこと。
まだ20代の娘ですが、娘には○○屋さんにおつかいに行った記憶があるので、個人商店が淘汰されていくのは淋しいと言います。一方で同じ物なら安い方が良いという消費志向もあります。
やっぱり個人商店が生き残っていくためには、高付加価値・高品質で勝負するしかないのかな。
でも、大手だって相当の企業努力をしているはず。1丁10円で卸すのは相当大変でしょう。安いだけでは他の大手に負けるとあらば、高品質・高付加価値で勝負をかけてくる時もあるでしょう。
結局、大手も個人も「他がやらないこと」を見つけないと勝てません。それが難しいのだけれど。
「とうふ屋 桂庵」はどうする?
不定期ですが、神戸新聞を取っています。
木村政雄さんの記事が載っている時だけ送ってもらっています。
毎週日曜版だけ、とかならまだしも、木村さんの記事が載っている時だけ、という私のわがままを聞いてくださるなんて、神戸新聞ってとても親切な新聞社です。
おまけに、木村さんの記事が載った日は電話で「木村さんの記事が載っていますが、要りますか?」とわざわざ毎回聞いてくださるのです。
娘の会社のモットーは”At your side”ですが、神戸新聞もAt your sideな会社だな、と思います。
さて、今日はその神戸新聞の記事について。
6月23日の神戸新聞の「正平調」の話(要約)です。
============================================================
夜間定時制高校の話。県立神戸工業高校の南先生は、短歌で自分を表現するという授業を続けてきた。
ある日、南先生は授業態度のよくない男子生徒の襟をつかんで注意したことがある。すると手に油がついた。昼は機械工として働き、作業服のまま疲れた体で登校していた。
「工場の昼なお暗い片隅で一人で向きあうフライス盤」
その生徒の短歌である。
先生は、それから生徒の働く姿を理解するよう心がけたという。
============================================================
この生徒が昼間働きながら夜高校に通うことになった背景はわからないけれど、懸命に働いている姿がわかります。短歌を通して、南さんは先生という立場でこの生徒の姿を理解するように心がけたけれど、私たちもこれから出会う人たちの表面には見えない姿を理解するように心がけたいものです。
また、働く姿についても考えさせられます。
松尾太郎くんも、さいさんも、とくさんも、豆腐屋を手伝いながら岐阜県立商業高校に通いました。みんな一生懸命働いたし、一生懸命勉強もしました。
その姿をリアルタイムで見ていたわけではないけれど、今の太郎くん、さいさん、とくさんの姿を見ていれば、それはよくわかります。
今と昔では回りの環境も、常識も違うかもしれないけれど、そんな松尾家特有の一生懸命さを私も引き継いでいきたいと思います。
木村政雄さんの記事が載っている時だけ送ってもらっています。
毎週日曜版だけ、とかならまだしも、木村さんの記事が載っている時だけ、という私のわがままを聞いてくださるなんて、神戸新聞ってとても親切な新聞社です。
おまけに、木村さんの記事が載った日は電話で「木村さんの記事が載っていますが、要りますか?」とわざわざ毎回聞いてくださるのです。
娘の会社のモットーは”At your side”ですが、神戸新聞もAt your sideな会社だな、と思います。
さて、今日はその神戸新聞の記事について。
6月23日の神戸新聞の「正平調」の話(要約)です。
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夜間定時制高校の話。県立神戸工業高校の南先生は、短歌で自分を表現するという授業を続けてきた。
ある日、南先生は授業態度のよくない男子生徒の襟をつかんで注意したことがある。すると手に油がついた。昼は機械工として働き、作業服のまま疲れた体で登校していた。
「工場の昼なお暗い片隅で一人で向きあうフライス盤」
その生徒の短歌である。
先生は、それから生徒の働く姿を理解するよう心がけたという。
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この生徒が昼間働きながら夜高校に通うことになった背景はわからないけれど、懸命に働いている姿がわかります。短歌を通して、南さんは先生という立場でこの生徒の姿を理解するように心がけたけれど、私たちもこれから出会う人たちの表面には見えない姿を理解するように心がけたいものです。
また、働く姿についても考えさせられます。
松尾太郎くんも、さいさんも、とくさんも、豆腐屋を手伝いながら岐阜県立商業高校に通いました。みんな一生懸命働いたし、一生懸命勉強もしました。
その姿をリアルタイムで見ていたわけではないけれど、今の太郎くん、さいさん、とくさんの姿を見ていれば、それはよくわかります。
今と昔では回りの環境も、常識も違うかもしれないけれど、そんな松尾家特有の一生懸命さを私も引き継いでいきたいと思います。
一茂くんからの発信は「フライパンで炊飯を」ということですが、知っていること、自分がしたことは自信があっても、果たして人に伝えられるかということになると、さしもの桂庵も時間がかかりました。
自信が得意になっては身を滅ぼす。これは「別冊文芸春秋 昭和35年 秋号」で池波正太郎氏が「蕎麦切りおその」という小説の中で教えてくれました。大体原稿用紙2枚を書き続けるのは、池波氏自身「食卓の情景」の中で仕上げていく仕事が同じものではいけないが、一つ一つの完成が組み立てで苦しいようなことを書いておられます。
世はブログからTwitterに変わり、ブログですら本来は400字と指摘してくださる若い人もいます。私には大それた望みがあって、1000回を超したら長いストーリーにしたいと考えています。
フライパンで炊飯をということはパエリアを思います。これは米はとがず、蓋なしで芯ありご飯に炊きます。パエリアを源流とし1870年代初めに考案されたのは、ニューオーリンズのジャンバラヤ。これは軽快なリズムの曲で、カーペンターズでお馴染です。
日本人には、アレンジをして自国の料理に作りかえるのが得意なので、フライパンで蓋をして、スペイン人が絶賛するパエリアになりました。
オムレツを作る時のコイヌ印の鉄製の物よりもステンレスの物やテフロン加工の物が、蓋がピッチリとできて良いようです。アルミ合金の無水鍋がとてもヒットした時代がありますが、これも蓋が本体と同様の厚みがあり、ピッチリと密着できるので熱が逃げることなく、むらなく回ります。余熱も大いに利用できます。炊飯のコツは「初めチョロチョロ、中パッパ。赤子泣くとも蓋とるな」ですが、どこで強火にするか、弱火にするのかをカタカタカタという音で教えてくれるわけです。そのタイミングを逃さないのがフライパン炊飯のコツです。
※書ききれないので、実技指導をいたします。興味のある方はご自身のフライパンを持っておいでください。
自信が得意になっては身を滅ぼす。これは「別冊文芸春秋 昭和35年 秋号」で池波正太郎氏が「蕎麦切りおその」という小説の中で教えてくれました。大体原稿用紙2枚を書き続けるのは、池波氏自身「食卓の情景」の中で仕上げていく仕事が同じものではいけないが、一つ一つの完成が組み立てで苦しいようなことを書いておられます。
世はブログからTwitterに変わり、ブログですら本来は400字と指摘してくださる若い人もいます。私には大それた望みがあって、1000回を超したら長いストーリーにしたいと考えています。
フライパンで炊飯をということはパエリアを思います。これは米はとがず、蓋なしで芯ありご飯に炊きます。パエリアを源流とし1870年代初めに考案されたのは、ニューオーリンズのジャンバラヤ。これは軽快なリズムの曲で、カーペンターズでお馴染です。
日本人には、アレンジをして自国の料理に作りかえるのが得意なので、フライパンで蓋をして、スペイン人が絶賛するパエリアになりました。
オムレツを作る時のコイヌ印の鉄製の物よりもステンレスの物やテフロン加工の物が、蓋がピッチリとできて良いようです。アルミ合金の無水鍋がとてもヒットした時代がありますが、これも蓋が本体と同様の厚みがあり、ピッチリと密着できるので熱が逃げることなく、むらなく回ります。余熱も大いに利用できます。炊飯のコツは「初めチョロチョロ、中パッパ。赤子泣くとも蓋とるな」ですが、どこで強火にするか、弱火にするのかをカタカタカタという音で教えてくれるわけです。そのタイミングを逃さないのがフライパン炊飯のコツです。
※書ききれないので、実技指導をいたします。興味のある方はご自身のフライパンを持っておいでください。
やながせ時代ですが、あるお店のお好み焼きは7つの白い粉が入るというのが人気の秘密でした。
私が思いますのに、小麦粉、米粉、砂糖、塩、味の素、山芋パウダー、あと1つは何だったのでしょうね。たぶん、小麦粉の澱粉である浮粉でしょうか?
商売となれば、色々と入っていないとお代がいただきにくかったのでしょうか?
仲良かったふじちゃんは、お好み焼き屋時代、ミックス粉を使っていましたが、おでんの練りみそは、味噌に、砂糖に、酒にみりん、はちみつ、水あめ、あと1つと言っていました。
7つの秘密?本当のところはどうなんでしょうね?
私は散々いじくった挙句、今はシンプルが大好きです。関西風も関東風も粉と水の割合は容量で1:1、重量で1:2としています。
また、粉に対し1%の塩を入れることで、伸びと浮きを出します。グルテンの力です。素朴な二等粉<雪>が気に入っていましたが、上等な薄力粉でも生地の寝かせ時間と水の温度で微調整します。
お客様で大きな手術をなさる方がみえます。6週間入院をされるということで、できるだけ好物を作って差し上げていました。でも、その方の望みは自分の作ったお好み焼きを食べてほしいでした。
さっそく若い人を呼び集めました。お好み焼きにはビールです。桂庵には花火大会以外生ビールの用意はありません。ジョッキは持っています。仲良しの寿司屋に交渉しました。大鍋にジョッキを入れて、買いに行きました。サービスのつもりかな?泡なしでスレスレに入れてくれました。これも、技ですね。
若い人へのお礼に、翌日はピザを私が手作りです。今までは、やったことがなかったのですが、小麦粉の3分の1をプレミアムライスパウダー<雪>に交換しました。塩は2%。いつもと吸水が違いました。トマトソースはにんにくスライスたっぷりで作りましたが、味見をした還暦前の男性が酸を気にしたので前日のお好みソースで手直しです。料理って連続ドラマですね。
私が思いますのに、小麦粉、米粉、砂糖、塩、味の素、山芋パウダー、あと1つは何だったのでしょうね。たぶん、小麦粉の澱粉である浮粉でしょうか?
商売となれば、色々と入っていないとお代がいただきにくかったのでしょうか?
仲良かったふじちゃんは、お好み焼き屋時代、ミックス粉を使っていましたが、おでんの練りみそは、味噌に、砂糖に、酒にみりん、はちみつ、水あめ、あと1つと言っていました。
7つの秘密?本当のところはどうなんでしょうね?
私は散々いじくった挙句、今はシンプルが大好きです。関西風も関東風も粉と水の割合は容量で1:1、重量で1:2としています。
また、粉に対し1%の塩を入れることで、伸びと浮きを出します。グルテンの力です。素朴な二等粉<雪>が気に入っていましたが、上等な薄力粉でも生地の寝かせ時間と水の温度で微調整します。
お客様で大きな手術をなさる方がみえます。6週間入院をされるということで、できるだけ好物を作って差し上げていました。でも、その方の望みは自分の作ったお好み焼きを食べてほしいでした。
さっそく若い人を呼び集めました。お好み焼きにはビールです。桂庵には花火大会以外生ビールの用意はありません。ジョッキは持っています。仲良しの寿司屋に交渉しました。大鍋にジョッキを入れて、買いに行きました。サービスのつもりかな?泡なしでスレスレに入れてくれました。これも、技ですね。
若い人へのお礼に、翌日はピザを私が手作りです。今までは、やったことがなかったのですが、小麦粉の3分の1をプレミアムライスパウダー<雪>に交換しました。塩は2%。いつもと吸水が違いました。トマトソースはにんにくスライスたっぷりで作りましたが、味見をした還暦前の男性が酸を気にしたので前日のお好みソースで手直しです。料理って連続ドラマですね。
大阪出身のお客様が肉じゃがを作ってくださいました。
私が作るときは、主人や子どもの弁当に入れることを考えて、汁けの少ない肉じゃがにしていましたが、この方の作る肉じゃがはおつゆまるごとの肉じゃがです。
なぜおつゆまるごとなのか。
お客様曰く、まずは肉じゃがをおかずとして食べて、その後ご飯にかけて食べるためだそうです。熱い炊き立てご飯に肉じゃがのおつゆをかけて、豆腐をのせて食べたりもするそうです。
この食べ方なんかは懐石料理で言うところの「埋みどうふ」に通じるものがあります。この肉じゃが自体は、大阪の普通の家庭のおかずだそうですが、なるほど良くしたものです。
さて、肉じゃがを作っていただくだけでは申し訳ないので、その側で私は豆を炊きましたので、ちょっとその話もしましょう。(肉じゃがから脱線しますが…)
白花豆と金時豆の2種類を炊きました。
どちらもいんげん豆の仲間ですが、白花豆は皮が固くて厚いので、皮をやぶらないように気をつけて、皮をやわらかく炊くとおいしいお豆です。
金時豆はうずら豆に似ていますが、金時豆の方が味が良いです。
このお豆さんたち、今回は豆250gに対して砂糖を200gで、いつもより砂糖を少なめにしました。(いつもは豆と同量)
その代わり、味のバランスを取るために塩分を多めにします。また、せっかく2種類炊くのなら、白花豆は白く、金時豆は赤く仕上げたいもの。白花豆には塩(小さじ1)、金時豆には醤油(大さじ2)を使って塩分を加えます。塩分量としては同じ。これはご飯に合う味。
===========================================================
とうふ屋なので、煮豆はよく作ります。大豆で作るのはコトコト炊いたブドウ豆に、昆布豆。五目豆はファンがいてくださって、毎週水曜日と金曜日は作ります。うずら豆と金時豆はよく似ていますが、金時豆は小豆と似ています。みんなインゲン豆です。金時豆、大福豆、花豆、うずら豆、とら豆。
外国ではレッドキドニービーンズ、ホワイトビーンズと言います。
私が作るときは、主人や子どもの弁当に入れることを考えて、汁けの少ない肉じゃがにしていましたが、この方の作る肉じゃがはおつゆまるごとの肉じゃがです。
なぜおつゆまるごとなのか。
お客様曰く、まずは肉じゃがをおかずとして食べて、その後ご飯にかけて食べるためだそうです。熱い炊き立てご飯に肉じゃがのおつゆをかけて、豆腐をのせて食べたりもするそうです。
この食べ方なんかは懐石料理で言うところの「埋みどうふ」に通じるものがあります。この肉じゃが自体は、大阪の普通の家庭のおかずだそうですが、なるほど良くしたものです。
さて、肉じゃがを作っていただくだけでは申し訳ないので、その側で私は豆を炊きましたので、ちょっとその話もしましょう。(肉じゃがから脱線しますが…)
白花豆と金時豆の2種類を炊きました。
どちらもいんげん豆の仲間ですが、白花豆は皮が固くて厚いので、皮をやぶらないように気をつけて、皮をやわらかく炊くとおいしいお豆です。
金時豆はうずら豆に似ていますが、金時豆の方が味が良いです。
このお豆さんたち、今回は豆250gに対して砂糖を200gで、いつもより砂糖を少なめにしました。(いつもは豆と同量)
その代わり、味のバランスを取るために塩分を多めにします。また、せっかく2種類炊くのなら、白花豆は白く、金時豆は赤く仕上げたいもの。白花豆には塩(小さじ1)、金時豆には醤油(大さじ2)を使って塩分を加えます。塩分量としては同じ。これはご飯に合う味。
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とうふ屋なので、煮豆はよく作ります。大豆で作るのはコトコト炊いたブドウ豆に、昆布豆。五目豆はファンがいてくださって、毎週水曜日と金曜日は作ります。うずら豆と金時豆はよく似ていますが、金時豆は小豆と似ています。みんなインゲン豆です。金時豆、大福豆、花豆、うずら豆、とら豆。
外国ではレッドキドニービーンズ、ホワイトビーンズと言います。
345回は商売のタイトルであこぎな商売ということで、あるプロパンガス屋さんのことを書くつもりでしたが、個人情報もあり、この不景気にあっては相手も生きていかなければならないのだからと、私の怒りを諭してくださる方もあって、思いが重くなり書けませんでした。
豆腐の白玉は今日食べても、固くないですよ。人間も固いだけではいけませんね。
でも、ムリに豆腐を入れなくて、ポヨンポヨンの出来立て白玉を食べる、固くなったらレンジでもう一度出来立てに戻し、もう一度冷やせばいい。
人生も、もう一度やり直せばいい。
数字だけ書きます。
6月分、6月15日検針で、8立方で5800円
2日後、6月17日検針で、1立方2130円は、どうなっているんでしょう??
手術のために入院・転居とわかったら、せっかくキレイに清算しようとした店子にちょっと残酷ではありませんか。
金の話だけでねぎらいがなかったのは、もっと悲しくありませんか。
大家さんはこの現実を知っているのでしょうか。
松尾家は昭和5年から大家さんをしております。
今の時代には合わないやり方ですが、私一代は引き継ごうと思っています。
ある手紙
====================================================
彼と四十年前に縁のあった者です。
まさかこんな形で岐阜に居るとは、今までわかりませんでした。小生のできることでと自立を考えています。二十九日には手術。それに伴う通院の為転居もあり、家内の時間が不規則な為、お隣に誤解をうけたかもしれません。
あなたに迷惑がかからないようになにかあったら連絡ください。
====================================================
大家さんとしては間違っていなくても、私はお客様に関わりすぎますので、水商売失格です。それを認めます。だけど、「とうふ屋 桂庵」は、私一人だけのものです。私は店が続いていくこと、何らかの形で豆腐屋の名を残せればいいと思っています。こんな水商売があってもいいでしょう。お客様はビックリされましたが、とても喜んでくださいました。たぶんずっと付き合っていくことになるでしょう。感謝。
豆腐の白玉は今日食べても、固くないですよ。人間も固いだけではいけませんね。
でも、ムリに豆腐を入れなくて、ポヨンポヨンの出来立て白玉を食べる、固くなったらレンジでもう一度出来立てに戻し、もう一度冷やせばいい。
人生も、もう一度やり直せばいい。
数字だけ書きます。
6月分、6月15日検針で、8立方で5800円
2日後、6月17日検針で、1立方2130円は、どうなっているんでしょう??
手術のために入院・転居とわかったら、せっかくキレイに清算しようとした店子にちょっと残酷ではありませんか。
金の話だけでねぎらいがなかったのは、もっと悲しくありませんか。
大家さんはこの現実を知っているのでしょうか。
松尾家は昭和5年から大家さんをしております。
今の時代には合わないやり方ですが、私一代は引き継ごうと思っています。
ある手紙
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彼と四十年前に縁のあった者です。
まさかこんな形で岐阜に居るとは、今までわかりませんでした。小生のできることでと自立を考えています。二十九日には手術。それに伴う通院の為転居もあり、家内の時間が不規則な為、お隣に誤解をうけたかもしれません。
あなたに迷惑がかからないようになにかあったら連絡ください。
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大家さんとしては間違っていなくても、私はお客様に関わりすぎますので、水商売失格です。それを認めます。だけど、「とうふ屋 桂庵」は、私一人だけのものです。私は店が続いていくこと、何らかの形で豆腐屋の名を残せればいいと思っています。こんな水商売があってもいいでしょう。お客様はビックリされましたが、とても喜んでくださいました。たぶんずっと付き合っていくことになるでしょう。感謝。
ブログが溜まりに溜まった桂ママのピンチヒッターです。
今日は暑い日でしたので、のど越しの良い「冷やし白玉ぜんざい」を作りました。
ぜんざいのあんこは手抜きをしてしまったので、白玉について。
最も一般的な作り方は白玉粉を水で練りますが、うちは豆腐屋なので絹ごし豆腐で練ります。豆腐で練ると、冷蔵庫で冷やしてもモチモチ感が残って食べやすくなります。
作り方は水で練るのと同じ。分量などレシピは色々ありますが、白玉粉に様子を見ながら豆腐を加えていきます。耳たぶくらいの固さが目安です。
豆腐で練った白玉の味ですが、トーフトーフした感じではありません。
白玉のルーツは、飲茶の豆花だそうですが、豆花はもろに豆腐にシロップをかけて食べたようなスイーツで、ちょっと違和感があります(と私は思います)。
でも、豆腐で練った白玉はすんなり食べられる感じです。
ちなみに豆花、食べたことありますか?
私は台湾で食べました。旅行雑誌に現地のスイーツということで紹介されていて、見た目は杏仁豆腐っぽく、おいしそうに見えたのでトライしたのですが、見事に豆腐にシロップをかけた味でした…。
慣れかもしれないけど、ちょっとビミョー。
さてさて、この白玉。作る前はちょっと面倒…と思いましたが、作り始めると準備も片づけも簡単。ちびっこのお菓子教室ネタにピッタリです。
粘土をこねるみたいに、粉をこねこね。こねたら小さく丸めて、お湯の中にポチョンポチョン。ふわ~っと浮いてきたら、冷たいお水にとります。
って、おままごとの延長で覚えてくれそうです。
あとは、できあがった大量の白玉だんごをうれしそうに差し出す娘に応えて、「もうお腹いっぱいだよぉ~(汗)」と言いながら食べてくれるパパがいればバッチリ!
今日は暑い日でしたので、のど越しの良い「冷やし白玉ぜんざい」を作りました。
ぜんざいのあんこは手抜きをしてしまったので、白玉について。
最も一般的な作り方は白玉粉を水で練りますが、うちは豆腐屋なので絹ごし豆腐で練ります。豆腐で練ると、冷蔵庫で冷やしてもモチモチ感が残って食べやすくなります。
作り方は水で練るのと同じ。分量などレシピは色々ありますが、白玉粉に様子を見ながら豆腐を加えていきます。耳たぶくらいの固さが目安です。
豆腐で練った白玉の味ですが、トーフトーフした感じではありません。
白玉のルーツは、飲茶の豆花だそうですが、豆花はもろに豆腐にシロップをかけて食べたようなスイーツで、ちょっと違和感があります(と私は思います)。
でも、豆腐で練った白玉はすんなり食べられる感じです。
ちなみに豆花、食べたことありますか?
私は台湾で食べました。旅行雑誌に現地のスイーツということで紹介されていて、見た目は杏仁豆腐っぽく、おいしそうに見えたのでトライしたのですが、見事に豆腐にシロップをかけた味でした…。
慣れかもしれないけど、ちょっとビミョー。
さてさて、この白玉。作る前はちょっと面倒…と思いましたが、作り始めると準備も片づけも簡単。ちびっこのお菓子教室ネタにピッタリです。
粘土をこねるみたいに、粉をこねこね。こねたら小さく丸めて、お湯の中にポチョンポチョン。ふわ~っと浮いてきたら、冷たいお水にとります。
って、おままごとの延長で覚えてくれそうです。
あとは、できあがった大量の白玉だんごをうれしそうに差し出す娘に応えて、「もうお腹いっぱいだよぉ~(汗)」と言いながら食べてくれるパパがいればバッチリ!
一茂くんからの発信は、食卓のマットです。
テーブルクロスをかけての食事はあこがれでした。
新婚時代の赤のギンガムチェックのクロスは、可愛いと思いますが、食事時以外は、働くテーブルでしたので、続きませんでした。
汁椀も丼もある日本の食事では、クロスにこぼれることも多いです。目くじらを立てていては、食事がつまらなくなります。
気楽におしゃれとなると、クロスよりもマットにかぎります。
マットを手作りするなら、外布地が厚ければ、しん地はいりません。
薄いときは、接着しんをアイロンではりつけます。中表に縫って返すか、バイアスで縁取りをして、洗濯に耐えられるように周囲にステッチをかっちりとかけます。
ミシン仕事が上手な人にお願いすれば、あっという間です。
縫う時間よりも布選びの時間が∞かな?女の楽しみです。
木綿がグラスのしずくを吸い取ってくれるので、使いやすいのでしょうか?
市販されているものは、キルティングの木綿製が多いかな?
大きさは、着物の反物の幅がちょうどいいのです。
機を織り、着る物を作ることは、かっての女の仕事でした。
松尾家でも、明治4年生まれの曾おばあさんは、とても上手でした。
モーターのついた、動力織機などないから、1反の簡単な縞を織るのにも2日も3日もかかります。織るだけでも大変ですが、真綿から細い糸を指先でつむいで1反分をためこみ、縞や絣の柄を決めて、紺屋にたのんで糸染めをする準備の仕事も勘定すれば、全く気の遠くなるような辛抱です。
外国のホームスパンは、わが国の紬にあたります。
マットを手作りするなら、この紬で作るとベストです。
私の憧れは郡上紬です。
冬の長いところでは、労働もさることながら、天蚕としての山繭が素晴らしいのです。
クヌギやナラなどの葉を食べて育つ繭です。
絹といえども、気取ったところがありません。そんなところが、食卓にやすらぎとやわらぎをくれるのでしょうか?。いま、一番欲しいです。
テーブルクロスをかけての食事はあこがれでした。
新婚時代の赤のギンガムチェックのクロスは、可愛いと思いますが、食事時以外は、働くテーブルでしたので、続きませんでした。
汁椀も丼もある日本の食事では、クロスにこぼれることも多いです。目くじらを立てていては、食事がつまらなくなります。
気楽におしゃれとなると、クロスよりもマットにかぎります。
マットを手作りするなら、外布地が厚ければ、しん地はいりません。
薄いときは、接着しんをアイロンではりつけます。中表に縫って返すか、バイアスで縁取りをして、洗濯に耐えられるように周囲にステッチをかっちりとかけます。
ミシン仕事が上手な人にお願いすれば、あっという間です。
縫う時間よりも布選びの時間が∞かな?女の楽しみです。
木綿がグラスのしずくを吸い取ってくれるので、使いやすいのでしょうか?
市販されているものは、キルティングの木綿製が多いかな?
大きさは、着物の反物の幅がちょうどいいのです。
機を織り、着る物を作ることは、かっての女の仕事でした。
松尾家でも、明治4年生まれの曾おばあさんは、とても上手でした。
モーターのついた、動力織機などないから、1反の簡単な縞を織るのにも2日も3日もかかります。織るだけでも大変ですが、真綿から細い糸を指先でつむいで1反分をためこみ、縞や絣の柄を決めて、紺屋にたのんで糸染めをする準備の仕事も勘定すれば、全く気の遠くなるような辛抱です。
外国のホームスパンは、わが国の紬にあたります。
マットを手作りするなら、この紬で作るとベストです。
私の憧れは郡上紬です。
冬の長いところでは、労働もさることながら、天蚕としての山繭が素晴らしいのです。
クヌギやナラなどの葉を食べて育つ繭です。
絹といえども、気取ったところがありません。そんなところが、食卓にやすらぎとやわらぎをくれるのでしょうか?。いま、一番欲しいです。