ごくろうさま

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keian 2010-3-2 18:10
ろくなことないわ。
ごくろうさまとおつかれさまについてです。
私は頼まれても、いやなことは断るくせに、すぐに、自分から手を出します。
お金を貸すこともあります。
計算高いので、借用証書もとりますし、請求もします。
利息はとりませんが、自分の心の満足をとります。

お金を返してもらいに、こちらから、でむきますが、相手の言葉に敏感に反応する自分が情けないです。
相手に言われたとおりのことを書きます。ブログのファンの皆様、どう思われますか?
 
<こちらから、いかなければいけないのに、きていただきまして、ごくろうさまです。>

それはないやろ。ごくろうさまは、目下にいう言葉やろ。

かって、私の接客の言葉が、めちゃくちゃと言われたことまでに、敏感に反応してしまいました。ずっと、さかのぼって、17年前からの縁まで思い出してきました。

穏やかに、生きていこうと思ったら、自分も、聞き流してもらえるように、軽くなることだと、やっと、気がつきました。
ごくろうさまの不愉快は、返してもらいたかったら、黙っていることと教えてくれた人がいます。ごくろうさまは年寄りの言う言葉やと聞き流しなさいと諭してくれた人がいます。

お金を100万円貸して、集金するよりも、100万円貯められるように、集金するほうがええわ。私は、すじみちを間違えていました。
昨日は、その殿方に同行して、眼鏡の買い物につきあいました。
今日は、その殿方に同行するために、スーツの下見に行ってきました。
2軒とも、量販店ですが、接客の一生懸命なこと。その言葉使いが、私にしてみれば、気分がわるくなるほどでしたが、敏感に反応してはいけません。

岐阜って、ええとこや。
全然、つながりのない人が、片方で落ち込んでいるときに、片方が拾い上げてくれる。
私の女将さん修行は、心穏やかにすることです。性急にならないことです。
聞き流すためには、言葉に敏感に反応してはいけません。<たあけ>になること。

びすけっと

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keian 2010-3-1 10:26
旭川動物園に行ったからと、若い人が、美味しいものをいろいろと送ってきてくださいました。
函館朝市のいかめし。

私は、もち米100%で作っていましたが、うるち米が75%です。
よし子のところで会う、イケメンのたけちゃんは、帯広出身ですが、うるち米だと言っていました。
いかめんたいこ
これも、今まで食べたことがない作り方です。皮がついていて、身が広く切ってあります。
えびせんは、濃厚な味です。
札幌農学校印ミルククッキーは、彼女の小学校時代を知っているだけに、感動モノでした。
彼女は、算数ができなくて、飼い犬のジミー初代とともに、勉強するよりも、ぼーっと
していたいという子でした。何もかも、遅れていましたが、ジミーが病気になったときに、
助けてあげたいというその一心で目覚めました。。
そして、私の一番大好きなマルセイバターサンドも入れてありました。
東京の、小川軒のレーズンウイッチも大好きです。スリジェのレーズンバターサンドも大好きです。困ることは、必ず食べてしまうほどの好物であることです。これがあるうちは、もう、何もいりません。定番の5個入りではなく、4個入りを買ってきてくれました。これも、初めてです。
どんなに、知っているモノでも、今、いただいたのは初めてですから、これは、初めですと御挨拶するのは、くださった方への心遣いです。師の村上祥子に、青竹にしこんだ水ようかんを送ったときのことですが、思い出す度に、肝が縮むことを通り越して、手をふりたくなります。
2月28日は、ビスケットの日。小さな焼き菓子をイギリス式には、ビスケット。
アメリカ式には、クッキー。フランス式には、サブレとよびます。こうちゃんの誕生日なので、師のレシピでお名前クッキーを焼きました。いつものレシピと違ったモノなので、私は
またひとつ、勉強しました。たくさんの殿方にプレゼントをしてきましたが、初めてのドキドキを忘れないで、作ろうと思いました。

いちりんざし

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keian 2010-2-28 22:47
いろいろなことがあり、UPがおくれております。
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なんでも桂庵。なんとか桂庵。
一茂くんが、東京ばななというお菓子を持って訪ねてきてくれました。
ちょうど、お客様の時間がせまってきていました。でも、彼とのトークで
土曜日は、続けてこられたのです。
深紅の長襦袢のままで、受け取りました。
私は、そんなに美しくはありませんが、みぐるしくもないと思っています。
おしゃれも大好きです。ただ、人目を意識して生きるのが苦手です。
恥ずかしいという感情も持っていますが、それよりも、常識破りなのでしょうね。純情な彼は、<一輪ざし>という課題をくれました。

桂庵の入り口には、一輪だけを飾っています。もとは、利休と一輪の
朝顔の逸話からです。あちらこちらで聞く話ですが、一番の古典は、
茶話指月集、千宗旦の門人、藤村庸軒が聞きおいていたことを、弟子の
久須美疎安が書き留めておいたことです。

不況の経済を語るのに、
マクロ<総論>とミクロ<各論>を引き合いにだしますが、これを
一輪の花になぞらえたら、どうでしょう?
無限に咲く花の中から、一輪を選ぶのも、一輪だけ咲いているものを
選ぶのも、花器のなかでの美しさは同じでしょう?どちらも、言うよりも
見る人の感動で決めればいいこと。どちらにもなりきるのが、お客様あってのこの商売。
一茂くんには、一輪ざしに生けるときは、大好きな女のひとの姿を意識してと伝えました。ちょっと、色っぽい話かな?

ちょっと、ずれますが、中日新聞2月27日の夕刊で、
おもしろガイド、幕の内外という記事のなかで、歌舞伎における下座音楽のセンスですが、
縁切り場の直後に流れる、花魁をたたえるめでたい唄の皮肉な効果を
書いてあります。人情やね。私は男が大好きや。女に生れてよかったわ。

草食系男子

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keian 2010-2-27 11:05
資料紛失。
神戸新聞、2月24日付けの一面,一番下の細長いコラムに書かれていたのですが、切り抜きが見当たりません。記憶を頼りに書きますので、御無礼があったら、お許しくださいね。
草食系男子というのは、人と争うことを好まない、転じて、野菜中心の食生活を好む殿方であり、肉食系女子と相まって、セックスから、家庭生活の役割が逆転をいうみたいですね。
労働争議の組合活動の中に、弁当の作り方教室を入れて欲しいという希望があったそうですが、実現したようです。

私の51年のかかわりでは、すすむくんとこうちゃんが、草食系かな?
配偶者は身近すぎて、判断つきかねますが草食系でしょうね?
でなかったら、私のような、女と暮らしてゆけないでしょうからとは、松尾とくさんの弁です。
 
草食系の方は、卵料理が好きな印象を受けます。
卵も、動物の命をいただくのですが、走って、結末をつけて、手に入れることがない食材ですから、、泣き声をきかなくてもいいということかもしれません。

お弁当を作らせていただくと、卵焼きの好きな殿方って多いのですよ。
お母さんの味をひきずっていますから、例外は数知れずですが、ふわっとしたのがいいみたいです。
ふんわりのコツは、油のいれかたと、余熱の使い方で決まりますが、お弁当は、時間がたって食べるものですから、、ここが難所です。
その場で作って、食べていただく出し巻きは卵に対して、半分まで入ります。熱々を食べると、とても美味しいです。
お弁当用の代表的な味は、巻きずしの芯になる厚焼き卵です。
卵1個に対し、大さじ1の砂糖が入ります。甘くしたくないときは、みりんと半々にします。手前から、向こうからと、巻いていく順番よりも、大切なのは、油を含ませたティッシュで、卵液を流すごとにふくことです。計算すると、卵1個に対し大さじ1の油が入ることになり、オムレツのバターの量と同じになります。焼き色は、恋の色のつもりで仕上げます。

しんどふじ

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keian 2010-2-26 12:57
水曜日は主婦の日で木曜日には、アップすることになっていましたが、PCクラブでとても、疲れて寝てしまいました。
京町にも籍があるのにもかかわらず、金華にも浮気して、習いに行っています。
それを知ってか、知らずか?金華公民館長さんに、大目玉をいただきました。
昼下がりならぬ、昼前の情事ならぬ、揉め事です。
理由は、公民館の前の駐車です。
主婦は甘いと反省です。でも、どえらいこと怒った彼の方が、<松尾太郎くんは元気>と尋ねてくれましたので、気をつかっているのでしょう?
私は、叱られたおかげで、授業のサボタージュができてよかったです。
だって、わけわからんことばかりで、眠くてしかたがなかったから。

ということで、心配してメールをくださった主婦もいてくださいます。ありがとうございます。
彼女の話を、今日は、書かせていただきます。
朝日新聞2月15日付けの<米飯給食 食の教育のためにも>という記事からですが、
身土不二という言葉です。
人間の体と土は一体だという意味です。。
明治時代に軍医の石塚左玄らが起こした食養道運動のスローガンに使われ、自分の住む土地の四里四方、一六キロ以内でとれた旬のモノを食べること理想です。
私的に解釈すれば、近くのものは、運ぶ人間の手間と時間がかからんだけに、一番適正な値段で手に入るということだと思いますが、これが、御馳走となると、走って集める遠くのものとなります。現実に、料理屋では、お客様は珍しい食材を望まれます。
ですから、取り寄せも多いに行います。
主婦の感覚を飛び越えたものを取り寄せていましたから、、
当時の配偶者がよく黙っていてくれたと、いまさらながらに感謝。
自分が作っているうちに、本物の味が知りたくて、フィラデルフィアのコーリンストリートベーカリーのフルーツケーキや、ロンドンのクリスマスプディングです。濃厚な味で、忘れられません。こんなものを食べている国とケンカしたって、勝てへん。

りぼん

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keian 2010-2-24 17:03
知り合いの若いひとが、男の子を出産しました。
岩佐マタニュティにまで、お見舞いに行ってきました。
うちの松尾とくさんが、産科のお見舞いだけは、ほがらかでいいと言っていましたが、
そのとおりですね。
本当は、お部屋にはいるのは、親族だけらしいですが、そこは、とうふ屋桂庵は、顔パスであります。

さて、お見舞いの品ですが、御馳走もいいですが、できたてで、軽くつまめるものの方が、いいかと思案しました。
JR岐阜駅裏のサカエパンは、子供が、河合塾に通っていたころの憧れの店です。
家で焼くパンとも、違った味わいがあります。
人気のあんパンと私の好きなカレンズの入ったミニ食パンにしました。。
とうふにちなんで、うの花いり煮と五目豆です。できたてです。
両方とも、おかげさまで、ファンがいてくださって、毎週水曜日と金曜日は、さる老舗の寿司屋さんにも、お届けさせていただいております。
自分の店だけでなく、ファンがいてくださることこそ、一番の幸せです。

それから、思い立って、用意したのが、大きなビニール袋です。
生まれた日から、5日で退院ですが、産科はいただきものや、赤ちゃんのものなど、きっと荷物が多くなるような気がしたからです。
仕訳がしやすいように、半透明の乳白色にしました。この色なら、中も見えすぎなくていいです。重いものを入れても、破れないように、0.4ミリの厚さです。
65センチ×80センチです。下内屋さんで、10枚150円でした。
こういうものは、100円ショップよりも、ここに限ります。残念なことに、ラッピングはないので、工夫が必要です。メッセージとピンクのリボンを用意しなくてはなりませんね。
料理もですが、サプライズには、おしゃれのセンスが必要です。
最近になって、私も、やっと、おしゃれに目覚めました。
酔っぱらった、こうちゃんに半分ふざけて、リボンを買ってと言ったら、忘れないで、本当に買ってくれました。とても、嬉しい。

お代は、

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keian 2010-2-23 13:44
みなさん、ありがとう。
私のブログは、パワーがないです。
私の師の村上祥子のブログは、パワーがあります。
ここでいうパワーとは、気力ではなく、数の力です。
数が多くなければ、モノにはなりません。モノになるということは、売り物になるということで、社会のバロメーターです。
私は、一年間は、続けてみようという気力だけです。それでも、このブログを欠かさず、読んでくださる方、メールをくださる方がいてくださいます。また、このブログのプリントアウトしたものを、手紙に使ってくださる方もいてくださいます。
数の論理の基準では、そのものの価値をもとめるよりも、皆とおなじでもとめるひとも
ありえるわけです。
私のブログは、自分を見つめるために書いております。
読んでくださった方と幸せの基準が同じだといいのですが、、、

ええおとこに、歳はない。
こうちゃんのことで、山岡さんと、何度も交信しておりますが、彼は昭和16年生まれと、
今日、お聞きしました。
ええおとこにすぐ惚れる私は、なんと、節操がないのでしょう。
<わしがいく>と言い切ってくださるのは、かっこいいです。
<もう、ええ。わかった。>と言い切ってくださるのは、安心します。
私は、女のくせに、はっきりと言い切りすぎますから、反感を買うことも多いですが、
かわりに、こういう方には、好かれます。

言い切ることは自分の責任です。
直接、観ていたわけではありませんが、織田信長の子孫の選手は、かっこいいですね。

かっこいいことはつらいことが多いからです。
人の話を聞くのもそうや。つらい話を話すと楽になるけど、聞いたほうはつらくて
誰にもいわないでとめておくこともあります。
昨日は、5時間、こうちゃんの話をききました。
話すことができるように、こうちゃんの食べたいものを一緒に作りました。
聞いて、あんまり、つらい話だったけど、お代をいただきました。いただくことが、
こうちゃんへの礼儀だと思ったからです。

いそがしいなかでも

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keian 2010-2-22 11:01
こうちゃんと同行で、名古屋駅まで、4月19日か20日に行くことになりました。
こうちゃんのお義兄さんと会う話がまとまったからです。
名古屋駅は、よし子の息子のひであきに、支援のハンカチを毎週差し入れするために、
降りた駅ですが、さて、三重県の伊賀市から、出てきてもらう人との待ち合わせとなると、
どうしていいやら、、。世話焼き桂庵も、悩みます。
RIEさんとの待ち合わせにつかった、広小路口の改札を出たところの喫茶店がいいかなと、勝手に判断しましたが、大都会です。約束しても、店が変わっていたらと不安になりました。
考えていても、仕方ない。
名古屋までのJRの切符代、450円×2をなんとか、捻出しました。
せっかく、行くのだからと、名古屋在の若い人に連絡をいれましたが、一人は、今、北海道の旭川の動物園、一人は、今、安産祈願の塩釜神社でした。
もう、いいや。乗り掛かった船や。そのためだけに行くのもわるくない。人のためにするってことは、こういうことや。
それよりも、生き方不明だったこうちゃんに会えるといってみえた、お義兄さんの電話の声が、耳に残ってなりません。
今日、こうちゃんにお好み焼きを食べてもらいながら、今後のことを、また、今までのことをゆっくりと聞くためには、先のことでも、とにかく、行ってこようと出かけました。
私は、人と一緒にボランティアが苦手です。いつも、ひとりよがりです。大正解でした。
JRの若い人のおかげです。
足のちょっとわるいこうちゃんのことや、私にとっては初めて会うお義兄さんのこと、
どこで待ち合わせたらいいのかを、相談しました。
JRの関西線でも、近鉄線でも、一番良い方法は、その列車の到着にあわせて、ホームで待つことです。
忙しい中でも、時間があるからと、改札口で話を聞いてくれた若い車掌さんは、なんと、優しく美しいのでしょう。このことを忘れないように、ケータイで広小路口の写真を撮ってきました。

ふぉんでゅ

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keian 2010-2-21 10:28
一茂くんからのトークはフォンデュについてです。
いま、お客様からの注文が多い鍋だそうですが、チーズフォンデュとチョコレートフォンデュに限っていえば、片手の土鍋です。日本のゆきひら鍋とちがうのは、フタがないことかな?当然のことながら、厚手の陶器なら、代用はできます。
私なんかは、一人だけで、チャッチャッと食べたいときは、電子レンジで溶かして、絡めて、食べちゃうくらいですが、これも、小さなフォンデュ鍋で一人分のチーズ、80グラムを溶かして食べれば、なかなかのものです。フランスパンに絡めて食べるのが、本格的とされていますが、もし、和食的に組ませるなら、海苔がおすすめです。
ただし、海苔は薄くて、、食感も軽いものですから、そのことを忘れないで、本格的とされていることを、あえて抜きます。どういうことかというと、鍋に香りづけのニンニクをこすりつけることと、キルシュというサクランボのリキュールを、コーンスターチのとろみづけのために使うことです。

チョコレートフォンデュは、チョコレートを溶かして、フルーツやナッツを絡めて食べますが、濃厚な味わいです。
なによりも、テンパリングと言いますが、複雑な温度調節を考えて、せっかく、かためても、つやのないチョコレートを食べる無残さがなくていいです。鍋に残ったチョコレートも熱いミルクで溶かして飲んでしまえます。

簡単で、濃厚な料理だからこそ、鍋が大事の見本です。

もう、ひとつはオイルフォンデュといって、その場で揚げながら食べるくし揚げです。

油が飛び散らないように、口元が狭まっています。
くし揚げを、縦にいれるのですから、深いです。
フォンデュといっても、これこそ、スイスではなく、フランスのブルゴーニュ地方の名物鍋です。牛肉の角切りを素揚げしては、好みのたれで食べますが、結構なことにしょうゆが合うので、和食的といえるかもしれません。おいるしゃぶしゃぶと名付けてもいいかな?

まったくべつもの

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keian 2010-2-20 13:24
えっ、とんでもない。
しし肉を持ち込む方がみえました。
断わりたくても、断れませんでした。

私の師の村上祥子からの手紙ですが、チャンスの神様は前髪しかないとお母様から、言われてきたということを思い出したからです。
幸運の女神は、前髪をつかめ。
チャンスは後から追いかけてもムダということです。
ギリシャ神話で、運命の女神とされる、チューケーには、これといった話はないんですが、、これが、英語のフォーチュンの語源です。富をあらわすのかな?硬貨にもきざまれているそうです。

チャンスだと、考えれば、カネになる。散々、苦労したのが、このレシピです。
合わせ味噌を用意することが、肝心なところ。
それから、豚汁を作るのではないので、飲める汁にはしないこと。
当然、その分だけ、塩を足します。
のどこしても、辛いと感じるまでです。胡椒をひいてもいいかな?

いのししは豚の仲間ですが、においを消せば、なんとなく、牛の赤身肉と似ています。
においをけすには、しょうがが通り相場です。

いのしし鍋を、懐石のコースでたべさせる評判のいい店があります。
風景で勝負する、松尾池のほとり、岩舟荘もわるくはありませんが、全く別もの。
その鍋だしを、試食させていただき、涙がでるほど、くやしかったのです。
ふくいくとかおる、ひきたてのだしで、かくし味が、二つ、きいています。
もう、死んでもいいくらいの覚悟で味を確かめました。
かなわないと思います。
チャンスでした。料理屋として生きていく覚悟を決めるチャンスでした。

においを消すだけではなく、かおりまでひきだすこと。
しょうがをするだけでは、完成しません。
苦しかったけど、持ち込まれた方に感謝です。
いのしし肉は季節のものです。どうぞ、おっしゃってくださいませね。
また、桂庵で食べて、我が家でもとお望みのお方も、どうぞ、おっしゃてくださいませね。
牛のモモ肉でのしし鍋風も作らさせていただきます。ほんと、美味しいですよ。
 
〒500-8034 岐阜県岐阜市本町 5-23
TEL : (058)-262-4015
FAX : (058)-262-4015
URL : http://www.k-an.jp
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女将の著書
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